12日、国連人権理事会は、決議を賛成33、反対1(カナダ)、棄権13で採択し、イスラエルによるガザ侵攻を強く非難すると共に、ガザに調査団を派遣し実情を調べることを決定しました。 折角ですので、各国の態度を記しておきましょう。UNRWAを通じガザ地区へ1000万ドル規模の緊急人道支援を行うことを決定している日本は、決議の公平さが不十分だとして棄権しました。 賛成:アンゴラ、アルゼンチン、バーレーン、バングラデシュ、アゼルバイジャン、ボリビア、ブラジル、ブルキナファソ、チリ、中国、キューバ、ジブチ、エジプト、ガボン、ガーナ、インド、インドネシア、ヨルダン、マダガスカル、マレーシア、モーリシャス、メキシコ、ニカラグア、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、カタール、ロシア連邦、サウジアラビア、セネガル、南アフリカ、ウルグアイ、ザンビア 反対:カナダ 棄権:ボスニア・ヘルツェゴビナ、カメルーン、フ
イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が始まって、すでに3週間。パレスチナ側の死者は1100人を超えた。イスラエルはガザ を支配するイスラム過激派ハマスが、ロケット弾攻撃を始めたことへの「報復」と主張している。だが、報復というにはあまりに度を越した戦争である。真相はどこにあるのか。 イスラエルとハマズは昨年6月19日から6カ月の停戦に合意 した。イスラエル側の発表では、ガザからのロケット弾発射 は、停戦開始から10月末までの4カ月半で計14発。停戦前の5 カ月半の計1072発に比べ、激減した。ハマスは停戦を順守 していたことになる。 11月には125発と急増したが、イスラエル軍が11月4日に ガザ南部に侵入し、ハマスの戦闘員6人を殺害した後のこと だ。 12月27日の空爆開始時にオルメルト暫定首相は「われわれ は平穏を望んだが、相手はテロで応じた」と語った。 しかし、国際的人権団体ア
環テチス海地域昨日のエントリーの続編ですが、田原牧記者、私の予想を遥かに上回る素晴らしい記事を書いてくれました。全文転載したいのですがそれはできないので、できれば昨日付けと併せて紙版を買ってください。それくらい優れた内容です。昨日のエントリーと同じく、見出しと全文はすべて、本文は各段落の最初の文は必ず全て載せ、必要に応じて他の文も載せます。http://www.tokyo-np.co.jp/:titleの東京新聞:特報(TOKYO Web)のweb版にはまったく掲載されない第2トピックより。「ハマス承認」は不可能か 下対話、世界緊張解く鍵追い込めば過激派台頭も前文イスラム急進派ハマスの幹部、シヤム内相が爆殺された。ただ、同組織は過去、精神的指導者や最高指導者を殺害されても揺るがなかった。イスラエルではハマスとの対話の必要も語られ始めた。それは二〇〇一年の「9・11」事件後、緊張する欧米とイ
環テチス海地域東京新聞(TOKYO Web)の東京新聞:特報(TOKYO Web)はメインの1記事しか載せない(しかも前文だけ)ようなので、1月16日付朝刊特報面(26面)第2トピックである本記事を紹介します。「ハマス承認は不可能か 上」冷淡なアラブ主要国「兵糧攻め」暗黙の了解(前文は全文載せます)パレスチナ自治区ガザでの戦闘でパレスチナ側の死者が千人を超えた。イスラエルの狙いはイスラム急進派ハマスの根絶に映るが、それは欧米やアラブ主要国の本音とも遠くない。だが、相手を認めない限り、共存は成り立たない。ハマスを認めることは不可能なのか。 (田原牧)(以下、本文は各段落の最初の文は必ず全て載せ、必要に応じて他の文も載せます)停戦協議でも「格下」の扱いカイロでの停戦協議で調停役のエジプトはハマスとの窓口にスレイマン総合情報庁長官を充て、ハマスを対等ではなく、「格下」に扱っている。イスラエルの
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京都新聞2009年1月12日(月)朝刊より ----------------------------------------- イスラエル軍による、パレスチナ自治区ガザ地区 への攻繋が始まって二週間がすぎた。国連の運営す る学校も爆破されるなど、パレスチナ人の死者は八 百人以上に上る。泥沼化が懸念される中、世界の共 通課題としてパレスチナ問題に取り組む京都大准教 授の岡真理さんが寄稿した。 --------------------------------------------- 私たちは知らなかったーホロコーストのあとで、ドイツ人は そう言って自らを免罪しようとした。「知らなかった」という ことが、もし言い訳になりうるとすれば、それは、「知ってい たら必ずや黙っていなかった」という含意があるからだ。だが、 本当にそうなのか?私たちは、人間が収容所に閉じ込めら れて、なす術もなく殺されてい
AFP BB: ガザ地区と境界を接するイスラエル南部スデロト(Sderot)に20年住んでいるビジネスマンのEric Yellinさんは、前年12月27日にイスラエル軍による攻撃が開始されて以来、ガザ地区側との連絡は制限されていると語る。 Yellinさんは、ガザ市(Gaza City)に住むパレスチナ人と共同でブログを運営している。「Hope Man(希望の男)」ことYellinさんと「Peace Man(平和の男)」ことこのパレスチナ人男性は、1年以上にわたって「Life must go on in Gaza and Sderot(何が起ころうともガザとスデロトで生きていかなければならない)」というブログを続けているという。 Hope manさんとPeace manさんのブログは下記です。 Life must go on in Gaza and Sderot http://gaza-s
ハアレツ紙/Last update - 21:04 15/01/2009 アミラ・ハス 空爆標的の実務経験 マルク・ガーラスコはペンタゴンで7年間働いた。「私は空爆標的の実務をやっていました──空軍司令部の人たちに、どこに爆弾を落とすべきかを伝える仕事です。イラク戦争で。」その前はコソボで。2001年9月11日の米国防省へのアルカイダの攻撃によって、彼はたくさん同僚を失った。ペンタゴンでは、アルカイダとサダム・フセインのあいだに結びつきがあるかどうか、彼は質問された。「ないことは知っていました」と彼はいう。「なぜならサダム・フセインの動きを追跡することが私の職務でしたから」 それが、彼が幻想から目覚める始まりだった。そのとき彼は自分の任務が政治的なもので、軍事的なものではないことに気づいたという。イラク攻撃が開始される前に、彼はヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)へ立候補したが、自分には
戦車が500メートル先に 国連の本部が攻撃されました。今、私の家族と一緒に家にいますが、家から500mのところにイスラエル軍の戦車がいて外にでることができません。これまでで最悪の日です。 彼らはテル・アル・ハワ地区に侵入し、次に小麦が保管されていたUNRWA(国連)本部を攻撃して火事が起きました。テル・アル・ハワ地区の人々は、女性も子どもも通りに出て逃げ出しました。この地域は人口密集した住宅地です。男たちが集められ、建物が取り上げられて火がつけられました。あらゆる方向から爆撃と砲火を浴びせ、アブダビのジャーナリスト2人が負傷し、1人は重傷です。 今、新たな空爆が始まりました。(爆発音) イスラエルは状況をどんどんエスカレートさせています。今、人々は家を離れてあちこちに動き回っています。あらゆる方向から攻撃を受けているので、どこにも行けず、人々はただ動き回るだけです。いろいろな地域が攻撃を受
■「出たい者だけが出る」緊急ドーハサミットが開催 2009年1月17日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP政治面 【ドバイ:ロイター】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日(16日)金曜日、イスラエルとのアラブ和平提案は死んだと述べ、すべてのアラブ諸国に対し「ユダヤ人国家との全ての関係を断絶する」よう求めた。 昨日ドーハで開催されたガザ問題緊急会合は、予定より数時間遅れて開催され、開会に際しアサド大統領は上記のように発言した。アサド大統領はガザ侵攻への抗議のため、イスラエルとの全ての直接・間接的関係は遮断されなければならないと明言した。イスラーム抵抗運動(ハマース)政治部門のハーレド・マシュアル局長は、「ハマースはガザにおける停戦のためのイスラエルの条件を受け入れない。ハマースはイスラエルの攻撃が止むまで、軍事抵抗を続ける」と言明した。マシュアル氏はカタールに集まった全てのア
■ イスラエル占領軍による空爆音のために恐怖と不安に囚われたガザの子どもたち 2009年01月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アルハウル記者】 主婦や子どもたちは闇に沈むガザに夜が訪れるのを嫌がっている。この20日間激しく続くイスラエルの砲撃音が伝わってくるからだ。これまでに多くのガザ住民の命が奪われ、その大半が市民や子どもであった。ガザの女性たちは少しでも子ども達に安心感を与えようと、女も子どもも区別しないイスラエルの空爆から一番安全な所に子ども達を集めている。 ウンム・フサームさんは家の中央に位置し、四方を壁で囲まれた台所しか、小さな子ども達を居させる場所が見つからなかったと語る。ガザでは夜10時を過ぎて闇が深まると、イスラエル占領軍がガザ空爆を強化するため、自分も夫も不安と恐怖に襲われると話し、20日前の開戦時から、イスラエルは恐ろしい夜間の
織田信長 ぼちぼち、元気にやっています。少し薬にも慣れた...んかなぁ。相変わらず食べられないけど。朝、指がこわばって文字なんて入力できなかったけど、それはほぼなくなった。関節もどこも痛くない。薬効いてきたんやろな。 で、ブログを書こうと言う気がまた起きてきた。 …
Posted by:情報センター・スタッフ 1月6日、ジャバリヤの国連学校がミサイルの直撃を受け、40人近くの人が殺された時のことを書いた記事です。すでに10日前のことになります が、ここに書かれたことは、今もまったく変わっていません(事態はさらに深刻化しています)。ガザでは日々、こうした光景が積み重ねられて いっています。 エヴァ・バートレット エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine 2009年1月8日 昨日の朝、パレスチナ赤新月社の救急車同伴のシフトを終えてから、私たちは国連が運営するジャバリヤのアル・ファフーラ学校に行った。前の日(6日)、家を失って避難していた少なくとも40人の人がイスラエルのミサイルの直撃を受けて殺された場所だ。私たちが着いた時は礼拝の時間に当たっていて、学校の前の道路で祈りが捧げられていた。屋外で祈りが捧げられているのは、パレ
中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください
ガザ地区基礎知識 ガザ地区の概要 1967年よりイスラエルが軍事占領を続けている狭い地域で、東京都23区の約6割の広さの土地に150万人が住む。地中海に面しエジプトとイスラエルと境界を接する。14歳以下の子どもの割合が約45%で、ガザの平均年齢は17歳(同日本44歳)。人口の約7割である100万人が難民で、8つの難民キャンプを抱えている。 イスラエル軍は2005年にガザ内部からは撤退したが、周囲を完全に管理していて、人も物資もイスラエルの許可なしに出入りができない。2006年6月以降イスラエルによる長期間の完全封鎖、2008年末から始まったイスラエル軍による空爆及び地上攻撃により、援助関係者、ジャーナリストもガザへ入ることが不可能となっている。イスラエルによる攻撃以前から、アメリカ・EU・日本などはガザへの直接援助を中止しており、ガザの人々は国連からの援助としてたまに入るわずかな物資で命を
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