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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (8)

  • 数百匹のビーグル犬が死亡、米国の実験動物施設の劣悪な環境

    米農務省は、バージニア州カンバーランドで毒物研究用にビーグル5000匹を繁殖・飼育しているエンヴィゴ社について、過去1年間で70件以上の動物福祉法違反を記録した。(PHOTOGRAPH BY PETA) 5000匹以上のイヌが、糞とカビにまみれた狭いケージに押し込められていた。生後3週間の子イヌはケージの下の排泄物受けに閉じこめられ、乾燥した糞が体にこびりついていた。互いに争って死んだ個体もいた。そのうちの1匹は「内臓をえぐり出されて」死んでいた。 米国の動物福祉法に違反するこれらの行為は、最近発表された米農務省の報告書に記されたものだ。バージニア州にあるこの動物繁殖施設の所有者は、北米と欧州に20の拠点を持ち、製薬や生物医学の研究用に動物を提供するエンヴィゴ社。動物福祉法を管轄する農務省はしかし、何カ月もの間、同施設で飼育されていたイヌを押収することも、同施設の許可を停止したり取り消した

    数百匹のビーグル犬が死亡、米国の実験動物施設の劣悪な環境
    medihen
    medihen 2022/06/01
    エボラ出血熱を扱った『ホット・ゾーン』でも同じバージニア州の実験動物(サル)飼育施設の問題が扱われていた。バイオ研究集積地域(武漢とかも)を支える実験動物飼育施設は劣悪な環境で潜在的に危険そう。
  • クモやサソリの鋭い“武器”、強化の鍵は均一な重金属だった

    虹色の鋏角(きょうかく)を見せるハエトリグモの一種(Phidippus regius)。(PHOTOGRAPH BY EMANUELE BIGGI, NATURE PICTURE LIBRARY) マダニはシカにかみつく際、厚い毛皮を突き破らなければならない。ハキリアリは、頑丈な熱帯植物の葉をいとも簡単に切り裂く。サソリは尾を使って、自分より何倍も大きい獲物に毒を注入する。(参考記事:「自ら毒の体験も、生物毒に魅せられた科学者たち、新薬開発目指し」) 米オレゴン大学の物理学者ロバート・スコフィールド氏は、こうした驚異的な生物たちに魅了されてきた。小さな彼らは、どうやってそのような桁外れの力を発揮しているのだろうか? 9月1日付けで学術誌「Scientific Reports」に掲載された氏らの論文によると、その答えは、彼らがもつ“武器”や“道具”の原子レベルの構造にあるという。 一部の無脊

    クモやサソリの鋭い“武器”、強化の鍵は均一な重金属だった
    medihen
    medihen 2021/09/17
    ガイバーやらバオーやら → "個々の金属原子がたんぱく質に織り込まれ、丈夫で長持ちする複合材料になっていることを発見した。氏らはこれを「重元素バイオマテリアル」と名付けた"
  • 謎の高速電波バーストを観測、「あるはずがない場所」で発生

    夜空で最も明るい銀河の1つであるM81星雲。M81星雲の近くにあり、地球から1170万光年の距離にある球状星団からの高速電波バーストが検出されたことは、天文学者たちを驚かせた。(IMAGE BY ASA, ESA AND THE HUBBLE HERITAGE TEAM (STSCI/AURA)) 地球からそう遠くないところで発生した「高速電波バースト」が、天文学者たちを困惑させている。 高速電波バーストは、数ミリ秒以内に発生する激しい電波フラッシュだ。謎の多い現象ではあるものの、科学者たちは、発生源は「マグネター」と呼ばれる若くて寿命の短い天体ではないかと推測していた。しかし、査読前の論文を投稿するサーバー「arXiv(アーカイブ)」に5月24日付けで発表された論文によると、この高速電波バーストは、渦巻銀河M81の球状星団と呼ばれる古い星々の集まりから繰り返し発生していたという。 「ここ

    謎の高速電波バーストを観測、「あるはずがない場所」で発生
    medihen
    medihen 2021/06/01
    艦隊戦でもあって、宇宙戦艦の轟沈が多発したとか。
  • スペースX、18年間で宇宙飛行のトップランナーに

    スペースXの「ファルコンヘビー」ロケット。強力なこのロケットは、2019年に初めて商用貨物を宇宙に打ち上げることに成功した。ファルコン9ロケットのコア3基とマーリンエンジン27基から構成され、航空機約1万8747機分の推力を発生させる。(PHOTOGRAPH BY SPACEX) 米国時間の11月15日(日時間11月16日午前9時27分)、米スペースX社は民間として最初の運用ミッションとなる宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げに成功した。スペースシャトルの退役から9年、NASAは宇宙飛行士を送り出すのにずっとロシアの宇宙船に頼らざるをえなかったが、いよいよこの状況に終止符を打つことになる。 誰も想像していなかった 起業家のイーロン・マスク氏が2002年に設立したスペースXが、太平洋のマーシャル諸島にあるオメレク島で最初のロケットの打ち上げに挑んだのは2006年のことだった。しかし、米空軍士

    スペースX、18年間で宇宙飛行のトップランナーに
    medihen
    medihen 2020/11/16
    そろそろ、スペースXや他の民間宇宙企業の歴史を描いた本が読みたいところ。
  • 第4回 なんと「人工宇宙」とアルマ望遠鏡を実験室に再現!

    天文学者である坂井さんは、意外なことに、化学の基礎分野である分子分光学の実験室を持っており、日々、運用している。 天文学的な研究のために、化学物質が出すスペクトル線のデータベースをみずから作るのが目的だ。大きな目標のためにいったん膝を折って力をためるような地味な営みだとぼくには思える。 坂井さんに案内してもらって、その実験の現場を見せてもらった。 実際に行われていることは、やはりひたすら地味であることには違いないのだが、坂井さんの解説を聞いていると、ちょっとすごいことに気づいてしまった。 坂井さんは、実験室にALMAを持っている。 世界最大で最強の電波望遠鏡(干渉計)ALMAのミニ版がここにあって、実験室に再現された人工のミニ宇宙を日々観測している。つまり、これは実験室的な電波天文観測だ。 ぼくはそのことに気づいた時、大いに感じるものがあったので、今回はそこから話を始めよう。単に感激するだ

    第4回 なんと「人工宇宙」とアルマ望遠鏡を実験室に再現!
    medihen
    medihen 2019/11/08
    フェッセンデンの宇宙、的な。
  • トキソプラズマが人の脳を操る仕組み

    トキソプラズマ症を引き起こす寄生虫トキソプラズマ(緑色)をとらえた透過型電子顕微鏡(TEM)の着色写真。 Image from Moredun Scientific Ltd./Science Source/Photo Researchers チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めている。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。 トキソプラズマは通常はネコに寄生する。巧みな戦略をとることで知られ、ネコからネコへ感染するのにネズミを媒介とし、寄生したネズミの行動を変化させてネコにべられやすくすることで新たな宿主に乗り移る。 ネコにべられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなると

    トキソプラズマが人の脳を操る仕組み
    medihen
    medihen 2018/07/25
    『ブラッドミュージック』みたい。
  • 実は冗談が発端、サマータイムの奇妙な歴史 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    英国ロンドンのビッグ・ベンの前を走るバス。米国は3月13日からサマータイムに入る。(PHOTOGRAPH BY ADRIAN BROCKWELL, ALAMY) 2016年も米国では3月13日の日曜日からサマータイムが実施され、いつもどおりでいいのにと思っている人々を苛立たせている。(参考記事:「朝型勤務がダメな理由」) サマータイムの効果をめぐっては今も論争が絶えないが、もとは誰が始めたのだろう? 最初に思いついたのは米国の科学者で政治家にもなったベンジャミン・フランクリンで、1784年だったが、そもそもは彼一流の冗談だった。(参考記事:「夏時間の良否をめぐる議論 」) 駐仏大使だったフランクリンは、「Journal of Paris」誌に、たまたま朝の6時に目を覚ましたら、すでに日が昇っていたので驚いたという文章を寄稿した。当時、彼(とこの雑誌の読者層)には、昼前に起床する習慣がなかっ

    実は冗談が発端、サマータイムの奇妙な歴史 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    medihen
    medihen 2016/03/16
    “判決が出たのはサマータイムの前だから、サマータイムが始まることで、俺の一生から1時間が奪われることになる。死んだ後ならどうでもいいが、この金曜日の朝は違う”
  • 第7回 “働くママ”の子の約半数が22時以降に寝るという事実

    2012年12月分の連載で、現在の睡眠学について取り上げたところ、大きな反響があった。 睡眠をめぐる科学は、我々の日常に密着しているテーマであり、やはり興味を持つ方が多いようだ。 その時のインタビュー記事は、特にぼくが興味深く感じたところをかいつまんでまとめたもので、「目次」は以下の通り。未読の方は、ぜひご一読を。 第1回 眠らなくなった日人 第2回 体内時計25時間はウソだった! 第3回 理想は8時間睡眠もウソだった! 第4回 目からウロコの不眠症治療法 第5回 世界初!睡眠・覚醒リズム障害の原因を解明 第6回 ぐっすり眠るための12の指針 今回は、この6回でつくせなかった部分を掘り下げたり、広げたりしたい。読者から質問を受けてさらに突っ込んで話を伺う必要も感じ、もう一度、東京都小平市にある国立精神・神経医療研究センターに精神保健研究所・精神生理研究部、三島和夫部長を訪ねた。 前回の「

    medihen
    medihen 2013/03/13
    短いとされる日本も含めて平均睡眠時間が長くてびっくり。みんなホントにこんなに寝てるの?
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