アイドル戦国時代という言葉も風化してしまったぐらい、今やあたりまえのようにアイドルが次から次へと生まれ、そして消えていく日本の音楽シーン。その片隅で多くの魅力を携えながらもブレイクできていないアイドルはゴマンといる。ハッキリ言ってJK21(ジェイケイ・トゥ・ワン)もその中の一組である。 2008年に結成された関西発のグループで、かつては阪神タイガースの承認応援歌を担当。スイパラとのタイアップ曲、ポケムヒのCMソングにも起用される等、楽曲には定評があり、観客が座りながら楽しむライブスタイルも好評だ。が、メンバー自ら語るように“細々と”した印象は拭えず、ブレイクのきっかけを掴めないまま2013年も終えようとしている。 今回のインタビューでは、おそらく未だかつてないレベルで“JK21はブレイクできるのか?”という課題に直面してもらい、JK21に足りないもの。JK21に秘められた可能性を探った。果