昨日MIJSのコンソーシアム内での技術発表会があり、理事会の方から「参加ベンダーの技術者が集まるイベントなので、技術者に元気を与えられるような人に講演をお願いしたい」という話があったので、はてな伊藤さんに講演をお願いした。 伊藤さんにお願いしようと思ったのは、伊藤さんなら、エンタープライズの世界にウェブの世界の元気な風を吹き込んでくれるのではないかと思ったからだ。 以下、私なりに講演の内容をまとめてみた。 ■「建物の建て方」 つくる対象がどのようなものかで、作り方は当然変わってくる。これは建物もソフトウェアも同じ。1階建ての格好良い小さなロッジを建てるのと、60階建ての安全で高品質な巨大ビルを建てるのとは方法も道具も異なる。ロッジを建てる時にはノコギリを使うが、巨大ビルを建てるにはクレーンを使う。 よくブログの世界でソフトウェアの開発について、ぜんぜん違うことをやっている人が同じ土俵で議論
はっきり書いていないけれど、このブログでも、私はiPhoneに対して割と冷ややかだった。アメリカの業界でも、パソコン系・ギークメディア系の人たちがハイプしている割に、携帯電話系の人たちは冷ややかな態度を保っていた。電話としてみると、評価が低くなってしまう点が多い。ただ、列ができたりして、初速滑り出しがよかったので、私も含めて懐疑派はしばらく沈黙して様子見、になっていたけれど。 昨日のiPhone値下げの話を聞くと、やっぱり、キャリア1社であの数字は無理、ということだったんだろうと思う。AT&Tの新規加入者ペースと、過去の米国と欧州でのスマートフォン販売ペースや比率などを総合すると、いかにiPhone効果で爆発的に売れても、来年末までに1000万台ってのは苦しい。秋〜冬の販売シーズンに向けて、もういっちょ加速してやらないと・・・ということなのだと思うが、値下げしても、米国でAT&T1社のまま
Ionut Alex spotted a new ability of Google Video’s often-ignored closed captioning feature. Turns out you can attach multiple closed captioning files to a single video, and users can choose the one they want. In essence, you get to provide subtitles in multiple languages, if you’re willing to do the work, and a simple arrow next to the CC logo lets the user pick the right one for the job. A video
2007年06月15日02:15 カテゴリArt 幸福を痛感する これぞ、梅田節。 My Life Between Silicon Valley and Japan - 最近つくづく思うこと 現代に生きる幸福を痛感する。 そう。幸福は、痛感するものなのである。 la_causette: 「多少のコストを覚悟」させたら優秀な書き手は逃げてしまう結局、今の商用ブログ環境だと、匿名の陰に隠れて他人のブログのコメント欄でブログ主等を執拗に個人攻撃することを恥じ入ることがない人々や集団が事実上支配することとなり、彼らのの知的レベルにブログ界が長期的に収斂してしまうことが予想されるのであり、情報サービスとしては、メディアを飲み込むどころか、メディアに鼻で笑われるようなレベルのものにしかならなくなります。 痛感の欠如に痛感を禁じ得ない。 私も梅田さんも、コメント欄もTBもオープンにしている。私はsplo
お気に入り巡回先の、羨望は無知の「なぜ「デザイン」という行為、「デザイナー」という職業は誤解されるのか」や、分裂勘違い君劇場の「エンジニアの方が優れたユーザインタフェースデザインができる理由」、F's Garageの「エンジニアがダメなUIデザインをする原因」 のあたりのデザイン論が、あんまりデザインと縁のない人にデザインをわかりやすく説明してて面白い。面白いのだけどちょっと抽象的なんで、具体例の話とか書いてみるテスト。 最近、これらのエントリーで言及されるようなよいデザインを身をもって体験をした。それは画像管理ソフトPICASAのヘンテコなスクロールバー。 今まで気付かなかったけど、あのヘンなスクロールバーは単なるアヴァンギャルドやオシャレじゃあなかった。実は合理性に裏打ちされた素晴らしく美しいデザインだということに気付いた。 まずPICASAを知らない人に説明すると、このソフトのスクロ
2002年4月に大学で研究室を設立して、ちょうど5年がたった。 5年間の確かな成果と言えるのは、博士号取得者をようやく一人出すことができたことぐらいだろうか。 研究に関しては、結局、満足のいく成果を出すことができなかった。 もちろん、学生が学位を取るためには研究成果を出して論文を書かなければならないのであるが、僕にとっては、学生たちがどんなに論文を書いても、実装されたものがちゃんと研究室で引き継げる形で共有可能になっていないものは、研究室の成果として認めることができない。 僕のいる研究室では、主に次の4つの研究を行ってきた。 1.コンテンツへのアノテーションの枠組みに関する主に基礎的な研究 2.特にビデオを対象としたアノテーションとその応用の研究 3.特に対面式の会議を対象とした実世界コンテンツの制作と利用の研究 4.個人用の知的な乗り物とその応用、またそれを取り巻くインフラに関する研究
勉強会に参加する意味 2007年03月07日 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長 佐々木 かをり 地方からも定期的に参加 「やっぱり来ようと思って」と、笑顔でその女性は答えた。沖縄から、講座の説明会に出席した人だ。 イー・ウーマンで開催している「講演者総合養成講座」は、第5期を迎える。その説明会に沖縄から、福岡から、岡山からと、地方からもたくさんの方が出席された。限定12名での一流講師陣の講座であるから、ということ。そしてパブリックスピーカーを養成するという今までにない内容の講座であるということ。そして、学ぶ仲間の質が高いということが、その熱意の源になっているのだろう。全20回の講座に毎週のように沖縄や大阪などから通うというのは、並大抵の熱意ではない。コミットメントがあるからこそ、その人は、講座から学び、価値をつくりだし、大きく成長するのだと考える。 向上心のある人に会いたいから 毎年夏
悲観主義とオプティミズム - My Life Between Silicon Valley and Japan もっと詳しい人や碩学な人はいそうだから簡単に。厭世主義、悲観主義で真っ先に名前があがるショーペンハウアーは、梅田さんのいう「生来の悲観主義」に浸っているわけではない。 著作『意志と表象としての世界』を紹介する松岡正剛さんの千夜千冊より、 そのペシミズムは、しばしば「厭世主義」とか「悲観主義」と訳されてきた。が、この訳語はあやしいと見たほうがいい。何かというとオプティミズム(楽観主義)と比較されすぎた。 ペシミズムは厭世主義なのではない。むしろ「最悪主義」なのであって、ペシミストは世間を厭っているのではなく、こんなものは最悪だと突き離せているだけなのだ。いや、世間がくだらないというのではない。世界はそういうくだらない世間しかつくれないと見切ったのだ。 (中略) かくてショーペンハウ
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