年末や新年になると、「今年の干支」の話題が頻繁に登場します。 多くの人が干支という言葉を十二支と同じ意味合いで使いますが、実はこれは誤りです。干支と十二支は何が違うの? そもそも干支って何? といった疑問を解決するために、干支と十二支それぞれについて詳しく解説しましょう。 十二支とは何? 十二支は、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の12種類の動物を指します。 十二支は古代中国から日本に伝わった思想のひとつですが、現代の私たちにも馴染み深いものですよね。 年を表す場面以外では今はあまり使われなくなりましたが、かつては時刻や方位を表すためにも利用されていました。 たとえば、真夜中を表現する「丑三つ時」という言葉があります。昔は午前0時の前後2時間を子の刻と定め、2時間ごとに十二支を割り当てていました。 一つ時は30分間を表すので、丑三つ時は午前2時から2時30分の時間を指して
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