未公開株をめぐる金銭トラブルで自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=が悪あがきしています。問題の発端は、知人に預けていたカネが戻ってこなかったからだとして、知人ら2人に1億円の貸金返還訴訟を提起する一方、記者会見したのは一度きりで、説明責任を果たそうとしていません。 貸金返還訴訟の第1回口頭弁論は9月8日、東京地裁(谷口園恵裁判官)でありました。 訴状によると、武藤議員は昨年2月、学生時代の知人男性から「ブランドバッグの転売を手がけている。リスクはまったくない」などと投資を持ちかけられ、同年10月までに計1億円を渡しました。ところが、配当がなく、弁済の約束を取り付けましたが、期限をすぎても返済されていないといいます。 金銭トラブルは8月19日発売の週刊誌で表面化。武藤議員が昨年、この知人男性らに「値上がり確実なソフトウエア会社の新規公開株を国会議員枠で買える」と持ちかけ、23
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