麻疹(はしか)の患者報告が増えていることを受け、厚生労働省は25日までに、発熱・発疹の症状が見られる患者への予防接種歴の確認などを医療機関に周知するよう求める事務連絡を都道府県などにあてて発出した。患者が不特定多数の人と接触した場合、「広範な地域において麻疹患者が発生し、医療機関を受診する可能性がある」として注意を呼び掛けている。【新井哉】 【関連記事】 地域の10年後を支える総合診療医(2016/07/21) 院内感染による損失を考える(2015/08/07) インフル集団発生、病院や施設でどう対処?(2015/01/13) 認知症患者が結核排菌、院内徘徊で集団感染(2014/06/11) セレウス菌感染症を防げ! 国がんに学ぶ(2014/05/14) 院内感染対策は“隗より始めよ”(2014/04/09) 起因菌同定前に抗MRSA剤投与義務を認定(2014/02/26) ■海外渡航歴な