長い序盤戦でしたが、この辺りで苦しさが具現化しました。後手は穴に入ったものの、▲41角の打ち込みがあってバランスが悪いです。実戦は図から△44角と打ちましたが▲46歩の角頭攻めが見えてるだけに仕方がなく、という角打ちです。実戦も後にそのように攻められて苦戦に。 はっきり負けを覚悟したのは図の場面。先手からは▲23金が厳しい攻めで後手はそれを避けつつ△82飛としたいのですが▲83歩と叩かれて止められるのが痛いです。この飛車が動けないので実戦は△65歩▲23金△31歩と我慢しましたが、大駒と玉を同時に攻められるのはまずい展開でそのまま押し切られました。 朝、起きたら一行の新幹線は既に出ている時間だったので、さあ、どこへ寄り道して現実逃避しようか、でまず浮かんだのは「忘却のサチコ」で読んだ「桜エビのかきあげ」でしたが、詳細が思い出せず。というわけで今回は河津桜を見に行くことにしました。対局場の静