米国の研究チームは、環境発電(エネルギーハーベスト)を利用するウェアラブル医療モニターの開発を進めている。体温や身体の動きを利用してフレキシブルセンサーを駆動し、生体信号をモニタリングすることを目指すという。 米ノースカロライナ州立大学(North Carolina State University)の研究チームは、ナノテクノロジーを使った超低消費電力センサー向けエネルギーハーベスト(環境発電)/ストレージデバイスの開発を進めている。この研究は連邦政府の資金の下、身体の熱や動作で電力を供給する、バッテリーが不要なウェアラブル医療モニターの実現を目指して行われている。 ノースカロライナ州立大学が主導するASSIST(Advanced Self-Powered Systems of Integrated Sensors Technologies、統合センサー技術の先端自己出力型システム)センタ
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