新築マンションの買い時はいつ？ : マンション・ファイル
「新築マンションはまだ買うな！買い時はまだ先だ。」というのは、よくネットでも見かける意見です。 ではいつが新築マンションの買い時だというのでしょうか。 買い時は、マンションの価格相場が下がったとき？ 新築マンションの価格相場が下がってくれば、買い時といえるでしょう。 新築マンションの建設数（着工数）や、新築マンションの発売される件数は、年によって増減します。 いわゆる「新築マンションが多すぎる」場面というのも、地域によって起こることはあります。 多すぎて、需要が供給を上回るようなときは、価格も下がる可能性があるでしょう。 ただ、3LDKのマンション、4LDKのマンションの価格というものが、目に見えて増減しているかどうか、わかるでしょうか。 マンションは「土地」だけでなく「マンションの建物内での位置」と「間取り」など、様々な要素があるもので、同じ部屋は一つしかありません。 平均数字を出すこと
アンケート付きチラシを見たらマンションが建つと思え : マンション・ファイル
アンケート付きチラシとは、アンケート回答者募集のチラシのことで、新聞に挟み込まれているか、宅配でポストに投函されます。 どこのどの場所にどんなマンションが建つかは、まったく書いていませんが（何も決まっていないので書けないからです）、個人のプロフィールと、住まいに対する状況や考え方、 マンションを買いそうな状況かどうか、をやけに詳しく聞こうとするアンケートのことです。 不動産会社はアンケート好きです。 特にマンションを企画して建設して販売する不動産会社はアンケートをよくとります。 不動産という、土地ありきの製品を扱いますので、アンケートに回答してくれる人は誰でも良いわけではありません。 マンションを建設しようと考えている土地、建設用地の近隣住人のアンケートを重視します。 新築マンションの購入者を調べてみると、概ね近隣住人ということになります。 新築マンションに住んでいる人が、引っ越す前に住ん
マンションの発表が多い時期っていつ？ : マンション・ファイル
新築マンションが新しくできる、という広告がでることを「新築マンションの発表」といいます。 「どこそこのエリアに、これこれのマンションが登場！」といった広告を目にすることがあると思います。 もちろん、ほとんどの場合、まだ新築マンションは完成していません。 マンションの建設計画と販売計画ができて、さあ、これからマンションを販売するぞ、広告をスタートするぞというタイミングが「新築マンション発表」です。 新築マンション発表シーズンには新築マンションの登場広告を目にする 新築マンションの発表には時期があって、多い時期少ない時期があるのです。 多い時期になると、特にマンションの情報を探していなくても、新聞チラシや駅・繁華街、テレビのCMなどで、新築マンションの登場広告を目にすることが増えます。 だいたい年3回ぐらいの「新築マンション発表シーズン」というのがあって、春からゴールデンウィーク、初秋から秋、
新築マンションの広告の見かた : マンション・ファイル
新築マンションの広告は、内容が多い上に多彩です。 とはいえ、電化製品のように詳細ではありませんし、イメージが重視されるものの、食品や化粧品ほどではありません。 パンフレットや公式サイト、情報サイトなどでいったい何をどう見れば良いのか、分からなくなる人も多いかと思います。 新築マンションの広告は、どこを見ればいいのか 新築マンションの広告に記載されている内容は、たいてい次の8つに分類されます。 マンションのコンセプト マンションの建設予定の土地はどこか マンションの周辺の街はどんな様子か マンションの敷地には何があるか マンションの建物や構造はどんなか マンションの部屋の中にはどんな仕様・設備があるか マンションの部屋の間取りはどんなものがあるか モデルルーム・販売センターの場所はどこか それぞれどういう広告内容になっているか、見るべきポイントはどこか考えてみましょう。 マンションのコンセプ
住みたい街が決まっている場合 : マンション・ファイル
地縁のある街で新築分譲中かどうか 「地縁」という言葉がありますが、誰でも、自分に何かしら縁のある土地に住みたいと思うものです。 生まれ育った故郷、通った学校、大学の近く、知り合いがたくさん住んでいるなど。 また地縁がなくとも、憧れの街、住みたい町というのもありますよね。 雰囲気がいい、飲食店やお店が充実している、昔から憧れていた、など。 電車で会社に通勤している人は、たくさんいると思いますが、毎日の通勤電車を便利に、少しでも乗車時間を少なくしたいと考える人は多いでしょう。 そのために、乗り換えずに会社に通える駅、だけど街並みが良くて、住みたいと思う街があれば、そこでマンションを探すことになると思います。 しかし、住みたい街が決まっていればいるほど、マンション探しは時間がかかります。 マンションが次々に建設されているような街ならばともかく、駅を限定した場合、候補となるマンションがあればいいほ
人気のある街・住みたい街ランキングの見方 : マンション・ファイル
日本人はランキングが好きらしいです。 マンション選びにも関係のある「人気の街、住んでみたい街のランキング」というのが、各社から定期的に発表されています。 「街」といってもランキングされているは、ほとんど「駅」ですね。 中には「市」とか「区」でランキングしているものもありましたが、市・区だと広すぎる気がしますね。 住むにあったって、行政サービスの影響は大きく、たとえば育児に対する支援、図書館や体育館などの公共施設、市内・区内の道路などの整備など、住環境に大きく影響します。 市や区には、「公式ウェブサイト」がそれぞれありますが、今住んでいる市や区から、マンションのある市や区に引越ししようと考えているなら、一度見てみたほうが良いです。 市や区の公式ウェブサイトには、そうした住民に対するサービスが掲載されているからです。 住民サービスは、税金や地方交付金などで運営されていますので、大きな費用が必要
新築分譲マンションとマーケティング : マンション・ファイル
新築マンション計画はマーケティングからはじまる 新築マンションは土地を購入するところから始まります。 不動産会社にとっては「仕入れ」にあたります。 新築マンションを建てるには、まとまった大きさの土地が必要ですし、駅から離れた場所や、都心からあまりに離れた山の中では売りにくいものですので、良い土地というのはそれほど多いわけでもありません。 都心または都心から少し離れた、駅からそれほど離れていない土地を探します。 マンション用地としては、企業の所有地、社宅や工場の跡地が多いようです。 古くなった商業ビルを取り壊したり、いくつかの古い家をまとめて購入するような場合もあるでしょう。 そうして土地を仕入れたらマーケティングを行います。 マーケティングというのは、つまりは「この土地にどういうマンションを建てて、いくらで売れば儲かるのか」を調べることです。 どうやって調べるかというと、アンケートです。
マンションは新築分譲と中古のどちらがよいか : マンション・ファイル
日本人は新築好き 日本人は「新しい物好き」といわれています。 初ガツオなどといって、魚にまで「初」を求めるような国民性ですから、当たっているかもしれません。 住宅に関していうと、中古住宅をリフォームして住むようなスタイルが主流の欧米からすると、新築好きといえるでしょう。 特に、マンションというと新築分譲が目立ちます。 新聞のチラシでも新築分譲マンションが多いですし、街を歩けば新築マンションの建設地やモデルルームが目立つと思います。 では、自分が住むにあたって、新築分譲マンションと中古マンションのどちらが良いのでしょうか。 住みたい街が決まっているとき、新築は中古に比べて明らかに少ない 買う商品を選ぶとき、選択肢は多いほうがいいでしょう。 自分が住みたい街が決まっているとき、新築分譲マンションはどれぐらいあるでしょうか。 新築分譲マンションというのは、なぜか集まって建てられる傾向があり、たび
買い替えと住み替えの比較 : マンション・ファイル
住み替えと部屋数 賃貸派の方の感じている賃貸のメリットとして、「住み替えのしやすさ」があります。 家というのは部屋の集まりです。 日本の住宅なら、たいていはキッチン・浴室・トイレのいわゆる「水まわり」に、食事をする「ダイニング」、家族がくつろぐ「リビング」があり、そのほかにいわゆる「部屋」があります。 家族の誰かの部屋で、「居室」といいます。 居室の数を数えて、リビング・ダイニング・キッチンの他に3室あれば「3LDK」、4室あれば「4LDK」などといいます。 部屋というのは、家族の人数と年齢によって、必要な数が変化します。 子供がいない夫婦であれば、1室あれば十分です。 1人目の子供が生まれたばかりや、まだ小さい場合は、1室あれば十分です。 2人目の子供が生まれてくると、まだそれでも1室でもなんとかなります。 しかし子供が大きくなってくると、寝るスペースが必要になってきますし、家具も増えて
マンションと一戸建ての比較 : マンション・ファイル
マンションは集合住宅のこと マンションは「集合住宅」ともいい、複数の部屋、つまり住宅が集まっています。 ひとつの敷地で、複数の世帯が集まって暮らすわけです。 お互いが気持ちよく暮らせるよう、様々なルールやマナーが必要となります。 駐車場やゴミ捨て場、あるいはマンションの敷地の入り口などみんなで使う部分が多々あります。 マンションでは住民総会というものがあり、例えば騒音やたばこ、子供のいたずらなど色々な議題について話し合いが行われたりもします。 そういった部分がわずらわしく感じる人がいるかもしれません。 一戸建てでは、たしかに土地も建物も自分だけですし、一歩敷地に入れば、完全に自分のものとなります。 どういう住み方をしようとも、本来、その人の勝手です。 ただ、一戸建てでもマンションと同様、隣近所というものがあります。 マンションのように、隣とは壁1枚という状況はないかもしれませんが、隣との敷
新築マンションでは選べるが、中古マンションで選べないもの : マンション・ファイル
新築マンションでは選べるが、中古マンションで選べないもの 中古マンションに比べた新築マンションのメリットは選択肢の多さです。 中古マンションには、基本的に空き家、売り家以外はすべて、どなたかが住んでいます。 そのマンションの棟のうち、どの部屋が売られているかというのは、その時、売る人がいるかどうかということで決まってしまいます。 買う側からすれば、どのマンションを買うかということは選べても、どの部屋を買うかということまでは選べません。 最上階の端の南向きの角部屋がいいと思っても、その部屋は売りにでていないので、買うことができないのです。 新築マンションでは、中古マンションとはまったく逆で、すべての部屋が売られています。 いくつかの部屋は、もともとその土地を持っていた人などへ、あらかじめ売られているケースがあったりしますが、それでもほとんどの部屋を買うことができます。 新築マンションなら、ど
完売御礼とキャンセル住戸 : マンション・ファイル
わざわざ「完売御礼」と書く理由 新築マンションの公式サイトを見ていると、時々「完売御礼」と書かれていることがあります。 完売ということですから、「総戸数」分、すべての部屋が売り切れたという意味なのでしょう。 新築マンションの場合、売切れてしまえば、それ以上売るものはありません。 追加で入荷したり、増産したりということはありえません。 これ以上売るものがないのですから、わざわざ「完売御礼」と書く必要はないはずです。 販売用の公式サイトは閉じるか、住人向けにリニューアルしたほうが良いでしょう。 「完売した」といわないと、新たに買いたいという人が来てしまって困るのでしょうか。 キャンセル住戸発生 新築マンション購入時に、すべて現金で支払える人は、どちからかいうと少数派のようで、たいていの人は住宅ローンを申し込みます。 住宅ローンを申し込むと「審査」が行われます。 これは貸す側の金融機関が、借りる
新築分譲マンションと中古マンションの関係 : マンション・ファイル
新築分譲マンションとは 「新築分譲マンション」という名称について考えてみましょう。分譲とは、ようするに一つのものを分けて売ることなので、マンションそのものです。 新築マンションは、あきらかにそれとわかる形で広告されていますし、販売されている商品は、新築どころか、建設中だったりするからです。 「新築分譲マンション」とは、これから販売される、新しく建設されるマンションのことです。 では、建設された後はなんと呼ばれるのでしょうか。 マンションが完成すると、売約済みの部屋については、買った人が入居します。 マンションは新築の場合、入居日が決められてますので、数日の違いはあっても、ほぼ一斉に入居が行われます。 売れ残りの部屋については当然だれも入居しませんが、新築として販売され続けます。 販売されている間は「新築マンション」と称されるようです。 どんなに長くとも入居があった日から2年程度で、分譲して
転職エージェント : Tips on 転職
人材紹介会社の転職エージェントに紹介してもらって転職するためのコツ（Tips）をご紹介します。ビジネスとはいえ、孤独な転職活動を支えてくれる心強い仲間、それが転職エージェント。転職エージェントを上手に利用して、また、転職エージェントとうまくコミュニケーションするために、知っておきたいことがあります。 転職エージェントを利用する5つのメリット 人材紹介会社は求人を募集している企業と契約して、候補者を紹介する会社です。実際に候補者と面談して、志望にあう案件と結びつけるのが、転職エージェントと呼ばれる人たちです。そんな転職エージェントを利用するメリットは5つあります。 >> 転職エージェント経由の応募 非公開求人 求人情報とは、広く公開してよい人を探したいもののはず。なぜ非公開求人があるのでしょう。企業が求人情報を非公開にする理由と、その非公開求人の情報が転職エージェントに集まる理由を考えてみま
転職エージェントを掛け持ちする : Tips on 転職
転職エージェントの掛け持ち利用を勧める人は多い 転職エージェントは、登録するとしばらく、だいたい3ヶ月ぐらいが目安だといいますが、応募者の志望に合った会社を紹介してくれます。もちろん、登録時にすでにあった案件だけではなくて、新しい案件がきた場合も、内容が応募者に合うようなら追加で紹介してくれます。また、転職エージェントと契約している企業に応募者の「履歴書」や「職務経歴書」をもって提案にいってくれたりもします。転職エージェントは、応募者を企業に紹介して、内定そして採用されないともうからない仕事です。応募者と利害は一致していますので、積極的に動いてくれます。応募者としても、この転職エージェントにお世話になろう、といった気持ちになるかと思います。 とはいえ、転職エージェントも仕事であり、個々人によって仕事のクオリティやスピードに差が出るのはあたりまえです。ベテランで仕事をばりばりやってくれる転職
外資系企業専門の転職エージェント : Tips on 転職
外資系企業専門の転職エージェントが存在する理由 外国系資本の企業、すなわち外資系企業の求人を専門とする転職エージェントがあります。外資系企業専門の転職エージェントが存在する理由を考えてみましょう。国内でも多くの外資系企業が活動しています。人事権を握っているのが、いわゆる本国のオフィスである場合、人材確保を請け負う転職エージェントも本国とのコミュニケーションができなくてはいけません。言葉の問題ももちろんありますし、国内企業とは違った文化や、いわゆる多国籍企業ならではのやり方があるわけです。人事を管轄する担当者は、本国にいて、日本国内の人材を確保するのはやはり難しいです。特に欧米と違って、日本の労働市場は特殊だといいます。かといって、いきなり本社の人事が来日したとしても、やはり事情がわからないので難しい面があると思います。そこで、活躍するのが外資系企業を専門とした転職エージェントです。 外資系
スカウトサービスは転職エージェントからのアプローチを待つサービス : Tips on 転職
転職活動のゴールは内定、つまり採用です。採用される、というのはどういう状況かと、考えてみました。採用される状況としては次の5つのパターンが考えられると思います。採用される理由の強いものから順に並べてみました。 1. 引き抜き 取引関係や旧知の場合に、人材として評価されて、引き抜かれる場合。「ウチにこない？」などという誘い文句で発生します。コネクションありで、かつ、仕事ぶりを評価されているので、転職が成立しやすいといえるでしょう。なお、転職エージェントによる、いわゆる「ヘッドハンティング」の中には、「引き抜き」にあたるものと、「転職エージェントの案件数確保」の2パターンあるので、注意。後者の場合は、通常の転職エージェント経由の応募とそれほど違わない場合があります。 2. 推薦あり、コネクションあり 取引関係があったり、今後何かしら個人・会社としてつながりが発生するような場合に、取引先会社から
1000万円以上のハイクラス求人を扱う転職エージェントは実在するか : Tips on 転職
ハイクラス求人とは何か ハイクラス求人のハイクラスとは、年収が高いという意味です。この求人とそれを扱う転職エージェントは、もちろん実在します。実際の求人の内容を見ると、いわゆるマネジメントができる人材を探すものが多いです。社内の重要な部署、新規マーケットを開拓する部署のマネジメント、顧客と直接をやりとりしながら、社内の業務を取りまとめるような仕事などが見受けられます。なぜ年収が高いかというと、それだけ難しい仕事で、社内を見回しても人材が十分ではないと感じるからでしょう。どの企業もビジネスを成功させたいが、人が足りないのです。 優れた人材を獲得できる企業が勝ち、そうでない企業が負ける 業界・業種を絞ってみると、その中で目立って活躍できるような人材というは、なかなかいないものです。企業を存続させていくという観点からすれば、それは社内で育成をするべき人材なのですが、なかなか上手くいかないようです
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