上司、営業マン、あるいはカスタマーサービスのオペレーターなど相手はさまざまですが、私たちはよく、誰かから何かを引き出さなければならない状況に置かれます。そんな時、「鋭い質問」をすれば自分の立場を有利を持っていける場合が多いです。米Lifehackerでは以前にも、ソクラテス式問答法を用いて議論に「勝つ」方法を取りあげました。相手に質問を投げかけたり、相手に対して自分の考えを説明するよう求めたりするやり方です。しかし、交渉の余地がほとんどないように思える場合でも、巧みな問いかけで相手と対等な立場に立てる可能性があります。 米誌「Harvard Business Review」(以下、HBR)では、力関係ではどうしてもかなわないという場面に遭遇した際には、まずは話を聞き、それから相手の意図を探るような鋭い質問をするよう勧めています。 2段階からなる非常に有力な戦略があります。まず、相手の話を良
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