ネットでお金を集められるのは結局人気者だけ。 お金がないから出産費用を募るという発想 ネット上で「ほしいものリストを公開してます」という文言を目にするようになって、どのくらい経っただろうか。ショッピングサイトamazonでは「ほしいものリスト」を作成する機能があり、さらにこれを他人に向けて公開できる。なぜ他人に向けて公開するかといえば、早い話がインターネットを通じての「おねだり」をするためである。たとえば誕生日や記念日が近づいたころに「ほしいものリスト」を公開する。 誕生祝いや結婚祝いを贈ろうと思っている人にとっては、相手が何を欲しいかがわかるので便利な機能でもある。その一方で、ツイッターのフォロワー数が多いなど、ネット上に“ファン”が多い一般人が、「ほしいものリスト」をファンに向けて公開し、「公開おねだり」をする様子もしばしば見かける。 筆者がこの文化を最初に目にしたのは4~5年ほど前だ
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