『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞した作家の川上未映子。これまでにミュージシャンとして3枚のアルバムをリリースした才色兼備の持ち主で、マスコミでもその美貌は大きくもてはやされている。2月22日に行われた第138回芥川賞・直木賞贈呈式では、あのプラダが「ウチの衣装を着てほしい」などとすり寄ってきていたというほどだ(実際には川上の気に入ったものがなく、プラダの姉妹ブランドのミュウミュウが衣装を提供した)。また最近では、NiconのHPでフォトエッセイの連載を開始しており、氏の人気ぶりはまだしばらく続きそうだ。 こうなると気になってくるのが、作家としての川上氏の実力。 先日の記事で報じたように、2月22日、東京都千代田区の東京會舘において行われた贈呈式では、テレビや雑誌のカメラマンはこぞって川上の所へ殺到しており、直木賞を受賞した桜庭一樹とは“容貌”において役者の違いを見せつけていた。だが、大手