今日のテーマは、『これからの日本を待ち受けている、悲観論ではない客観的な現実』です。 昨日の公式ブログでは、 『プレゼンス低下の中通貨分散は必須になる』と題して、 好調な経常収支に隠れた見えないリスクを紹介しました。 一見、 年間20兆円規模もの稼ぎがプラス計上されていますが、 少なくとも10兆円ほどは日本国内に還流することなく、 必然、日本円を経由することなく使われてしまっている。 仮に、 日本円の価値を高めるならば、需要の喚起が必要ですが、 現在の状況ではそれが構造的に起こり難くなっています。 ご存知の通り、 円という通貨は、米ドルのような基軸通貨特権を持たず、 ユーロのような巨大ブロック経済圏の統一通貨でもない。 つまり、 日本円の世界的なプレゼンス(存在価値)というものは、 日本経済の力強さに直結して支えられているということ。 しかし、 現実的に見れば、今後の日本経済が再び輝きを取