ドイツの首都ベルリン近郊のミュゲル湖畔にある自宅の庭で取材に応じる第2次世界大戦の経験者ルッツ・ラッコウさん(2020年4月30日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【5月11日 AFP】欧州における第2次世界大戦(World War II)の終結から75年を経た今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)が、戦後最悪といわれる経済的・社会的大混乱をもたらしている。 AFPはイスラエル、英国、フランス、ドイツ、ロシアの5か国で、1940年代の激変を生き抜いた人に今日の状況について思うことを聞いた。 ■ドイツ:ルッツ・ラッコウ(Lutz Rackow)さん ラッコウさん(88)は、戦時中に育ったベルリン南東部の家に今も住んでいる。ラッコウさんにとって、今の状況は当時とはまったく異なる。 終戦を迎えた1945年は「完全な非常事態だった」と、ラ
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