表の「問題」「解答」をクリックすると当該科目の問題、解答のJPEG画像が見られます。「PDF」をクリックすると、当該科目の問題と解答が一体になったPDFファイルが開きます。「分析」は、駿台予備学校とベネッセコーポレーションの協力による当該科目の問題分析ページにリンクしています。 <注意>表紙や解答用紙など不要なページを除いたため、画像やPDFファイル下部にあるページ数は必ずしも連続していません。また、英語のリスニング音声については、毎日新聞社が再生用にデータ化しました。専用のICプレーヤーでの再生音と比べて、聞き取りにくかったり異なって聞こえることがあります。
ロシアのプーチン政権が第二次大戦中の日本軍の戦争責任を強調する動きを続けている。8月には旧関東軍の細菌兵器開発などに関する文書を公開。今月には旧ソ連が日本の戦犯を裁いた「ハバロフスク裁判」に関する学術会議を開き、プーチン大統領が歴史の「改ざん」を批判するメッセージを寄せた。専門家の見方を交え、その背景を考える。 「事実や公文書に基づく議論は、第二次世界大戦の歴史をゆがめる試みに対抗するために重要だ」 ロシア極東ハバロフスクで今月6日に開かれた学術会議の冒頭で、司会者がプーチン氏のメッセージを読み上げた。ラブロフ外相も「日本の軍国主義者の残虐行為を将来まで記憶することが重要」と述べるビデオメッセージを送った。 ハバロフスク裁判は1949年に関東軍の幹部や、細菌兵器の開発などに取り組んだ731部隊の隊員らを裁いたソ連の軍事裁判だ。ロシアの情報機関・連邦保安庁(FSB)は8月、学術会議に先立って
<Susumu Shimoyama “MEDIA IN 2050”> しばらく前までオリンピックの是非についてネットに書かれたコメントの多くに、「経済を考えると、オリンピックを開催したほうがいい」という意見があった。 私もオリンピック自体には、景気浮揚効果があるものとばかり思っていた。 しかし、ベント・フライフヨルグ、ダニエル・ルンらオックスフォード大学の三人が昨年9月に発表した論文「テールへの回帰―なぜオリンピックは破綻するのか」を読んで、そもそもオリンピックに経済浮揚効果があるかは極めて疑わしいということがわかり愕然とした。むしろ経済を考えれば、オリンピックはしないほうがいい、という調査結果なのだ。 フライフヨルグはビジネススクールの教授、ルンは統計学の専門家だ。
松尾さんの遺体が2階で見つかった元店舗の建物(左)と出火した店舗兼住居(中央)=岩手県花巻市東和町土沢で、山田豊撮影(画像の一部を加工しています) 岩手県花巻市の小さな商店街で11日朝、火災があり、出火元の隣の住居から1人の男性の遺体が見つかった。岩手の文化や自然に憧れ、「ついの住み家に」と東京から3日前に引っ越してきたばかりだった松尾利明さん(72)。新型コロナウイルスの感染を警戒され、入居が決まっていたマンションの住民に「しばらく来ないで」と告げられた。市からも転入届の提出を待つよう求められた。追われるように仮住まいに移ったばかりの悲劇だった。【山田豊】 東京都大田区で暮らし、以前は会社勤めなどをしていた松尾さんは、約30年前から同市を訪れていた。親しかった市内の男性飲食店主(62)によると、松尾さんは「全国の記念館や博物館を訪れるのが趣味」と話していたという。中でも、宮沢賢治らの記念
診断学は時空を超える【1】 あたりまえのことですが、昔も病気はありました。現代のような医学知識、医療技術がなかった頃はどのように病名をつけていたのでしょう。 怨霊に苦しめられて死んだ光源氏の正妻 約1000年前の平安時代中期に書かれた「源氏物語」には、中心人物が怨霊(おんりょう)に苦しめられる話が出てきます(怨霊は「夕顔」「葵」「若菜下」「柏木」の各巻に登場します)。源氏物語は架空の物語ではありますが、そこに描かれているのは、当時の貴族の風俗、生活、常識です。「怨霊」の話も、現代の私たちから見れば単なる怪談話ですが、平安時代の貴族たちにとっては、リアルで身近な現実の話であったのです。とりわけ「葵」の巻では、怨霊はドラマティックに登場します。 光源氏の正妻で、妊娠中の葵の上は、賀茂祭(葵祭)に車で出かけます。車争い(見やすい場所の取り合い)で、六条御息所(源氏の年上の恋人)に恥をかかせること
写真・文=半田カメラ これは、大仏写真家である半田カメラが、一般的に知名度は低いが素晴らしい!という国内の異空間スポットを、勝手に日本ワタシ遺産に登録、紹介するという、とても個人的で偏った企画です。 インパクト、ドキドキ感……まさに「巨大仏の見本」 「日本で一番高い山は?」と聞かれて答えられない日本人は、ほぼいないと思います。では「2番目に高い山は?」と聞かれたらどうでしょう。答えは北岳なのですが、悲しいかなグッと正解率が下がります。1番目に引けを取らない光るものを持ちながらも、2番目であるがゆえ知名度が低い。これを私は「第2位の悲劇」と呼んでいます。 巨大仏界でも同じことが言えます。地域にもよりますが、日本一高い牛久大仏は、それなりに知られる存在であると思います。私が「巨大仏が好き」と言うと、返ってくる答えのほとんどは「牛久大仏の他に大きい大仏なんてあるの?」です。それは大仏写真家を名乗
「子供の姓はどうしたらいいんでしょうね。みんな迷うと思いますよ」「家族の絆がなくなるので反対です」−−選択的夫婦別姓について、こういう言葉を耳にする。 江戸時代は庶民に正式な氏姓はなく、武家は夫婦別姓だったので、同姓という選択肢はなかった。そして今は別姓という選択肢がない。そこに「選択できる」という新しい案が浮上しているのだ。 にもかかわらず冒頭の意見を聞いてがくぜんとした。もしかしたら今の日本には「選択」の意味が根付いていないのかもしれない。 この記事は有料記事です。 残り549文字(全文774文字)
いのうえ・たつお 1954年、大阪市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授(法哲学専攻)。「共生の作法−−会話としての正義」でサントリー学芸賞、「法という企て」で和辻哲郎文化賞を受賞。近著に「リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください」(毎日新聞出版)=石戸諭撮影 「保守派にも護憲派にも戦略的な議論は望めない」−−。日本を代表する法哲学者で、「リベラリズム」をリードする井上達夫さん(61)=東京大大学院教授=は、安保法案の審議が大詰めを迎えている国会の現状をこう喝破する。9条削除論を提唱し、議論を呼んできた論客はいまをどう切るのか。ロングインタビューを3回にわけてお届けする。初回のテーマは「安保法案」。保守派、護憲派の論理を鋭く批判する井上さんの真意を聞いた。【石戸諭/デジタル報道センター】
「週休4日には何をするか」「週3日で仕事の効率を上げるには」。ワークショップで討論する参加者=東京都中野区で2014年9月18日、長谷川直亮撮影 「人生、仕事のためじゃない」…使い捨ての懸念も 慶応大特任助教、若新雄純(わかしんゆうじゅん)さんが提案する「ゆるい就職」が話題だ。若者に「週休4日で15万円」の仕事を紹介する人材派遣サービスという。若者の正社員志向や安定志向が高まっていると言われる今、「ゆるい就職」が若者を引きつけるのはなぜなのか。【小国綾子】 「今どき、若い世代が正社員で働くのって『負け』だと思うんです」。正社員で長時間労働に苦しむシステムエンジニアの男性(23)が発言すると、会場に集まった約60人の若者から賛意のどよめきが起こった。
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