俳優・小栗旬が初めて監督を務める、ということで話題を振りまいている映画『シュアリー・サムデイ』の公開が、いよいよ目前に迫ってきた。 本作の魅力として、ドライブ感あふれるシナリオや濃いキャラを演じる俳優陣の演技などが挙げられるが、それ以外にも日本が誇る音楽界の至宝・菅野よう子が手掛けるサウンドトラックも忘れてはいけない。 特に、トータス松本、曽我部恵一、石毛輝(the telephones)、ROY(THE BAWDIES)、近藤房之助、手嶌葵といった錚々たるアーティストの歌声と菅野よう子の奏でる泥臭く、ソウルフルな音楽が生み出す「熱い」歌モノは必聴ものである。 今回は、菅野よう子の口から映画『シュアリー・サムデイ』、そして自身の手掛けたサウンドトラックの魅力。そして音楽観に至るまでを、たっぷりと語ってもらった。 ──『シュアリー・サムデイ』の音楽制作を請けるまでの経緯を教えてください。 菅
『ザ・コーヴ』60点(100点満点中) The Cove 2010年7月3日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー 2009年/アメリカ/カラー/91分/配給:アンプラグド 監督:ルイ・シホヨス 製作総指揮:ジム・クラーク 脚本:マーク・モンロー リック・オバリー ルイ・シホヨス ≪偽善者ホイホイ≫ 和歌山県・太地町で行われているイルカの追い込み漁を止めようとする、反捕鯨活動家たちのアウトローな活躍の姿を、けれん味たっぷりの演出で描いたドキュメンタリー。冗談好きなオスカー会員たちの悪ふざけか何かで、アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した話題作だ。多数の捕鯨反対派へのインタビューと、太地町のイルカ捕殺現場への侵入アクションで構成されている。 なおこの点数はトンデモ映画として見た場合のものであり、内容の正確性への評価は一切含まれていない。 いきなりだが、私と「ザ・コーヴ」
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