印刷 関連トピックスオリンピック 教え子の未成年の女子柔道部員に性的暴行をしたとして警視庁は6日、アテネ、北京五輪の柔道金メダリストで元九州看護福祉大学女子柔道部コーチの内柴正人容疑者(33)を準強姦(ごうかん)の疑いで逮捕し、発表した。調べに対し、「納得いかない。合意だった」と供述しているという。 捜査1課などによると、内柴容疑者は9月、合宿先の東京都内のホテルで、酒に酔って寝込んでいる女子部員に性的暴行をした疑いがある。 同大は学校関係者から通報を受けて調査委員会を設置。内柴容疑者や女子部員から事情を聴いた上、11月29日付で「セクハラ行為があった」として客員教授だった内柴容疑者を懲戒解雇処分とした。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます
日本原子力研究開発機構は24日午前4時55分、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器から、約10カ月間落下したままになっていた重量3.3トンの装置の引き抜き作業を終えた。 引き抜き作業は当初、23日午後2時ごろから始まる予定だったが、準備作業がはかどらず、実際に始まったのは7時間近く遅れた午後8時50分だった。 落下していた「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)は衝撃で変形していたため、引っかかっていた炉開口部のさやの部分と一緒に、天井にある大型クレーンでつり上げた。装置等は約8時間かけ、炉開口部の上方に据え付けた専用の容器「簡易キャスク」(直径1.4メートル、最大長16メートル)に直接、収納された。
大阪市浪速区の歩道で男性2人がタンクローリーにはねられ死亡した事故で、大阪府警は24日、自転車で道路を無理に横断して事故を誘発させたとして、大阪市西成区玉出東1丁目、無職越智茂容疑者(60)を重過失致死容疑で逮捕し発表した。「車を確認しないで道路を横断した」と容疑を認めているという。 浪速署によると、越智容疑者は12日朝、大阪市浪速区日本橋東3丁目の国道25号で、周囲の車の有無を確認しないまま横断。左から走ってきたワゴン車に急な車線変更をさせ、ワゴン車を避けようと歩道に乗り上げた後方のタンクローリーにより男性2人を死亡させた疑いがある。 ワゴン車を運転していた会社員笹部正男容疑者(43)=自動車運転過失致死容疑などで逮捕=が「直前に自転車が右から横断してくるのが見えて、左に車線変更した」と説明。周辺住民への聞き込みなどから越智容疑者が浮上した。
大阪市浪速区の歩道上にいた男性2人が12日、突っ込んできたタンクローリーにはねられて死亡した事故で、大阪府警は13日未明、タンクローリーの前方で事故につながる無理な車線変更をしたとして、ワゴン車を運転していた会社員笹部正男容疑者(43)=大阪府枚方市出口2丁目=を自動車運転過失致死と道路交通法違反(事故不申告)の疑いで逮捕し、発表した。 調べに対し、笹部容疑者は「車線変更時には後ろに車はいなかった。事故のことは知らず、自分に責任はない」と容疑を否認しているという。 事故は12日午前8時55分ごろに発生。浪速区日本橋東3丁目の国道25号で石油製品卸売業の工藤進治容疑者(55)=自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕=が運転するタンクローリーが歩道上を約13メートル走り、派遣社員の男性(49)とアルバイトの男性(75)をはねて死亡させたとされている。 工藤容疑者が「隣から車線変更した車との衝
東京電力は12日、東日本大震災で爆発事故を起こした福島第一原発1号機の原子炉圧力容器に、燃料を冷やすために入れている水が容器の5分の1以下しかたまっていないことを明らかにした。燃料が溶けて底の方にたまり、圧力容器の底に穴が開いて水が漏れているらしい。燃料損傷は東電のこれまでの想定以上に進んでいるとみられる。 東電は圧力容器の水位計を修理、改めて測定したところ、値が出なかった。測定限界である原子炉底部から約4メートルの位置より下に水位があることを意味する。圧力容器は高さ20メートルで容積360立方メートル。現在は毎時8トンのペースで、これまで1万358トン以上注水したが、容器の5分の1以下しかたまっていない計算だ。 東電によると、水は格納容器に漏れ出ているとみられる。溶けた燃料が圧力容器の底に落下、その熱で、制御棒を動かす棒を入れる管の溶接部などに亀裂が入り、圧力容器の底から水が漏れてい
電気不要の手回し式洗濯機=群馬県みどり市大間々町のコノドント館 群馬県みどり市大間々町のコノドント館で、電気を使わない手回し式の洗濯機が展示されている。地元の発明家が開発、1957(昭和32)年から高崎市のメーカーが生産し、世界で約30万台が売れた。 「カモメホーム洗濯機」は直径約30センチの球状で、アルミ製。ふたを開けて洗濯物と洗剤、40〜80度の湯を入れ、ふたを閉めて密閉し、ハンドルを20回ほど回す。ふたを開けるとポン、ボンと音がして、洗濯物から汚れが落ちるという。 館長の竹内寛さんによると、湯を入れて密閉するため容器内の圧力が高まり、湯に溶けた洗剤が繊維の中に入り込む。ふたを開けると急速に圧力が下がるため、洗剤と一緒に汚れも繊維から出る仕組みという。 発明したのは、旧大間々町(現みどり市)の発明家、高月輝雄さん。発売当時の価格は4300円で、小学校教員初任給の半分程度だった。
栃木県鹿沼市で18日朝、登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込み、6人が死亡した事故で、自動車運転過失致死の疑いで送検された柴田将人容疑者(26)=同県日光市=の母親が、勤務先の重機会社に対して「持病を隠していた」と謝罪の手紙を送っていたことが22日、分かった。 同社の副社長(67)と専務(37)が手紙を公開した。捜査関係者によると、柴田容疑者はてんかんの持病があり、県警は今回の事故に何らかの影響を及ぼしたとみている。 母親は手紙で「持病、(3年前にも登校中の児童をはねる事故を起こして)執行猶予中の身である事などを隠したまま面接を受け働かせて頂いておりました」と明かし、「その結果大変ご迷惑をおかけする事になってしまいました。本当に申し訳ありません」と謝罪した。 また、「いつも心苦しく思っていたのですが、喜んで働かせて頂いている姿に本当の事を話せずにおりました」と心中を記し、「一生かけ
栃木県鹿沼市で登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込み、児童6人が死亡した事故で、県警は20日、自動車運転過失致死容疑で調べを受けている運転手柴田将人容疑者(26)=日光市=が、てんかんの発作を起こしたため、突然意識を失い、事故を起こしたとの見方を固めた。 また、同容疑者の運転免許の取得や更新時の記録を調べたところ、義務づけられている病気の申告や診断書の提出をしていなかったことを確認した。てんかんの持病がある人でも、適正な申告と診断書にもとづけば免許を取得できる。 同容疑者は、事故現場で自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕された。捜査関係者によると、同容疑者は「子どものころにてんかんになったが、発作を抑える薬を飲むのを忘れて、事故を起こしてしまった」との趣旨の供述をしているという。 県警では押収資料や供述にもとづき、同容疑者が通う神経科の病院を確認。最近も発作を起こすことがあり通院して
大規模栽培に成功した甘草。産地の中国北部では、乱獲が砂漠化の原因となっている 漢方薬の最大手ツムラは18日、生薬の一つ「甘草(かんぞう)」の大規模栽培に成功したと発表した。甘草は漢方薬の7割で使われ、主に中国から野生品を輸入している。しかし、近年、乱獲が問題となり、中国政府は輸出を制限している。ツムラは将来は、全てを栽培品にシフトする方針だ。 甘草の根や茎には、抗炎症や抗アレルギー作用があり、年間1千トン以上を中国から輸入している。中国では需要の高まりで資源枯渇が心配されているが、人工栽培では有効成分を含む甘草が育ちにくかった。 ツムラは10年前から北京中医薬大学などと研究を始め、中国で栽培に適した土壌を突き止めた。主成分のグリチルリチン酸2.5%以上を含むという医薬品の基準を満たし、通常5年の栽培期間も1年3カ月と短縮、収穫量も7倍に上るという。中国の特許登録手続きを完了しており、
東芝案とスリーマイルの最終処理過程 福島第一原発の原子炉を製造した東芝が、同原発1〜4号機の廃炉案を東京電力と経済産業省に提出したことが7日、分かった。廃炉には一般に30年かかるとも言われるが、東芝案は技術的には10年半で可能としている。早ければ2021年にも完了する見込みだ。 同じく原子炉を製造した日立製作所やゼネラル・エレクトリック(GE)も共同で廃炉案を検討中で、近く東電と経産省に提出する予定。東電と経産省は、これらの案をもとに廃炉計画を固めることになる。 東芝案は、事故発生から半年後に原子炉内が安定的な冷却状態になると想定した。この間にがれき撤去も進め、廃炉へ向けた作業環境を整える。続く5年間で原子炉圧力容器内の燃料棒や、貯蔵プールの使用済み核燃料を取り出し、別の容器に密閉して撤去する。 米スリーマイル島(TMI)原発事故では核燃料の取り出しに11年かかったが、東芝は「法的
基礎から倒れた4階建てビル=宮城県女川町 東日本大震災で被災した宮城県女川町で、4棟以上の2〜4階建てのビルが基礎ごと倒れていたことが、早稲田大の柴山知也教授(海岸工学)らの調査で分かった。津波では壊れにくいと考えられてきた鉄筋コンクリートのビルも含まれ、17メートルを超す津波の強い水流で倒されたらしい。 ビルの倒壊は町の中心部で確認された。原形をとどめながらも、基礎ごと倒れ、地盤に打ち込んだ杭も一部、引き抜かれていた。船などの漂流物にぶつかられた跡はなく、水流の力だけで倒れたらしい。ビルは鉄骨造りのほか、古い鉄筋コンクリート製とみられるものもあった。 柴山さんの計測では、女川町中心部を襲った津波の高さは17.6メートル。女川湾の入り口に造られていた大型の防波堤も倒れて水没、防潮堤のない中心街を守るとりでが無くなっていた。柴山さんは、外海からの津波が湾を一気に通り抜けて高さと威力を増
防波堤には映画「崖の上のポニョ」と日清食品の「出前一丁」のキャラクターが競演=鹿児島県阿久根市晴海町防波堤に、ガチャピンとムック、クレヨンしんちゃん、スヌーピーなどの人気者が。「地デジカ」とダイハツのCM「カクカクシカジカ」も=鹿児島県阿久根市晴海町阿久根消防署の車庫に描かれた「エアブラシアート」。フェルメール作品と招き猫、消防車が同居している=鹿児島県阿久根市鶴見町 出直し市長選が終わったばかりの鹿児島県阿久根市が、公共施設の壁にスプレーで絵を描く事業を巡って揺れている。竹原信一前市長(51)が専決処分で決めた肝いりだが、17日就任した西平良将市長(37)が一部を消す方向で検討を指示した。作者は18日、西平市長に抗議した。色彩が奇抜で、描かれたキャラクターなど著作権侵害の恐れもあり、「竹原流の象徴」の行く手は険しい。 オランダ人画家フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」、人気ゲー
敗戦の弁を述べる竹原信一氏=16日午後10時7分、鹿児島県阿久根市、溝脇正撮影 竹原流に「NO(ノー)」――。鹿児島県阿久根市の住民投票で解職された竹原信一前市長(51)の返り咲きはならなかった。16日投開票の出直し市長選。解職運動の中心人物だった養鶏会社経営の新顔西平良将氏(37)が、竹原氏との一騎打ちを制した。この2年半で3度目の市長選。市議会を無視して専決処分を繰り返した竹原氏の政治手法が争点になったが、市民は受け入れない判断を下した。 当選した西平氏陣営はこの日夕方から後援会スタッフが開票を待つ準備を始めた。市役所そばの選挙事務所には大型テレビが設置され、開票速報を書き込む紙が張られた。支持母体の「阿久根の将来を考える会」の川原慎一会長ら幹部たちは陣営のキャッチフレーズ「地を行く」と書かれた赤いジャンパーを羽織って開票作業を待った。 午後10時ごろには事務所前に当選を知った1
鹿児島県阿久根市長選で竹原信一前市長の落選が確実に。午後7時投票終了。
贈られたランドセル。未開封の箱に「お年玉です 伊達直人」との紙を貼り、玄関に積み重ねてあった=小田原児童相談所提供 神奈川県小田原市の小田原児童相談所に元日の夜、漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」を名乗る人物からランドセル6個が届いた。添えられた手紙は、1週間前のクリスマスに同じ名で群馬県中央児童相談所(前橋市)にランドセル10個が贈られたことに触れ、「自分にも何か出来るのではないかと思い贈ります。タイガーマスク運動が続くとよいですね」と書かれていたという。 小田原相談所によると、元日午後7時50分ごろ、警備員が正面玄関前にラッピングされた箱6個を見つけた。そのうちの一つに「お年玉です 伊達直人」という紙が貼られていた。 ランドセルは赤が3個、黒が3個で、いずれも新品。同相談所は「ありがたい話」と喜び、新年度に児童養護施設に入る子どもたちに使ってもらうことにしている。 漫画
ヨコガワ分店のボルガライス=福井県越前市越前市職員の松本翼さん。「ボルガチョフ」と呼ばれている=福井県越前市葛岡町ボルガライスのファンが作った女の子のキャラクター。右のカメは公式キャラのボルーガくん=作者本人のブログから オムライスにトンカツが載り、デミグラスソースやトマトソースがかかる――。福井県越前市内で約30年前から愛されてきた「ボルガライス」が注目を集めている。 同市職員の松本翼さん(26)が調べたが、名前の由来など謎だらけ。「この謎は、町おこしに使える」と3月に有志のファンクラブをつくり、ネットで発信し始めた。 市内の洋食店「ヨコガワ分店」では、ボルガライス目当ての県外客が増え、週末だけで80食ほどが出る人気に。解き明かされぬ謎の味が、人々を引き寄せている。
「ここでクニマスを釣り上げ、びっくりしました」と話すさかなクン=8月、山梨県の西湖、中山写す 「絶滅」とされていた秋田県田沢湖のクニマスが、山梨県の西湖でみつかった。クニマスの絵を残したい――。そんな思いが、「奇跡」を引き寄せた。 70年前に絶滅したと信じられていたクニマスの再発見の立役者は、さかなクン(東京海洋大客員准教授)だった。 漁師と船に乗り、珍しい魚を見つけると、京都大総合博物館の中坊徹次教授に教えを請うていた。その中坊教授の部屋を訪ねたのは今年3月。「どう見てもクニマスじゃないかと思うんです」と保冷箱から2匹を取り出した。 中坊教授の表情が一瞬にして変わった。「なんやこれは!」。20センチほどの黒ずんだ体がオリーブ色に輝いていた。 長年、クニマスを研究してきた中坊教授は旧知の仲であるさかなクンに「クニマスを描いてほしい」と頼んでいた。現存する標本は約20匹。白か茶色に
新書体を使った案内標識のイメージ。特徴的なのは「越」で、中央と右の部分がはねているほか、部首も従来より滑らかになった従来の書体の案内標識。「越」に省略が目立つほか、「山」の下部を角張らせている 東日本、西日本、中日本の各高速道路会社(NEXCO)は、高速道路の案内標識に使ってきた独自の書体を、米アップルのiPad(アイパッド)などに採用されている市販のものに変えることを決めた。高速走行中でも見やすく、バランスが良いという。書体の変更は、1963年に国内初の高速が開通して以来、初めて。 新しい書体は、大日本スクリーン製造(京都市)の「ヒラギノ角ゴシック体 W5」。書籍や雑誌、テレビ番組のテロップなどに広く使われる。文字を構成する一画一画の間の空白の大きさが均等に見えるのが特徴だ。 3社は今年7月、新規開通や付け替えなどで標識を業者に発注する際に、今後はヒラギノを使うよう指示することを決
14日午前1時50分ごろ、福井市日光2丁目のマンション駐車場でブラジル国籍の男性会社員(49)のワゴン車から出火、エンジン付近や車内の一部が焼けた。けが人はなかった。福井県警によると、車に外国人を中傷する内容の紙が張られていたという。福井市では9月上旬から、外国人の乗用車や料理店を狙った不審火が続いており、今回で4件目。福井署は放火事件とみて調べている。 同署によると、9月10日未明、ポルトガル人が所有する乗用車が火事になり、同じ時間帯に現場から約300メートル離れたインド料理店の旗や植え込みが焼けた。10月20日未明には、イスラム教礼拝所「福井モスク」前にとめたマレーシア人の乗用車の一部が焼けている。インド料理店と礼拝所に「外人 get out(出て行け)」と書かれた紙が張られていたという。(岡野翔)
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