夜中にテレビでやっていた『呪怨』を観てしまった。これが『儒恩』だったらどんなにいい話になることか…などと考えることで恐怖を紛らわせたり、携帯でネットしたり、怖そうな場面になると携帯でテレビ画面を半分がた隠したりなどの高度な戦術をまじえて一時間ほど視聴することができたし、その後トイレに行くこともできたので自分の人としての成長を実感した。視聴中は蛍光灯を豆球にしていたことも豪胆さの証明力を高めるために申し添えておきたい。 幽霊を信じているかというとアレでとりわけ葬式で「アレー?あそこに故人が浮かんでいるヨー?」と口走るようなオーラデブには本来の意味で彼岸を見てほしい気持ちでいっぱいだけど、人の悪意は恐ろしい。一人だけ医学部に受かった女の子の家に「お嬢さんが交通事故でお亡くなりになりました」と嘘電話がかかってきたというような話*1は本当に恐ろしい…。しかし嘘電話でその子のお母さんは死ぬほどショッ