みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、日立製作所の3社は3月28日、日立の人工知能「Hitachi AI Technology/H」を活用した、みずほ銀行の営業部門のセールス力向上と、企画部門の業務効率化に向けた実証実験を4月3日から開始すると発表した。同実験は、みずほが中期経営計画で掲げる「オペレーショナルエクセレンス(卓越した業務遂行力)」の追求・実現に向けた施策の一環として実施する。 実証実験は、営業部門と企画部門の2部門を対象として実施。まず、営業部門では、対象の営業店4店舗および営業部(155人)を対象に、PC操作時間、メール送受信回数、出社・退社時間、顧客への訪問回数など行員の行動を表す履歴データと、若手とベテラン行員の比率、社内資格の取得数など組織の属性データ、日立の名札型ウエアラブルセンサを着用して取得した行動データ(身体運動の特徴パターン)をHitachi AI Te