ブックマーク / blog.tinect.jp (28)

  • 「カネを払えない企業は潰れちまえ」は「底辺労働者は野垂れ死ね」と同義

    今日のテーマは、「従業員にまともな給料を支払えない企業は潰れるべきか」だ。 先日、『そんな給料で働けるか、バーカ!』という記事が公開された。 内容はタイトルどおりで、人手不足だと嘆くなら給料を上げろ、それができない前時代的な企業は潰れてしまえばいい、というものだ。 そう、人を集めたいのであれば、カネを払えばいい。 十分な対価を用意できない企業に存在価値はない。競争力が低い企業が淘汰されるのは当然のこと。 わたしもそう思う。 働き方改革の際、「労働基準法を守っていたら仕事がまわらない」なんて経営者の声が紹介されていたが、そんな企業潰れちまえばいいのだ。 ……でもこの理論って、ともすれば労働者にきついブーメランとして返ってくるんじゃないだろうか。 「まともに稼げない人間には存在価値がない」と。 給料を上げたい、でもない袖は振れない どこもかしこも人手不足というのはよく聞く話で、『令和4年版 労

    「カネを払えない企業は潰れちまえ」は「底辺労働者は野垂れ死ね」と同義
    megamouth
    megamouth 2024/06/14
    法人に人権があるとおもいこんでる人。生存権がある労働者を並べるなら「底辺労働者は働くな」だし、実際そうなってる
  • 自分で、自分の「仕事のできなさ」を解明してみる

    おれは仕事ができない おれは仕事ができない。その根拠は、おれが稼げていないという一点にある。 おれが赤字人間であるという一点にある。これが結論である。 「で、具体的にどのように仕事ができないのか?」と問われた。 これは簡単な話だ。おれの仕事っぷりを、というか、仕事のできなさっぷりをありのままに書けばいい。 ぜんぜん楽勝じゃないか。 ……と、思ったのだが、これが書けない。 なぜ書けないのか。おれが「仕事」をわかっていないからだった。 あるいは「会社員」であるということをわかっていなかった。 だから、自分が、会社員としての理想や基準、平均と比べてどうなのか、どこが具体的にだめなのか。そういう比較がまったくできなかったのである。 そんな人間がいるの? いるのだからしかたない。 おれはおれが暮らしていくだけの賃金を会社員として得ていることも、また一方の確かな事実ではある。 とはいえ、おれは人生にお

    自分で、自分の「仕事のできなさ」を解明してみる
    megamouth
    megamouth 2022/05/12
    おもしろかったけど、なんだろ、もうちょっとエグってほしいと思ったのは、私がまだ社会と対立してるせいか
  • 「ネット断ち」をした僕が選んだのは、「ひたすらダラダラすること」だった。

    長年、「ネット依存」だった僕なのですが、最近、「ネット離れ」に取り組んでいます。 とくに「なるべくネットニュースや、ネットで話題の記事をクリックしないように」しているのです。 『News Diet』(ロルフ・ドベリ著/サンマーク出版)というに、こう書かれていました。 あなたがこの1年でむさぼり読んだニュースは、およそ2万にのぼるだろう。控えめに見積もっても、1日あたり約60は読んだことになる。 正直に答えてほしい。そのなかに、あなたが自分の人生や家族や、キャリアや健康やビジネスに関して、よりよい決断を下すのに役立ったニュースはあっただろうか。そのニュースを読んでいなかったら、下せていなかったと思える決断はあるだろうか。 私がこの質問をした人のうち、2以上のニュースを挙げられる人は誰もいなかった。年に2万ものニュースを読んでいるというのに、である。なんという関連性の薄さだろう! 私

    「ネット断ち」をした僕が選んだのは、「ひたすらダラダラすること」だった。
    megamouth
    megamouth 2021/07/02
    いい話
  • Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。

    鬼滅の刃」が絶好調だ。 あえて説明する必要もないが、劇場版の興行収入がえらいことになっていたり、単行の売り上げがドえらいことになっていたり、最終巻を求めて長蛇の列ができたり、めちゃくちゃ転売されたり、わけわからんコラボグッズが出たり、とんでもない状況だ。 見ると、町ゆく子どもたちのマスクまでどこかで見たような柄のものになっている。 これはもう社会現象と言っても過言ではないのだろう。 この「鬼滅の刃」はすごい。 たぶんどえらい作品だ。 そんなもの詳しくなくても分かる。 ただ、「たぶん」と表現しているのは、実はまだ観たことがないからだ。 そう、僕はこの作品に全く触れていないのだ。 原作も見てなければアニメも見ていない。もちろん劇場版も見るつもりはない。 やはり、たとえ末端といえども文章を書いたりして表現活動をしている者として、こういった作品は必ず抑えておく必要がある。 社会現象は多くの人に

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    megamouth
    megamouth 2020/12/21
  • 「わかりやすい表現でわたしを納得させてみろ」という尊大なクレーム精神は、現代人の病。

    「わかりやすい」は正義だ。 忙しい毎日を送るわたしたち現代人は、他人から与えられる「わかりやすさ」で時間と労力を節約しようとする。 「1日5分でわかる 経済学」 「1週間で中学英語をらくらくマスター」 「だれでもできる! プログラミング教」 「マンガで学ぶ投資入門」 屋に行けば、この手のが山積みだ。 そしてわたしたちは、できるだけ楽をするために、そういった類のを手に取りレジに並ぶ。 でも、「わかりやすい」に惹かれるのは罪深いことだと、考えたことはあるだろうか? 現代人はみんな、他人から与えられる「わかりやすさ」に甘えている 最近読んだのなかで、立て続けに同じような主張を目にした。 このような教育を受けてきた人の多くは「答え」や「やり方」を教えてもらわないと行動できないという特徴を持つ。「答え」だけでなく、「やり方」まで求めてしまう。そういった思考を持った人は、想定外のことに直面し

    「わかりやすい表現でわたしを納得させてみろ」という尊大なクレーム精神は、現代人の病。
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    megamouth 2020/08/17
    自分で考える余裕が社会に無い一方で、経済的停滞を根拠に権威主義も否定されて、難しい本を読んだアピールも意味がなくなって久しい。「わかりづらい」文章は市場的にはほぼ許されなくなってる
  • 営業などの非エンジニア部門と、エンジニア部門の仲が悪いのは、真剣にマズいと思います。

    先週の話なんですが、ドワンゴさんに絡んで、三つ程記事を拝読しました。 退職しました 2019/10/31 を持って8年間勤めてきたドワンゴを退職しました。 ドワンゴ退職エントリの旬は過ぎているよう気もしますし、こんな何年も放置していたブログで今更何をと思わなくもないですが、なんとなく自分の気持ちの整理もかねて適当に綴ってみようと思います。 現職エントリ 自分の仕事やチームが好きなので、私は楽しく働いてるよーって伝えたくて書いてみます。 退職エントリを書くのは自由なのかも知れないし、書いた人の率直な気持ちだから全くもちろん良いわけなのですが、私みたいに心の弱いヤツは読んだらめちゃくちゃズーン😢てなっちゃうので。 ドワンゴ現職エントリ(別の視点から) 昨日からのドワンゴ退職エントリからの現職エントリの流れに思うところがあり書かせてきただく。 はじめに断っておくが、私は件の現職エントリで言う所

    営業などの非エンジニア部門と、エンジニア部門の仲が悪いのは、真剣にマズいと思います。
    megamouth
    megamouth 2019/11/12
    “自分たちの商品について全く知識がない人が、その商品で商売しに行ってたんですよ”
  • 「スキル不足で職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わった時の話

    昔所属していたSI会社で、「職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わったことがあります。 いや、実際にそういうプロジェクト名だった訳ではなくて、確か 「キャリア再考プロジェクト」とか「スキルリデザインプロジェクト」とか、なんかそんなかっこいい名前だったような気がするんですが、 一緒に関わった先輩が言った「これ、やってることは職場で居場所がないおじさんのサルベージだよな…」という言葉が強く印象に残っていて、私の中でプロジェクト名が上書き保存されました。 まあその先輩、「リストラ前のアリバイ作りじゃねーの」とかひどいことも言ってたんですが。 どんなことをやったかというと、要するに人事部のサポートみたいな話でして、 ・所持スキルが案件に合わず、なかなかプロジェクトにアサイン出来ない人 ・プロジェクト内でスキル不足の為タスクが振れず、PMから扱いにくいとアラートが出ている人 ・要は社内

    「スキル不足で職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わった時の話
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    megamouth 2019/09/30
    “最終的に会社自体が無くなってしまったので”
  • 一体、日本人のだれが貧困で、だれを優先的に助けるべきなのか。

    少し前から、貧困に関する記事を頻繁に目にするようになった。 日アメリカ貧困は、どこが同じでどこが違うのか <日アメリカと同様に先進国の中では相対的貧困率が高く、再分配がうまく行っていないという論説がアメリカで話題になっている>https://t.co/ivo2cFdHtX — ニューズウィーク日版 (@Newsweek_JAPAN) August 4, 2019 現代の若者が自己肯定感が下がった理由、色々な要因があるんだろうけど、1番は単純に「格差が拡大して相対的貧困により自尊心が傷つく貧乏人間が増えたから」だと確信してるんだよな。特に実家の太さ格差は、そのまんま子供の自己肯定感格差に結びついてしまうわけでな。https://t.co/gvsaTjKBOv pic.twitter.com/oM4MMcBoZV — rei (@rei10830349) July 19, 2019

    一体、日本人のだれが貧困で、だれを優先的に助けるべきなのか。
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    megamouth 2019/08/13
    ファクトフルネスとかいう本が誰に向けて書かれて、何に利用されているのかってことを考えるとわりとゾクゾクするんよね。最近。
  • ギャラリーフェイクの23巻が最高なので皆さんに全力でお勧めします。

    皆さんこんにちは、しんざきです。 美術といえば、お絵描き伝言ゲームとでもいうべき「テレストレーション」というゲームがありまして、あるワードを表現した絵を描いては隣の人にまわしていって、最初のワードを当てれば勝ちという協力ゲームなんですが、私がそれに参加すると「お前が絵を描くと時空がゆがむ」とか「しんざきが参加するだけでゲームの難易度が50レベルくらい跳ね上がる」とか「お前の絵で地球がヤバい」とか、大抵非難ごうごうになるのが悩みです。何故なんでしょうね。絵を描くこと自体は実は割と好きなんですけどね、私。まあ美術の成績は散々でしたが。 今日は皆さんに、「ギャラリーフェイク」23巻がいかに面白いのか、更にその中でも「もう一つの鳥獣戯画」のエピソードがいかに最高なのかということ、ただそれだけを、情けも容赦も手加減もなく全力でお話したいと思います。よろしくお願いします。 未読の方は、取り急ぎ23巻だ

    ギャラリーフェイクの23巻が最高なので皆さんに全力でお勧めします。
    megamouth
    megamouth 2019/04/08
    23巻ってどのへんだっけ?と思ったら、菱沼回の入ってる巻か。あれは屈指の名作
  • 会社のNo2でありながら、問題を投げ出してしまった、過去の悔やまれる話。

    昔、ある会社でM&Aに関わった時の話だ。 といっても買う方ではなく身売りをする方で、業績悪化で事業を切り売りし、何とか延命を図ろうという追い詰められた立場である。 私は取締役CFOで、会社のNo2 としてディール(取引)の実務責任者を務め、買い手候補先と交渉にあたっていた。 この時、最後までビット(入札)に残ったのは2社。 私はそれぞれの会社からの条件を取りまとめたが、A社は子会社の買取金額として望外の、破格の金額を提示してきた。 それに対しB社は、買取金額は安めにした上で、それとは別に親会社に転換条項付社債での出資を厚めにすることで、子会社を買い取りたいと交渉してきた。 転換条項付社債については、小難しい説明はともかくとして、「親会社もそのうち頂きます」という意思表示である。 条件にもよるが、この時の転換条件はただの「毒まんじゅう」であり、美味しそうに見えても喰ったら即死(親会社のオーナ

    会社のNo2でありながら、問題を投げ出してしまった、過去の悔やまれる話。
    megamouth
    megamouth 2019/03/16
    会社はどうなったのー?どうなったんですかーーーー
  • 「正社員のいない会社」の話。

    少し前訪問した、あるテクノロジー系企業が、少し変わった会社だった。社長、役員、フリーランス、そしてパートタイム労働者だけで事業を構成しているのだ。 つまり、「正社員」は一人もいない。 聞くと、「こういう会社は結構多い」とのこと。 どのように事業を運営しているか。具体的には次のようなものである。 1.経営戦略、企画、新規事業、研究開発、営業は社長と役員が成果主義で行う。 報酬は青天井。成果に応じて支払われる。役員は労基法の適用外とされており、労働時間に対しての対価はない。 社長の給与も会社全体の成果に連動しており、オーナーだからといって、お手盛りは許されていない。 2.実作業はフリーランスが行う。 こちらは契約によって成果が定義され、時間はどれだけかかろうがもちろん支払いは一定である。 だが、成果が定義されているので、一定の要件を満たすと割増の報酬があり、かなりの額を稼ぐことができる。安定し

    「正社員のいない会社」の話。
    megamouth
    megamouth 2019/02/08
    RPAはbuzzワードだが、プロセスを考えれば考えるほど、明確なフローを作って管理業務を失くす、という方向になってしまい、中間管理職っていらねくね?という結論にたどり着くと思っていた
  • そもそも、教育の専門家でもない先輩社員たちに新人教育を丸投げしてしまうこと自体、間違ってません?

    この記事で書きたいことは、大筋下記の3点です。 ・そもそも、部下や後輩を「ちゃんと育てられる」人など滅多にいない ・きちんとした予算も評価もなしに、新人育成を個人任せにするのは会社の重大な錯誤 ・どうしても新人教育の予算がちゃんと取れないのであれば、せめて新人教育をきちんと定型化して誰でも出来るようにする工数をかけるべき よろしくお願いします。 ということで、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 先日、megamouthさんのこちらの記事を拝見しました。 底辺IT企業は『書けない』プログラマとどう向き合ってきたか 最初のほうは優しく教えていたと思う。話したりハンズオンしている時に、あっこの子、変数のことわかってないな、と感じたら、ホワイトボードを持ち出してきて、例の”x”と書いた箱の絵に矢印を引いて、値が入っている図を書いて、「わかった?」「あ、はい

    そもそも、教育の専門家でもない先輩社員たちに新人教育を丸投げしてしまうこと自体、間違ってません?
    megamouth
    megamouth 2019/01/11
    非同期に質問を投げられる仕組み。そんなのもあるのか!教育を真面目にやりたいとは皆が思っている。けど会社はやろうとしない。結果が人手不足。もはや採用の問題ではないんですよ。変わらないといけない。
  • オレオレ詐欺にしか「若者たちの夢」がないなんて、なんという人材と才能の無駄使いなのだろうか。

    現在、建築や土木の業界では高齢化が進んでおり、若いなり手が激減しているのだという。 筆者はこの業界の親方衆に、なんで若者が建築や土木にやってこないのかを聞いたところ、こう答えられたという。 「結局、俺ら親方がカッコよくないから、若い衆が入んねぇんですよ」 「昔は、土方職人というとデッカイ車を転がして、大きなオッパイのお姉ちゃんを助手席に乗っけて、若い衆にもバンバン呑ませてあげるような、そういう夢がある存在だったんですよね」 「けど今は、土方職人は全然稼げてないから、車はミニバンだし、助手席は嫁さんで後ろにはガキが乗ってて、家族で集まって週末にバーベキューなんてやってたりする」 「そんな大人をみても、若い衆はカッコいいとは全然思わない。だから誰も若手がこの業界に入ってこないんじゃないですかね」 この言葉には妙にリアリティがある。若者が草化したと昨今言われているけど、当然というかガッツある人

    オレオレ詐欺にしか「若者たちの夢」がないなんて、なんという人材と才能の無駄使いなのだろうか。
    megamouth
    megamouth 2018/12/14
    ガチヤンキーの夢の喪失かー
  • インタビューの極意は、最初の一言で「これは本気で答えないといけない」と思わせるような聞き方をすること。 | Books&Apps

    ホーム > インタビューの極意は、最初の一言で「これは気で答えないといけない」と思わせるような聞き方をすること。 むかーしむかし、とある出版社でライターのような仕事をさせて頂いていたことがありました。 パソコン通信時代のツテで誘って頂いた仕事でして、当時私はまだ学生だったのですが、随分色んなものを書かせてもらいました。 殆どの仕事は単なる「雑誌記事の穴埋め」であって、載るかどうかも分からない時事ネタの記事を書いたこともあれば、何の根拠もない性格診断記事を書いたことも、yes/noで選択肢を辿っていくと「あなたにお勧めの〇〇」にたどり着く記事を書いたこともありました。 当時読んでくださっていた方、ごめんなさい。アレ適当です。 なにせ時間に融通が効く立場だったので、相当無茶なスケジュールを突っ込まれることもありまして、その結果随分色んな面白体験をさせてもらいました。 午前2時頃に電話でたたき

    インタビューの極意は、最初の一言で「これは本気で答えないといけない」と思わせるような聞き方をすること。 | Books&Apps
    megamouth
    megamouth 2018/09/28
    面接でも使える話だなぁ。相手のテンション上げればポテンシャルも測れるし、いい会社だと思ってももらえる。
  • 摩擦を恐れる人も多いけど、実は間違いを指摘することも、立派なマナーなんだ。

    道徳教育の場面において「女王のフィンガーボウル」というエピソードがしばし登場する。 これはイギリスの女王、ヴィクトリアの有名な逸話から引用したものだ。 女王がある国の貴族を招いて事会をした際、手を使ってべる料理が出された。 当然、その際に指を洗うフィンガーボウルも出されたが、招かれた貴族は文化の違いからそのフィンガーボウルの使い方が分からず、飲料水だと思って中の水を飲んでしまったのだ。 しかしながら、女王はそのマナー違反に対して意外な行動をとった。怒るでもなく、間違いを指摘するでもなく、笑い者にするでもなく、気分を悪くするでもなく、全く別の行動をとったのだ。 それは、自らもそのフィンガーボウルの水を飲むことだった。まるでこの水の使い方はそれで正解だと思わせ、来客に恥をかかせることなく和やかな雰囲気で事会を終えることができたのだ。 女王のとった行動は大きなマナー違反であるが、これは形式

    摩擦を恐れる人も多いけど、実は間違いを指摘することも、立派なマナーなんだ。
    megamouth
    megamouth 2018/08/11
    “ここBooks&Appsというビジネスシーンを生き抜くための素晴らしいコラムが並ぶサイトにアナルと書くことを一瞬躊躇したが、もう書いてしまったので何度も書かせてもらう。”
  • 「そこそこ簡単で、それなりの給与と地位が約束される仕事」が消えた世の中では、見えにくい「弱者」が増えている。 | Books&Apps

    起業家や「勝ち組」のコミュニティは、障害者やマイノリティなどの社会的弱者には非常に優しい。 彼らはリベラルなので、そういった「生まれつきの属性」に対しては非常に寛容である。 だが「仕事ができない」「変化に対応できない」といった、「努力でなんとかなりそうな」弱者には、非常に厳しい人がゴロゴロいる。 「社会の役に立ちたい」と起業家や「勝ち組」たちは口を揃えて言う。 だが、彼らのいう「社会」に、「仕事のできない人」は含まれていない。 「動かないやつはほっときゃいいんだよ。落ちてくだけ。」と平然と述べる人は、特に珍しいわけではない。 確かに、健康で、大学を出ており、読み書きも普通にできるけれども、仕事が全くできない、という人を「社会的弱者」と認識するのは、通常の感覚ではないだろう。 でも、真実を言えば、実は彼らは現代では「弱者」に含まれる可能性がある。 彼らは単純な反復作業はできる。マニュアルがあ

    「そこそこ簡単で、それなりの給与と地位が約束される仕事」が消えた世の中では、見えにくい「弱者」が増えている。 | Books&Apps
    megamouth
    megamouth 2018/06/26
    “だが、彼らのいう「社会」に、「仕事のできない人」は含まれていない。”
  • 「手抜き工事」は何故起きるかと言えば、たぶん職場崩壊なんだと思う。

    先日、レオパレスの『手抜き工事』が話題になった。 私も何度か遭遇してしまったことがある。 数年前「会社の照明をLEDに変えて欲しい」との依頼があったので現場に行ってみると…… 照明器具を開けてビックリ! 以前に工事したハズの装置が…… 無い! その取付け作業は「下請け業者」に依頼して作業完了の報告はバッチリ受けている。 ということは…………? 下請け業者は「仕事やっときましたよ~」とウソをついて、まったく作業せずに、お金だけを貰っていることになる。 「そんなバカな!」だ。 もし作業してなかったことがクライアントにバレたらどうする……?(よく気付かれなかったなぁと思う) ……下請け業者が作業していないことに気づいた私は、すぐに先輩に相談を持ち掛けました。 しかし……先輩は言う 「仕方がない」 困惑する私に、先輩はこう説明してくれました。 ① 我が社は下請け業者さんに対して、物凄く安いお金しか

    「手抜き工事」は何故起きるかと言えば、たぶん職場崩壊なんだと思う。
    megamouth
    megamouth 2018/06/11
    “しかし手を抜き続けることで、仕事に対する誇りや気概は消えていった。作業は楽になったが、仕事は苦痛になった。 ”三流は手を抜く、一流を気を抜く、って20歳の青年に説教された俺が通ります。
  • コンサルティング会社で「干された」時の話。

    もう結構昔のことだ。 若い頃、頭に血が上りやすかった私は、上司や先輩の理不尽な要求にいちいち腹を立てていた。 例えば、 「新人がホワイトボードを消しておけ」と言われたら、「近くに居るやつが消せばいいじゃないか」と思ったり、 「飲み会では先輩のところに酒を注いで回れ」と言われたら、「好きに飲ませろ」と思ったり、 「原因は常に自分にあると考えたほうがいい」と言われたら、「そんなの時と場合によるだろ」と思ったりした。 いや、思うだけでなく、実際に口に出してしまっていた。 つまり、「組織人」としては、扱いにくい、ダメな奴だったわけである。 当然のことながら、組織というものはそのあたりが非常に冷酷で、「扱いにくい」やつは干される。 つまり「結果を出せば良い」という以前に、そもそもチャンスすら与えられないので、結果を出す機会すら無い状態に置かれてしまう。 多くの血気盛んな若手がハマりやすい罠であると今

    コンサルティング会社で「干された」時の話。
    megamouth
    megamouth 2018/05/21
    “「どこまでなら妥協できるか」の判斷はすべての組織人に必要なのだ。”
  • ブラック企業の「人に好かれる」ための訓練手法。

    求人誌や新聞で「働き方のコラム」を書いていると…… たびたび、このような相談が寄せられます。 「上司が怖い!」「先輩がしつこい!」「同僚が冷たい!」 ……こういう職場の人間関係で悩んでいる人は多い。 屋さんには「人から好かれる方法」なんてがあふれている。 そういった類のセミナーだってバンバンやっている。 しかし・・・・どうも、嫌われている人は減っていないようだ。 この社会では、大勢の人に好かれる人こそ「一流」と考える人も多いはず。 マーク・ザッカーバーグ氏は、フェイスブックのデータ流出問題についての公聴会にて『完璧な謝罪』を繰り広げたと評判だ。 ザッカーバーグ「完璧すぎる謝罪」の舞台裏(東洋経済Online) 数千万人分のデータ流出というフェイスブックにとって最大の不祥事を受けて開かれた公聴会は、延べ10時間、100人から600の質問を受けるというまさに「千ノック」状態。この難局をザ

    ブラック企業の「人に好かれる」ための訓練手法。
    megamouth
    megamouth 2018/04/27
    “まともな給料を払えず、休みも少ないブラック企業だからこそ、社内の人間関係に対して、異常なほどの知恵と力を注いでいたのです。 だって人が辞めてしまったら、労働力から搾取できませんからね。”
  • 電通と同じことが眼前で起こるかも知れなかった世界で思うこと。

    昔、今とは別の職場にいた頃、目の前で「過負荷で潰れてしまった人」を見たことがあります。 当時の私は、彼に対して、殆ど何もしてあげられませんでした。何をするべきだったのかな?何かできたのかな?今なら何が出来るかな?と、時々考えます。 隣の部署の人でした。年齢は20代後半か、せいぜい30そこそこくらいだったと思います。 当時の職場は部署によって「忙しい・そんなに忙しくない」の差が激しくて、私も大概忙しかったのですが、隣の部署はそれに輪をかけて大変そうでした。 そんな中、彼は「同業他社での経験を積んだ即戦力」という触れ込みで入社して、皆の前でもそのように紹介されていました。彼の歓迎飲み会には私も参加したのですが、いろんなテーブルを回って、お酒を注いで回っていた記憶があります。社交的な人だなあ、という印象でした。 彼はイージーミスを連発するようになる 彼は、おそらく「即戦力」という言葉を自分で真に

    電通と同じことが眼前で起こるかも知れなかった世界で思うこと。
    megamouth
    megamouth 2018/04/10
    “だから責任者として、せめて「無理です」と気軽に、気楽に、確実に言える環境を作ろう、とは務め続けています。”昔歪んだ労働感を晒してしまった者としては頭が下がる思い