※このnoteは全文無料で読めます。 あっという間にネルリ10周年イヤーだなんて、年を取るのはイヤー!(耳だけに) いきなりこんなギャグを飛ばすラノベ作家がいたとして、あなたはその著作を面白いと判断できるだろうか。私は「そういうのは間に合ってますんで……」と及び腰になってしまいそうだ。しかし、そんなあらすじでもって世に出たのが我らが石川博品だった。 僕はレイチ。元モグラ(詩的表現、元気いっぱいに!)。 今年から第八高等学校に入学する将来のモテメン(希望込み)。っていうか適当に平和にやりつつ、好きな植物でも愛でて妄想の中で暮らしていきたかったのに、クラスメイトは異文化流モラルハザードなヤツばっか! 僕はインモラル以外食さねーっつってんだろ! とくに何なの? この幼女? ネルリ? 耳刈? せっかくの高校生活、痛いのはイヤ―!(耳だけに) 第10回えんため大賞優秀賞受賞作品!だから、第一印象はそ