乾物や焼き海苔の包装の中に入っている石灰乾燥剤(生石灰)。これ、園芸用の石灰肥料として利用できるようです。(注1) 肥料と言っても、栄養分というよりは土壌の酸性を中和するのが主な効果ですけど。 植物の根や種子に直接触れると傷めてしまうことがあるので、植え付け(種まき)の2週間前に適量を土に混ぜ込んで馴染ませます。 (注1)肥料として利用できるのは、袋に「石灰乾燥剤」と書いてあるものだけです。エージレスなどの脱酸素剤(主成分は鉄)やシリカゲル(主成分は二酸化ケイ素(SiO2))は、肥料としての効果は不明です。 ※生石灰は強いアルカリ性物質なので、皮膚や服についたり目や口に入ったりしないよう充分にご注意くださいね。 ※生石灰は水と反応して発熱します。条件によっては火災が起きるほど高温になりますので、水がかからない場所で保管してください。 ところで、石灰乾燥剤(生石灰)を肥料として使うにあたり、