January 1 - 2009 - スペースシャトル Image credit: NASA via NASA NASAは12月30日、2003年2月1日に起きたスペースシャトル・コロンビア(STS-107)の空中分解事故についての最終事故報告書を公開した。 計400ページにも及ぶ報告書の中で、機体が制御不能に陥った後の40秒間、搭乗クルーらは生存していたものの、その後の急激な減圧で意識を失い、どのような装備を用いたとしても、生存できた可能性はなかったと結論付けた。 また、制御不能になった後、宇宙飛行士らは最後までその原因を特定しようと努力し、大量なデータが残されており、あまりにも急激な減圧により、ヘルメットを被る時間もなかったという。NASAはこの報告書の中で、宇宙船内及び宇宙飛行士の装備についての改善項目を多く挙げている。 「私は商業と民間に関わらず、世界中の宇宙船デザイナーに、この報