ブックマーク / blog.tinect.jp (28)

  • 「ブラック企業」には、劣悪な待遇を我慢させ、人をつなぎとめるノウハウがあった。

    ブラック企業には一風変わった、『愉快なノウハウ』がある。 例えば『給与が少ない』『休みも無い』そんな劣悪な環境なのに、ナゼか、長年ブラック企業で働いてしまう社員がいるのはナゼか? 「暴力や恫喝で社員を縛り付けているだけだろう?」と、安易に思い込んでいる人もまだまだ多い。 しかし数々のブラック企業を渡り歩いてきた私が思うに、そんなクソブラック企業がまかり通るのは 『人と人を鎖でつなぐのが上手いから』だと思う。 数年前のある日、『ブラック営業会社』だったわが社に、40歳を過ぎた中年男性が入社してきた。 これには当時、営業課長だった私も困惑しました。 なにせ社内の平均年齢は25歳前後。まだ10代の社員もチラホラいた。 40代なんて……ヘタをすれば自分の父親と変わらないような年齢。 新人は「日よりお世話になります!」と深々と頭を下げて、皆の前で元気よく挨拶はしてくれたものの…… 私も同僚たちも(

    「ブラック企業」には、劣悪な待遇を我慢させ、人をつなぎとめるノウハウがあった。
    megamouth
    megamouth 2018/03/27
    これが何故邪悪なのか、実はそうでないのか、考える。/手法そのものに善悪はない。ブラック企業がこの手の運用に長けているのは、この能力を換金する時、ブラック企業でするのが最も割が良いからである、という結論
  • 品行方正もいい。けど僕らには悪の化身「グレート・ムタ」が必要なんだ。

    こんな時代だからこそ、僕らにはグレート・ムタが必要なのである。 (https://www.flickr.com/photos/siadow_moon/4124707025/) 出会い 田舎町の小さな体育館に年に二回だけプロレスの興行が来ていた。 二つの団体が顔見せの恒例行事のように半ば義務感を感じさせながらローテーションで興行を開催していた。少なからず存在していた田舎のプロレスファンはその恒例行事にお祭り騒ぎのように狂喜乱舞したものだった。 (kazamatsuri) 当時のプロレス界は単純明快で「全日プロレス」と「新日プロレス」の二大団体がメインだった。 ジャイアント馬場を中心とする全日プロレスとアントニオ猪木を中心とする新日プロレス、この二つがメインだった。これらの両団体が一年に一度だけ田舎町の体育館にくるのだ。 この田舎町でのプロレスを思い出そうとしたとき、最初に浮かぶのが全

    品行方正もいい。けど僕らには悪の化身「グレート・ムタ」が必要なんだ。
    megamouth
    megamouth 2018/03/14
    “それがペイントによるものなのか、文科大臣の血によるものなのか判別がつかず”こんなん笑うわ。卑怯やぞw
  • 社長が自分の給料を削って、社員に与えるとどうなるか。 | Books&Apps

    ハフィントン・ポストに面白い記事が上がっていた。 社員の最低年収を830万円に、自らの年収は1億円削る 30歳CEOの大胆改革 シアトルの決済代行会社「グラビティ・ペイメント社」のダン・プライス氏CEOは、自分自身の年収を93万ドル(約1億円)減額し、会社の最低年収を7万ドル(約830万円)に引き上げると発表した。 (中略) 昇給分は100万ドル(1.1億円)から7万ドル(834万円)に大幅に減ったプライス氏の年収と、同社の今年の予想利益220万ドル(2.6億円)から捻出される。 面白い試みだな、と思う。 しかし、もちろんこれは彼が世界で最初にやったことではなく、日においても同じような試みをした経営者は存在した。私がそれを見た会社は規模は40名程度、業種はITと、記事にある会社とさほど変わらない。 社長は「格差」には言及しなかったが、社員の給与をもっとあげたら社員がもっとやる気になってく

    社長が自分の給料を削って、社員に与えるとどうなるか。 | Books&Apps
    megamouth
    megamouth 2018/01/17
    はえー
  • 「ちゃんと考えられない人」につけるクスリはあるのか。

    かなり昔の話だ。 クライアント先で、一人の男性から相談を受けた。 彼は同じ年代の中でも「できる人」だと評判で、役員への昇進も期待されていた。 だが、彼は仕事上のコミュニケーションで苦労していた。 「ちょっと相談にのってもらえますか。」 「はい。」 「一週間前、エクセルのシートに一人ひとり、現状分析と来期の目標、そして達成のための施策を書いて提出してもらいました。」 「憶えています。」 「ところがです。提出されたものを見ると、……内容がひどくて。」 彼は溜息をついた。 「新人なら良いですよ。でも管理職でもひどい内容のものが結構あります。私の指示がマズいんですかねえ……。」 私はそれを見せてもらった。 様式は丁寧にできているし、不親切なものとは感じない。 だが、提出された内容については、確かに私も首を傾げざるを得ない点が多数あった。 例えば「現状分析」欄には、今期の売上について間違った数字が記

    「ちゃんと考えられない人」につけるクスリはあるのか。
    megamouth
    megamouth 2017/12/24
    論理的思考ができない人に、思考のスキームを教えるのはすごく難しい。本稿が指摘するように誤った自己評価が関連しているというのもあるし、経営的視点をそもそも持たないので必要性が理解できない、というのもある
  • なぜ企業は新卒採用時に「年齢差別」をするのか。

    年齢差別 年齢差別とは、労働関係の場面においては、一般に年齢を理由として採用、賃金その他の労働条件につき差別することをいう。特に、法の下の平等を定めた憲法14条1項等との関連で問題となってくる。 (労働政策研究・研修機構) 私は、複数の会社で、新卒採用を手伝っていた。 大量の履歴書を見ると、多くの応募者は、22歳から25歳位の間で、これと言った特徴はない。 何十枚、何百枚という履歴書を精査するのには、恐ろしく時間がかかる上、そこに書かれている情報の真偽は不明で、要するに、「履歴書だけを見ても、よくわからない」。 確かに、書かれている「志望動機」や「自己アピール」は似たようなものが多い。 これだけでは誰を採用すべきかの判断は難しい。 強いて言えば、その人を特徴づけるのは学歴くらいだ。 なるほど、「書類選考」の名のもとに、学歴でフィルタリングする企業が減らないわけだ、と思う。 そして、もう1つ

    なぜ企業は新卒採用時に「年齢差別」をするのか。
    megamouth
    megamouth 2017/07/19
    “現場では、新卒採用は「無難が最高の選択」なのである。”
  • 「理不尽なクレームを、簡単に受け入れてしまう組織」はどんな仕組みで出来上がっているのか

    どうもしんざきです。好きなギャラリーフェイクの単行は23巻です。 最近、「理不尽なクレーム」と「それを受け入れてしまう組織」についての議論を観測する機会が何回かありました。 直近記憶に新しいのは、消防車でうどん店に寄って昼をとった消防団員が注意を受けていた件で、「別にいいんじゃね?」という声も結構上がっていたと記憶しています。 消防車でうどん店寄る 一宮市消防団員7人 愛知県一宮市消防団の50代の分団長を含む男性団員7人が、制服姿のまま消防ポンプ車で市内のうどん店に行き、昼を取っていたことが分かった。市消防部(同市緑1)は25日、全25分団長に口頭で注意を促した。近く文書で全団員にも呼び掛ける。 同部は、消防車は消防活動以外に使わないと市内の消防団と申し合わせている。同部によると、16日午前9時半から同部で消防操法大会の説明会があり、出場予定の団員ら50人が大会で使うポンプ車

    「理不尽なクレームを、簡単に受け入れてしまう組織」はどんな仕組みで出来上がっているのか
    megamouth
    megamouth 2017/05/09
    昔gooのwikipediaミラーとかいうクソどうでもいいサービスの不具合見つけた時、何度も「別に対応しなくていいからね、見つけただけだからね」って書いたけど、それでも1週間で、「対応いたしました」メール来たなあ
  • 知識は、知らないふりをしたほうが対人関係がうまくいく | Books&Apps

    私に仕事を教えてくれた方の一人に、とにかく「知らないふり」をする人がいた。 彼はマーケティングの専門家であった。 どれくらい知識を持っていたかといえば、マーケティングに関してを書き、お客さんへ具体的なアドバイスができ、講演もこなすといった具合だ。 しかし、である。彼がプロである「マーケティング」の領域について、彼はほとんど常に「知らないふり」をした。近くで見ている私は、いつも「何を白々しい……」と思った。 だが、面白いことに彼はほとんど常に、相手の信頼を獲得した。 例えばある会社のマーケティング責任者との会話は、次のような感じだった。 「マーケティングに詳しいとお聞きして、ぜひ一度ご相談したいと思ったのですが」 「ありがとうございます。」 「先日プレスリリースを出し、webサイトも用意したのですが、これがサッパリ反響がなくて。webから少し問い合わせがあったくらいです」 「ほうほう、反響

    知識は、知らないふりをしたほうが対人関係がうまくいく | Books&Apps
    megamouth
    megamouth 2017/03/29
    熟練の刑事の取り調べみたい
  • 「コミュニケーション能力をもっと身に付けて欲しい」という上司の言葉を真に受けてはいけない。

    「コミュニケーション能力をもっと身に付けて欲しい」 要約すると、だいたいこういう意味のことを上司が部下に言うことがある。あるいは、企業が社員に向かって「コミュニケーション能力を身に付けましょう」と励行することがある。 その際にいわれる「コミュニケーション能力」のなかには、お客さんと疎漏のないコミュニケーションをしましょうとか、社内の意思疎通がしっかりするようにしましょうとか、そういった当たり前に必要とされるものが含まれるだろう。 この手の「コミュニケーション能力」なら、どんな企業や組織でも、幹部でも平社員でも、身に付けるに越したことはない。もし、企業や組織を抜けなければならなくなった後も、きっと役に立つだろう。 ただ、この「コミュニケーション能力」という言葉を用いて、違ったことを要求されるケースもある。 「上司の言ったことはきちんとこなせ。できないやつはコミュニケーション能力が足りない」

    「コミュニケーション能力をもっと身に付けて欲しい」という上司の言葉を真に受けてはいけない。
    megamouth
    megamouth 2017/01/26
    そうそう。本当にそう。「俺が思っていることを適切に聞き取れ」みたいなエスパー能力のように言う人がいる。