アジアやアフリカに図書館、学校を建て、子どもたちに奨学金を授与する教育NGO、Room to ReadのCEO、ジョン・ウッド氏をインタビューしてきた。 ジョン・ウッド氏はマイクロソフト社のアジア地域担当のエグゼキティブだった時に、バケーションでネパールに行った。ひょんなことから現地の学校を訪ねたところ、子どもたちの読める本がイジョーに少ないことに驚き、「本を持って帰ってくる」と約束してしまった。ジョンさんは自身が、子どものころから本の虫だったのだ。 最初は図書の寄贈で始まった活動が、どんどん本格的になっていった。しまいには開発途上国の子どもの教育をライフワークにするために、マイクロソフトも辞めてしまった。そうして作ったNGOが、今や驚くべき成果をあげている。2000年の設立からすでに3200の図書館を建て、120万人の子どもの教育状況を改善したというからスゴイ。まるでIT企業の成長グラフ