「ロミオとジュリエット」といえば世界一有名な恋愛悲劇として、誰もが知っているお話でしょう。しかし実際に上演されている舞台を見たことの無い人も多いかもしれません。それでも今は録画された舞台の映像が専門チャンネルで流れる事もありますし、何度も映画化されているのでそれを見た人も含めれば世間の多数派になるのではないでしょうか。 私も最近まで特に興味もなく深く知らなかったのですが、縁あって舞台のビデオを見たところ、そのストレートな面白さにすっかり関心しました。もちろんシェイクスピアの代表作とも言えますし、面白いのは当然なのですが、時代背景などを調べ始めるとその奥深さにも驚きました。 主役の二人、ジュリエットは14歳、ロミオも同じくらいの設定ですが、この若い二人が恋に落ちて、やがて不運なすれ違いから二人共生命を失います。その大きな要因の一つが二人の生まれた家同士の確執というのは有名な設定ですが、ではど
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