先週の日曜日は青梅マラソンがある予定だったのですが、ご存知の通りの積雪で中止。せっかく娘と応援に行こうと思っていたのに、残念な結果となってしまいました。 で、翌日書店で手に取ったのが『東京マラソン』という新書。最近のブームに乗って、様々な出版社から新書が出版されているわけですが、こちらはベースボール・マガジン社による新書シリーズの中の一冊。実は元・青梅市民としては、東京マラソンには少なからぬ敵意を抱いているのですが(参考記事)、だからといって避けていては敵に勝つ(?)ことはできません。ということで、興味半分で手を伸ばした次第。 結論から言って、非常に面白い本でした。著者の遠藤雅彦さんは、教育庁で東京マラソン担当の参事をされた方。つまり実務の中心におられた方が、直々に東京マラソンの裏側を語ったのが本書です。内容は多岐にわたり、参加者数の予想や参加料の設定、あのようなコースが設定された経緯(な