メジャーリーガーのダルビッシュ有や、マラソンの高橋尚子ら、有名スポーツ選手がよく身につけている布製のネックレス。あれは、金属のチタンをナノレベルで水溶化したファイテン社独自の素材「アクアチタン」を染みこませた製品(商品名はRAKUWAネック)だ。最近では同様にチタンを含浸させた寝具やスーツ、建材、家具まで、さまざまな分野に広がりを見せている。「ストレス解消効果が高い」とされる、その効能の裏付けとなる興味深い実験結果が、先頃発表された。 アクアチタンを研究助成しているのは、京都府立医科大学の吉川敏一学長が代表を務める「アクアメタル研究会」だ。「アクアチタンを使った製品が本当に『効く』のかどうか、我々研究者にはエビデンス(臨床結果など科学的根拠)がすべて。研究成果を通じ、じっくりその効果を判断していこうと考えた」(吉川教授) そこでまず3年間、アクアチタンが「研究に値するか」という研究に取り組
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