Lesson396 人を説得する力――4 実践編 人を説得するとき、 やってしまいがちなミスが、 「相手に必要以上のダメージを与えてしまう」ことだ。 説得はできたけど、 相手の心はつぶれた。 人間関係にしこりが残った。 相手に嫌われてしまった‥‥。 そういうときは、 自分の正しさを証明して、 相手に勝って、 動かそうとしていることが多い。 これが「敵対的説得」だ。 「友好的説得」から試してみることもすすめたい。 この方法なら、 たとえ説得に失敗しても、 やればやった分だけ 相手への理解は深まるし、 自分への信頼も高めることができる。 人間関係は悪くならない。 むしろよくなっていく。 きょうは、これまでのポイントをおさらいしつつ、 「友好的説得」の実践方法を見ていこう! 以下に取り上げるケースは家庭のことだが、 言っていることは広くビジネスシーンに通用する。 <ケーススタディ> 結婚しようと