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ブックマーク / dantyutei.hatenablog.com (15)

  • 「きらめく甲虫」のできるまで - 断虫亭日乗

    7月8日に発売開始した『きらめく甲虫』。甲虫のはたくさんあるので、売れ行きに一抹の不安を抱えていたが、おかげさまで大変好調で、嬉しいことである。ネット書店では『昆虫はすごい』よりも売れているようで、とてもびっくりしている。みなさん、ありがとうございます。 各所で評価もいただいており、とくに堀川大樹さんにHONZで紹介いただいたり、メレ山メレ子さんに人気ブログでご紹介いただいたのはありがたい。 honz.jp mereco.hatenadiary.com そもそもは『ツノゼミ ありえない虫』でお世話になった幻冬舎の前田さんから、「またなにか虫のを作ろう」とご提案いただき、話しは始まった。最初は変わった甲虫を集めたにしようという案で進んでいたのだが、標集めがなかなか進まず、昨年の冬に集まったときに「とりあえずきれいな甲虫、とくにキラキラのものだけを集めてにしましょう」ということで話し

    「きらめく甲虫」のできるまで - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2015/07/12
    標本撮影の比較写真が興味ぶかい。右だけ見せられたら十分きれいだけど、並べると立体感がぜんぜん違うなあ…
  • 晴天 - 断虫亭日乗

    雨続きだったが、今日はようやく晴れた。開けた場所に行ったら、色とりどりのオオモモブトハムシが見られた。 カニのようなハサミをもつサシガメ、Carcinocoris sp.。 夜間採集をMon Tha Thanという滝で行ったのだが、お月見でろくに飛来がなかった。 しかし、いろいろと良い虫を見ることができた。 夜行性の大型スズメバチ、Vespa binghamiというやつを初めて捕まえた。かなり珍しいものだと思う。手前はヤミスズメバチ。 http:// ヒメテイオウゼミPomponia intermediaの羽化に立ち会うこともできた。

    晴天 - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2014/07/14
    色とりどりのオオモモブトハムシが壮観。ヒメテイオウゼミ、うしろ!うしろー!!
  • ときめき昆虫学 - 断虫亭日乗

    忙しいけどオボちゃんの記者会見を少し見てしまった。いくつかの教訓と損害を残しただけで、ほんとうに何もかも虚しい騒動だったけど、会見を見た人々の根拠なく「オボちゃん悪くない」というような反応に問題の根幹を見た気がした。 原稿を書かなければならないのだが、朝から忙しくて、なかなか時間がとれず、今日は20時から23時までようやく自由な時間が来て、3000字くらい進めることができた。先は見えてきた感じではある。明日は1万字を目指す。 === 調査中の副機としてオリンパスのOM-D E-M10を購入した。これからはこれを鞄に入れて持ち歩くことに。以前にPen E-P1が出たときにすぐに購入したのだが、あんまり気に入らなかった。 しかし、メレ子さんの近著「ときめき昆虫学」にOM-D E-M5がおすすめカメラとあって、急いでもう一つ新しいのを買ってみた。当たり前だけど、Pen E-P1の悪いところはいろ

    ときめき昆虫学 - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2014/04/13
    まめだぬき@dantyutei先生、本の紹介ありがとうございます!!。・゜・(ノД`)・゜・。
  • ■ - 断虫亭日乗

    午前中、設置型灯火採集器の採集品を仕分けしていたら、物音と視線を感じた。小松君かと思い、「なんか採れた?」と訊いたら、ちょっと違う人がいた。 昨晩の灯火採集で採った虫を撮影していたら、横でその虫の入った入れ物を投げて遊んでいた。 昼間に小松君と森を歩いていたら、枯れ木にきれいなハチが産卵していた。 前2回にPhanoen Thungという20kmほど山奥へ進んだ景色のよい場所へ昼間に連れて行ってもらった。そこはいかにも灯火採集によさそうで、いつかやってみたいと思っていた。今回の調査には途中から蝶や蛾の研究者も来ていて、そこで灯火したらすごい蛾がいっぱい来るよに違いないと口説いたところ、よし行こうということになり、夕方、Phanoen Thungに行くことになった。途中はゾウが多く出没するため、夜間は車が走れないので、そのためテント一式を持って行き、みんなで泊ることになった(結局、総勢8名)

    ■ - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2013/05/13
    わたしもKaeng Krachangで「ちょっと違う人」見たー!!
  • ■ - 断虫亭日乗

    「ニコニコ学会β」の「むしむし生放送」いよいよ番。15時半から登壇だが、9時に集合し、いろいろと準備を進める。 登壇者は、私のほか、小松君、前野君、堀川さんの4名、そして司会はメレ山メレ子さん。みんな非常に緊張していて、それを見て、かえってこちらは落ち着いた。 結果は大好評で、視聴者の93%は「とても良かった」、6%は「良かった」で、普通はありえない評価とのこと。私以外の3人はみんな面白かったが、身内として、小松君の発表は非常に良いものだったと思う。前野君も一所懸命で、爆笑だっただけなく、伝わるものがあった。堀川さんの広報活動の巧みさは多くの若手の見習うところであろう。 メレ山メレ子さんは12月の「昆虫大学」で初めて企画に呼んでいただいて、今回もとてもお世話になった。誠意あふれる準備で、みんな大船に乗ったつもりで、安心して準備に集中し、今日という番に臨むことができた。 以下、放送画面。

    ■ - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2013/04/30
    「私以外の3人はみんな面白かったが」このご謙遜はないですぜ先生!/「頭になんかついてる」www
  • 「アリの巣の生きもの図鑑」雑感2 - 断虫亭日乗

    「アリの巣の生きもの図鑑」雑感2 書の著者は5人いるが、筆頭著者は私だけでなく、小松君も同等である。くれぐれも、そのように認識していただきたい。だから、はしがきの著者を「丸山・小松」とした。書の主役は、なんといっても生態写真である。その写真は小松君の写真が大部分を占め、その裏には小松君の才能と並々ならぬ努力がある。実は、小松君を主著にしようかどうか、最後まで迷った。しかし、私の15年の知識の蓄積や編集の労力も並大抵のものではなかったので、今回は花を持たせてもらった。もちろん、工藤君、島田さん、木野村先生の協力は欠かせなかった。工藤君の写真は当に絵的に美しいし、島田さんの才能も半端なものではない。木野村先生の手によって、近年日で初めて分かったこともあまりにも多い。今回のは、たまたま同時期に、同じようなことに興味を持った人がそろったことによる、奇跡といってよいかもしれない。

    「アリの巣の生きもの図鑑」雑感2 - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2013/02/27
  • ■ - 断虫亭日乗

    「アリの巣の生きもの図鑑」雑感 書の題を「The Guests of Japanese Ants」とした。知る人ぞ知る、イギリスの好蟻性昆虫をまとめたHorace Donisthorpeの「The Guests of British Ants」に敬意を表したものである。このが出たのが1927年のことであるから、それから86年の歳月を経て、日で同様の趣旨のが出たことになる。しかしながら、内容の充実度はイギリスのそれとは遠く及ばない。「The Guests of British Ants」は、1927年の出版のさらに50年以上年前(19世紀後半)からの情報の蓄積によって作られているが、「アリの巣の生きもの図鑑」はわずか数人の調査によって、ここ10年ほどで得られた情報が大半を占めているからである。「アリの巣の生きもの図鑑」は今の時点での最大の情報量と写真技術によって作られているが、あくま

    ■ - 断虫亭日乗
  • アリの巣の生きもの図鑑 - 断虫亭日乗

    3月13日の記事へお願いします。 http://d.hatena.ne.jp/dantyutei/20130313

    アリの巣の生きもの図鑑 - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2013/02/09
    ページ見本が出てるー。アリに口移しをねだるシロオビアリヅカコオロギかわいいなあ。
  • ■ - 断虫亭日乗

    みなさん、ご協力ありがとうございます!! ↓ アメリカがこんなことになるなんて、情けない・・・。 ーーーーー シカゴのフィールド自然史博物館(Field Museum of Natural History)はアメリカを代表する巨大博物館の一つで、世界的に貴重な資料を収蔵しており、多数の研究員が調査を進めている。そこにいま危機が訪れようとしている。 http://www.suntimes.com/news/17164285-418/field-museum-faces-several-financial-challenges.html 簡単に言うと、財政難に陥り、職員数の削減と予算の見直しが進められるという。 ここの収蔵がどうにかなってしまったら、世界の自然史研究における打撃は少なくない。現在署名活動が行われているので、ぜひ以下のサイトから署名をお願いしたい。 https://www.cha

    ■ - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2012/12/24
    シカゴのフィールド自然史博物館の人員削減と予算修正に反対する署名活動について
  • ■ - 断虫亭日乗

    今日は伊都祭に行き、生物研究部の展示を見て、米田君の卒論の相談に乗った。とても面白そうなので、応援したいと思った。実は私も前から面白いに違いないと思っていた分類群で、着眼点が良い。 - 日産ハネカクシの目録を作っており、ここ数日はそれと格闘している。今日、ようやく骨子が終わった。 - 一昨日の夜、フェルトでカピバラを作った。なかなかうまくいった。

    ■ - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2012/11/25
    いきなりフェルト作家として歩みだした丸山先生の第一作、いきなりレベル高い…
  • 「昆虫大学」のお知らせ- 断虫亭日乗

    秋晴れ。午後から講演で、ものすごく緊張していた。なにより知人が一杯いるのが緊張する。会場についてみるとすごい人出にびっくり。60人席に同じくらい立ち見の人がいる。大緊張で、普段よりさらに滑舌が悪くなってしまった・・・。 - 会場の様子を簡単に紹介。 昆虫大学校章。 それを作ったひよこまめ雑貨店の愛子様。 ミヤタケイコさん。 石川県ふれあい昆虫館。 アントルーム。 かわいすぎる子息のとわくん。 なんだか楽しいらしい。 頓服さん。 展翅屋工房。 ハコイリクロッキーの市川さんの作品。 アーバンサファリの作品。すごいヤママユガが売られていて、4800円を躊躇したのが馬鹿だった。 クレープさん、のそ子さん。 奥村巴菜さん。 われわれの展示。 バッタ博士。 それにしても、当にすごい人出だった。あわせて700名の新規入場者があって、今日は再入場の人も多かったので、500人近く来たという。昆虫大学大成功

    「昆虫大学」のお知らせ- 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2012/10/23
    丸山先生、「l講演ってやっぱり緊張しますか?」ってきいたら「するわけないじゃないですか!フハハ」って言うてらしたのはザ・強がりだったのか!
  • ■ - 断虫亭日乗

    朝、有名ブログ「ねり餌が腐るほど鯉したい」執筆者のメレ山メレ子さんと秋葉原で待ち合わせし、つくばの科博に向かう。つくばエクスプレスの快速で45分、そこからバスで10分ほど。意外に近かった(乗り継ぎがよければ)。 科博に着き、まずは神保君らと昼べる。この後の飲み会の「重さ」が予想されたので、私とメレ子さんはサラダのみとした。 さっそく収蔵庫をご案内いただく。私は「象虫」の小檜山さんにご挨拶し、最新の深度合成撮影事情についていろいろお聞きしたり、展示写真の使用許可をいただいたりした。メレ子さんは神保君にいろいろな蛾を見せていただいていた。 収蔵庫は新宿時代の倍の広さになったという。すばらしいことだ。 それから野村さんの部屋にお邪魔し、亀澤さんにお会いして、電顕撮影の様子を拝見したりした。また、科博の冷凍庫に置き去りにしてきたサンプルを持ち帰ったり捨てたりした。冷凍庫の部屋があり、ものすご

    ■ - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2012/09/22
    「「ねり餌が腐るほど鯉したい」執筆者のメレ山メレ子さん」ギィー!!!!!
  • 断虫亭日乗

    昨年の5月に『角川の集める図鑑 GET! 昆虫』を出版した。子供向け図鑑である。このような図鑑は小学館の『NEO』、学研『LIVE』、講談社『MOVE』が御三家と言われ、シェアの大部分を占める。そこに角川が新規参入したかたちとなった。以前よりこのような企画はあったが、採算面で頓挫し続け、ようやく実現の運びとなったそうだ。 始まりは2019年の4月である。担当編集長から監修の打診があった。企画の概要をお聞きすると、世界を旅するかたちで、各地域の昆虫を扱う図鑑にするという。それは面白そうだ。二つ返事で了解した。そして、福岡で打ち合わせし、うちの博物館の標をお見せし、基礎的な資料として、これらを使うことで進めることにした。 通常、このような図鑑は、出版社と編集プロダクションが写真を準備し、執筆を行い、監修者は文字通り監修という形で全体のチェックをするだけである。しかし今回は、私が撮影、執筆、監

    断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2012/09/22
    ちょ、プロフィール欄!!
  • ■ - 断虫亭日乗

    君の力作論文が出た! 2年じっくりかけただけのことはある。私は外見で種を区別できないと思っていたのだが、山君は有用な形質をいくつも見つけた。時間をかける大切さ、形態を見る感性の大切さを、山君に改めて学ばされた。また、この仲間は分類が終わっていると信じていたが、そんななかで3新種も見つかったのは驚きだった。 Yamamoto, S., Maruyama, M., 2012. Revision of the seashore-dwelling subgenera Emplenota Casey and Triochara Bernhauer (Coleoptera: Staphylinidae: genus Aleochara) from Japan. Zootaxa, 3517: 1–52. http://www.mapress.com/zootaxa/2012/f/zt03517p

    ■ - 断虫亭日乗
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    mereco 2012/09/20
    「アリの巣をめぐる冒険」読むのが楽しみだなー!
  • ■ - 断虫亭日乗

    昨日は展示準備で忙殺されていた。金尾君と藤野さんも企画運営に参加してくれており、2人とも気が利くので大変たすかる。22時ごろにようやく終了した。 - 今日から展示「アリの巣の生きもの」が始まった。日初の試みだろうし、企画者ながらとても良い展示になったと思う。小松くんの傑作写真を主体に、簡単な解説と、好犠牲生物学の説明を加えた。一部は標も展示している。相当な生き物好きでも見たことのない世界に違いない。どこかの博物館で出張展示させてくださるようであれば、資料を送ります。 今日はNHKが取材に来てくださり、早速、昼のニュースで放映された。明日以降、大勢の人が来てくれれば嬉しい。 またガガイモ科。今日はHuernia hislopiiが咲いた。これもまた魅力的。

    ■ - 断虫亭日乗
    mereco
    mereco 2012/08/05
    好蟻性昆虫の企画展示「アリの巣の生きもの」、関東でぜひやってほしい!!(出張展示先募集とのこと)
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