ガザ侵攻でイスラエル非難決議 国連人権理、日本は棄権2009年1月13日9時58分印刷ソーシャルブックマーク 【パリ=国末憲人】国連人権理事会は12日、ジュネーブで緊急会合を開き、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ侵攻を非難する決議を賛成多数で採択した。決議は、イスラエルの軍事行動が「パレスチナ人の人権を大幅に侵害している」と非難。攻撃の即時停止を求めた。イスラム諸国などが提案。日本や欧州各国は棄権した。 アサヒ・コムトップへニューストップへ
イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の境界からガザ地区に進入するイスラエル軍の戦車(2009年1月13日撮影)。(c)AFP/MARCO LONGARI 【1月14日 AFP】イスラエル軍は13日、ガザ市(Gaza City)南部の複数の地区に進入し、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)と市街戦を展開した。また、イスラエル南部のパレスチナ自治区との境界地帯でも空爆を行い、ハマス側の死者は1000人近くに上った。 目撃者によると、戦車と武装ヘリコプターに支援されたイスラエル特殊部隊は、南部の複数の地域に数百メートル進攻した。ガザ攻撃開始以来、最も深部まで進入したことになる。戦車の砲撃音や銃声が1日中響き渡っていたという。 パレスチナの医療筋によると、13日の攻撃で約70人が死亡し、イスラエル軍のガザ攻撃開始以来のパレスチナ人の死者数は975人、負傷者は約4400人
Posted by:情報センター・スタッフ ガザでISM(国際連帯運動)の一員として活動しているカナダ人エヴァ・バートレットさんによる、医療スタッフに対するイスラエル軍の攻撃を現場で体験した(自分も銃撃された)レポートです。 医療活動に対する妨害や攻撃がジュネーヴ条約に反する戦争犯罪であることに加え、この攻撃は、イスラエルが言うところの「人道支援のための3時間」の停戦中になされたとのことです。 各所で報じられているように、イスラエル軍による医療スタッフへの攻撃も、「人道支援のための3時間」の停戦中の攻撃も、ともに珍しいことではありません。 文章のあとに、スタッフが撮影した映像も掲載しています。 エヴァ・バートレット エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine 2009年1月12日 1月7日、スペインの人権活動家でドキュメンタリー作家のアルベルト・アルセと一緒
ガザの病院へ、欧州・アラブ諸国から医師続々(1/2ページ)2009年1月11日18時30分印刷ソーシャルブックマーク ガザから負傷者の搬送に付き添ってきたギルバート医師=ラファ検問所、サメハ・サアダラ氏撮影 【ラファ(エジプト・ガザ境界)=田井中雅人】イスラエル軍による激しい攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの病院へ、欧州やアラブ諸国から医師らが次々に駆けつけている。傷ついた子供らがひっきりなしに運び込まれる中、命をつなぎとめようと必死の活動が続く。 10日夕、ラファ検問所に空爆の爆音が響き渡った。黒い煙が上がるガザ側から救急車が続々と滑り込んで来る。慌ただしく行き交う救急隊員らの中に、ノルウェー人医師マッズ・ギルバートさんの姿があった。 「私が見る限り病院にいる負傷者は全員が民間人だ。イスラエルは、ただちに攻撃をやめるべきだ」 70年代からパレスチナ支援を続けるノルウェーの医療団体から派遣さ
国際支援組織「イスラミック・リリーフ」のハテム・シュラブさんの支援日記、2日間更新がありませんでしたが、12日に更新されています(やはり作業量がすごくて日記どころではなかったとのことです)。 - 1月1日 - 1月2日 - 1月3日と4日 - 1月5日 - 1月6日 - 1月7日 - 1月8日、9日 続いて、12日の分を以下に日本語化します。 Aid worker diary http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7802295.stm 彼の日記は、「イスラミック・リリーフ」のサイトにもアップされています(文面は基本的にBBC掲載のものと同じ)。 http://www.islamic-relief.com/Emergencies-And-Appeals/emergency.aspx?emID=47 12日はイスラエル軍がガザ市に入る寸前だと報じられて
イスラエル軍、予備役も投入 ガザ市民の生活困窮2009年1月12日23時35分印刷ソーシャルブックマーク イスラエル軍による攻撃の死者、負傷者数 【エルサレム=井田香奈子、ラファ(エジプト・ガザ境界)=田井中雅人】パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けているイスラエル軍は12日、正規軍に加えて予備役の投入を始め、さらに攻撃を強化する態勢を整えている。12日現在、地上部隊はガザ市を包囲している模様。先月27日の攻撃開始以降、AFP通信によると死者数は909人、負傷者は3950人に上った。 イスラエル軍報道官によると、予備役はふだんは軍とは無関係の仕事をしている主に40歳以下の市民。投入は11日からで、AFP通信によると数千人がガザ境界で待機している。 長引く攻撃でガザの避難所の運営は厳しさを増している。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、31カ所ある国連の避難所で過ごす人は11
■ エジプト停戦案:ガザ問題の国際化、殺される側の者たちへの休憩、それとも殺す側への報奨? 2009年01月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:ハーリド・アル=シャーミー】 ハマース代表団にカイロ訪問を呼びかけたことは、パレスチナ問題での主導権を取り戻そうとする試みだったようだ。国連安保理で攻撃停止を求める決議が難産に陥っていたことからも、これによってシリアのバッシャール・アル=アサド大統領言うところの「出たい人だけが出る」アラブサミット開催への扉も開かれるだろう。 こうした地域事情の中、足早で不明瞭だと事情通たちの目には映ったニコラ・サルコジ仏大統領の歴訪を受けて公表されたエジプトによる停戦案は、抵抗運動を屈服させるために全面戦争に打って出たこの12日間の失敗によって、イスラエル軍事体制が陥った危機からの出口のように見える。 現実的な観点からして、イスラエル軍は
イスラエルは、まず18カ月封鎖を続けることでガザを大規模な「強制収容所」に変えた。そしてその後6カ月間停戦期間をおき、その間に戦争を準備した。 イスラエルは停戦を破った。そしてついにハマスを殲滅するためと主張して戦争を開始した。世界で最も人口過密な地域に対して始まった攻撃で、徐々に増加している死者は民間人であり、女性や子どもたちである。 イスラエルのガザ攻撃が、世界中のあらゆる場所と同様、トルコでも社会の各層の人々の間に激しい憤りを噴出させたのは当然である。というのも、これは不当な戦争だからだ。この戦争の一方には、世界最強の国家であるアメリカの無制限、無条件の支援を後ろ盾にした、そしてこの地域最強の軍隊を有するイスラエルがいる。もう一方には、1948年に祖国の大部分から追放され、1967年以来占領下に置かれ、1991年にはたった5分の1の土地における独立と引き換えに、イスラエル[の存在]を
ハマス、外国部隊受け入れ表明 ガザ攻撃停止など条件(1/2ページ)2009年1月14日8時18分印刷ソーシャルブックマーク 【カイロ=平田篤央、エルサレム=井上道夫】エジプトが仲介するイスラエルとイスラム過激派ハマスの停戦協議で13日、ハマス側がこれまで拒んできたガザへの外国部隊の展開を条件付きで受け入れると表明していることが分かった。イスラエルは停戦の条件として、ハマスの武器密輸を阻止するための国際部隊を求めている。ハマスが柔軟姿勢を示したことで、協議が前進する可能性が出てきた。 パレスチナ筋によると、ハマスはエジプト政府との協議で(1)イスラエルによるガザ攻撃の停止(2)ガザ境界の検問所開放、を前提に、トルコとフランスで構成する国際監視団なら拒否しないと述べたという。監視団はエジプトとガザの境界のガザ側に展開する。 フランスはエジプト提案を当初から支持している。エジプトの調停に加わった
エジプトとの境界に近いパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)南部のラファ(Rafah)で、イスラエル軍の空爆後、モスクの背後から立ち上る黒煙(2009年1月13日撮影)。(c)AFP/SAID KHATIB 【1月14日 AFP】イスラエル極右政党「わが家イスラエル(Yisrael Beitenu)」のアビグドル・リーバーマン(Avigdor Lieberman)党首は13日、イスラエル政府は第2次世界大戦で日本を降伏させた米国の例に従うべきと発言した。 同国英字紙エルサレム・ポスト(Jerusalem Post)電子版によると、リーバーマン氏は、テルアビブ(Tel Aviv)近郊のバーイラン大学(Bar-Ilan University)での演説で、「米国が第2次世界大戦で日本に行ったのと同じように、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)と戦い続けなければならない」と主張した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く