ゼンリンが作成した三次元地図データ(右下のモニター)を基に自動で飛行するドローン。物流手段として活用するためには課題は少なくない=福岡県北九州市門司区で2017年6月2日、高橋慶浩撮影 荷物約10キロ限界 災害時の現場確認や建設予定地の測量など、さまざまな場面で活用されている小型無人機「ドローン」。国はドローンのさらなる産業活用を成長戦略に掲げ、早ければ来年にも離島や山間部での荷物配送を実現させたいとしており、各企業が開発に力を注ぐ。必須となるのがドローンの「自動運転システム」。開発の現状を追った。【高橋慶浩】