(画像はアニメディア2017年1月号) ※このnoteは全文無料で読めます。 誰かを本気で好きになったことがない。こう書くと個人間の色恋の話に聞こえてしまうだろうか。違う。一対多、ファンと有名人という関係においてだ。昔からずっと、「推し」を作ることに失敗してきた。 中高生の頃にオタクとしての自我を持ってから、本格的に色んなアニメを観始めた。そこから、当たり前のように制作サイドにも興味を持つようになる。特に声優に目を向けたのは、当時は「アニメブームではなく声優ブーム」と庵野秀明が言うくらい声優の露出が増えつつあった時期だから、まあ自然な流れなんだろう。 あの頃声優を追っかけるというと、まずアニラジを聴くことだったと思う。私もアニメに出演したり主題歌を歌ってたりで気になった声優がパーソナリティーをやってるラジオがあったら、とりあえず聴いてみた。 ……でも、ダメだった。彼あるいは彼女の人格が前面
※このnoteは全文無料で読めます。 響木アオの新曲「ユメスクリーム」は、「おカネ」をテーマとして制作された。 これを聞いて「アオちゃんらしいよなあ」と思った人。あなたは彼女のファンなのだろう、おそらく。 響木アオには拝金主義なところある。インタビューでほしいものを尋ねられたらとりあえず「おカネ」と答えるなど、事あるごとに現ナマラヴを公言してやまない。 そうしたキャラクターは、自身のアイドル活動にも反映されている。 Vtuber初と言われるワンマンライブが開催されたのは、一年以上前のこと。 アイドルイベントの常として物販もあったのだが、ファンがまず衝撃を受けたのが、場内で流れていた「物販の歌」だった。 「ぶっぱーんぶっぱぶっぱぶっぱぶっぱぶっぱーん」「かってーかってかってかってかってー」「かつどーうしきんがほーしいのいまならちぇきもーとれちゃーうーよ!!!!」 詩情もクソもない。一分かそこ
「そんなに境界ってきちんとしてないみたいだよ……」 「……」 「もうすぐ中に入れるんだよ……フルレンジ、フルモーションで、私をメタファライズさせて……」 「そんなこと、いくら最新でも民生用のNAVIでは……」 「できるよ、改造したから」 アニメ「serial experiments lain」第4話より※このnoteは全文無料で読めます。 バーチャルYoutuber(以下Vtuber)ブームが巻き起こって、そろそろ一年は経つだろうか。人気VtuberがTV番組に出演したり、大企業の広告に採用されたり。そういった機会もぐんと増えた。一方では「お仕事」が増えることで、本来行っていたような動画配信の機会が減ることを寂しく思うファンもいる。 中でもリアルイベントは、「バーチャル」「youtuber」としての利点――インターネット回線さえ繋がっていればどこからでも視聴できる――を殺しているという人が
メロディ・リリック・アイドル・マジック (ダッシュエックス文庫DIGITAL) 作者: 石川博品,POO出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/08/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (6件) を見る劇場版アイカツスターズが予想の10倍くらい面白かったのでようやく長かった無印アイカツロスの日々を抜け出せたような気もする今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 殺人的な暑さと台風が交互にやってくる日々が続いていますが、そんな人類に優しくない8月末の来たる25日(木)、石川博品の手によるアイドルラノベ『メロディ・リリック・アイドル・マジック』のkindleでの配信が始まります。 書籍の刊行からは2ヶ月近く経ってますので、この機会にある程度ネタバレもしながら、この作品の特徴について考えてみたいと思います。 なお最初に断っておきますと、自分はアイカツとプリパラのアニメ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く