米情報機関、日本で盗聴か=政府中枢や大手企業など35標的−告発サイト 米情報機関、日本で盗聴か=政府中枢や大手企業など35標的−告発サイト 【ワシントン時事】内部告発サイト「ウィキリークス」は31日、米国家安全保障局(NSA)が少なくとも第1次安倍政権(2006年9月〜07年8月)の頃から、日本政府中枢や大手企業の三菱商事など35カ所を標的に盗聴を行っていたことを示す内部文書を入手したと公表した。 〔写真特集〕盗聴器・盗撮カメラ ウィキリークスによると、盗聴リストに名前や電話番号が記載されていたのは、内閣事務局の交換台、官房長官の秘書官、経済産業相、財務省、三菱商事の天然ガス部局、三井物産の石油部門など。「政府VIPライン」と呼ばれる回線もあった。また、日銀総裁の電話、日銀職員の自宅電話も挙げられていたとしている。 ウィキリークスは盗聴リストと合わせ、盗聴した内容を記した報告書5点も公