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「禍津」に関するmi2maruのブックマーク (5)

  • 『探偵はBARにいる』 ススキノ探偵物語とファム・ファタール - 1953ColdSummer

    探偵はBARにいる 2011/日 PG12 監督:橋一 原作:東直己『バーにかかってきた電話』 「色は指南の外」なんて言葉があるように、他人の色恋沙汰にワガの首を突っ込んで得をすることなぞ殆ど無く、逆に損をすること、不愉快なこと、あほらしいこと、などにまみれた挙句、貴重な時間と労力を無駄に浪費してしまったという塊根に空虚な人となってしまい、遺書をしたためを揃えて崖からダイブ、南無々々。と、まあそんな人間が居たら遠くから見てみたいものであるが、兎角、他人の好いた好かんに口を出すのは、あまりよろしくない結果をもたらし勝ちなものである。  だが、わたしなりに考えてみると、他人の色恋沙汰なんてものは俯瞰すればするほど面白く、当事者とならん限りはこれ、いにしえより続いてきた最高の「人間コンテンツ」なのではなかろうかと思う。  以前、学生時代に、同期の桜であったゴリ君という人があって、その仇名の

    mi2maru
    mi2maru 2011/10/02
    みたー
  • 『ブラック・スワン』その狂気は、両腕を漆黒の翼に変えて――。 - 1953ColdSummer

    ブラック・スワン BLACK SWAN 2011/アメリカ R15+ 監督:ダーレン・アロノフスキー 原案・脚:アンドレス・ハインツ 主演:ナタリー・ポートマン  執念、執着というものは何とも厄介なものであって、例えば、仏教などではワガに対する我執を克服することから第一歩が始まる、なんてことも言われるように、みみっちく小銭を皮算用したり、いま歩いてきた道を引き返して、落ちていた100円玉をやっぱり拾ったりすることは、とても卑しい行為とされ、と同時に、たかが100円玉に対するうぬのチンケな執着心を露呈したこととなり、周囲に人が居った場合などは、100円にみみっちく執着するとんだ道化として哂われかねんものなのである。おほっ、今あいつ落ちてる100円拾ったぜ、おほほっ。  だが、じゃあチンケでない執着とは何だ、100円ではなく万券狙えということか、よっしゃ一丁武装強盗でもこましたろか、タラちゃ

    mi2maru
    mi2maru 2011/05/17
    うわー超見たい…
  • 『ソルト』 わたしとアンジーの微妙な距離感。 (2010/アメリカ 監督:フィリップ・ノイス) - 1953ColdSummer

    アンジェリーナ・ジョリーという女優は、まあ、ミラ・ジョヴォヴィッチやウィノナ・ライダーという個人的に別格扱いしている女優さんを除けば、比較的好きな方に入る女優なのであるが、「じゃあ、どの主演作が一番好き?」と訊かれると、えーと……と、割かし深甚に考え込んでしまう。理由は簡単で、アンジェリーナ・ジョリーは好きなのだが、アンジーが出ている作品にパッとしたものが無いからだ。『ベオウルフ/呪われし勇者』の金粉ショーまがいの全裸とか(もちろんマンコはCGで修正されてある)……。『トゥームレイダー』シリーズもパッとしないし『チェンジリング 』は面白かったけどアンジーっつかイーストウッド印の映画だし……。『Mr.&Mrs.スミス』辺りは好きなんだけど、何か大声で「好き」というのが憚られるような雰囲気ではあるし……。  かように、肉アメリカ姉ちゃんであるアンジェリーナ・ジョリーとは、比喩的な意味でたび

    mi2maru
    mi2maru 2010/12/17
    ソルト見たー(*´∀`*)!構造消化できてないきがしたそのまえにぐろかったのでほぼ目隠し(´・ω・`)はさみいくない
  • 『ノルウェイの森』 性欲を持て余した彼岸と此岸の強引な選択。 (2010/日本 PG12 監督:トラン・アン・ユン 原作:村上春樹『ノルウェイの森』) - 1953ColdSummer

    1953ColdSummer : 『ノルウェイの森』 性欲を持て余した彼岸と此岸の強引な選択。 (2010/日 PG12 監督:トラン・アン・ユン 原作:村上春樹『ノルウェイの森』) 村上春樹の小説や翻訳はそれなりに読んでいるはずなのに、「村上春樹」と他人の口から聞くと何ともイヤーな感覚に襲われることがある。それには、村上春樹を論じたいのではなく、「ハルキ・ムラカミ・ブランド」を用いてモダン文学の話もできちゃう知的なア・タ・シ・! を演じたいという何とも卑しい自己主張が見て取れるのと、また知的なア・タ・シ・! を演じたい割には村上春樹なんて誰でも知っている大衆文学の親玉の名前しか出せねえのか、この野郎! という軽蔑が一体となって何とも言えない疲労感となるという理由がある。  思うに村上春樹という名前は諸刃の剣で、誰でも知っているが故に誰も切り込んだ事の無い切り口から語らねばお味噌扱いされ

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    mi2maru 2010/12/17
    わー!上巻半分しか読んでない!とりあえず美術鑑賞が好きなので観たいなー 主人公のBLないのかな(`・ω・´)キリッ
  • 『1000の小説とバックベアード』(著作:佐藤友哉)読了。大声を出しながら腹踊りをしている人を見かけたらどうするべきか。 1953ColdSummer

    何だかそれらしいことをなるべく抽象的に書いて、「解釈はあなたにゆだねます。解釈できないのならば、自分の頭の出来を疑いなさい」と平然とのたまう作家というのは有害なので、以後、そいつの図書館で借りて読むか、ブックオフの100円コーナーから摘んできて読み、その後燃やして暖を取る、というのが自分たち市井の人間にできる精一杯の焚書坑儒、いや糞書攻呪なのだけど、その点で作『1000の小説とバックベアード』はかなり危うい線を歩いている作品だと感じる。  人の襟首を掴んで大声でがなり立てるものよりも、むき出しにした尻をパンパン! と叩く小気味のいい音の方に人は振り返りやすいし、また近寄りやすい。だが、自分の尻をパンパン! と叩きながら声量大きく自己愛を語る人(作者)、というのが現れた場合、人(読者)はどう対応するのか。ゆやたんこと佐藤友哉の『1000の小説とバックベアード』の危うさはそこにある。  

    mi2maru
    mi2maru 2010/10/06
    佐藤友哉と誕生日が同じおれが通りますよ!
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