目指したいと考える年収帯はいくらか。明治安田総合研究所が調査結果を発表し、回答が最も集まったのは「400万~500万円未満」で15.6%が回答した。2位は「300万~400万円未満」(13.4%)、3位は「500万~600万円未満」(11.9%)だった。 目指したい年収を男女別・職業別で見ると、正社員の男性は「1000万円以上」(19.6%)、正社員の女性では「400万~500万円未満」(25.3%)が最も多かった。500万円以上を望んでいる男性が68.4%いる一方、女性は44.5%で、男性と女性で実現したい年収に開きがあった。 エコノミストの前田和孝氏は「長期にわたって育休・産休を取得することによるキャリアアップ・収入機会喪失の影響が、目指したい年収の結果にも反映されている可能性がある」と指摘する。