来年の3月いっぱいをもって、30年ちょい勤めた会社を早期退職します。 こう書くと、何か一大決心があってのことと思われるかもしれませんね。 あるいは、「あ、リストラされたんだ」と思われたかも。 ですが、そのどちらでもなくて、会社の制度に則ったことなのです。 今は60歳定年・65歳まで再雇用というのが主流で、私が勤務する会社もそうなのですが、管理職になると、年度年齢50歳以降、しかるべきタイミングでポストオフ(役職をはずれる)となり、一定の猶予期間の後、早期退職するというルールがあります。 この制度の背景には、人事の新陳代謝を促すこと、つまり、 「数少ない管理職のポストを早期に若手に譲ることで、組織の活性化を図ること」 と聞かされています。 が、これは、まあ、半分本音で半分は建前でしょう。 経営サイドとしては、若手・中堅社員よりもビジネスマンとしての質が低く、年齢的に能力も意欲も低下していくく