(画像はアニメディア2017年1月号) ※このnoteは全文無料で読めます。 誰かを本気で好きになったことがない。こう書くと個人間の色恋の話に聞こえてしまうだろうか。違う。一対多、ファンと有名人という関係においてだ。昔からずっと、「推し」を作ることに失敗してきた。 中高生の頃にオタクとしての自我を持ってから、本格的に色んなアニメを観始めた。そこから、当たり前のように制作サイドにも興味を持つようになる。特に声優に目を向けたのは、当時は「アニメブームではなく声優ブーム」と庵野秀明が言うくらい声優の露出が増えつつあった時期だから、まあ自然な流れなんだろう。 あの頃声優を追っかけるというと、まずアニラジを聴くことだったと思う。私もアニメに出演したり主題歌を歌ってたりで気になった声優がパーソナリティーをやってるラジオがあったら、とりあえず聴いてみた。 ……でも、ダメだった。彼あるいは彼女の人格が前面
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