クラウド型文書管理サービスを提供する米Evernote(エバーノート)は2014年11月10日、日本経済新聞社と資本業務提携すると発表した(写真)。日経から2000万ドル(約23億円)の出資を受け入れる。2015年1月をめどにエバーノートが2014年10月に発表したニュース記事自動表示機能「Context(コンテキスト)」と日経が運営する「日本経済新聞 電子版」を連携させ、エバーノートの有料会員にはクラウド上に保存した「ノート」の内容と連動した日経の記事を表示するなどの機能連携を進める。 エバーノートは米国時間の2014年10月2日、有料会員向けにEvernote内で編集している内容に関連性の高いニュース記事を自動的に検索して表示するコンテキストを発表(関連記事:EvernoteがThe Wall Street Journalなどと連携、ニュース記事を自動検索)。米ダウ・ジョーンズと提携し
【2014年9月11日発表-プレスリリース】 カーリルと名古屋大学附属図書館が連携協力協定を締結しました。 図書館でスマートフォンによる屋内位置情報を活用する実証実験を実施します。 株式会社カーリル(所在地:岐阜県中津川市 代表取締役:吉本龍司)と名古屋大学附属図書館(所在地:愛知県名古屋市 図書館長:佐野充)は、名古屋大学附属図書館において、ビーコンデバイス(BLEビーコン)による屋内位置情報を活用した新しい図書館サービスの実証実験を実施します。 ビーコンデバイスによる屋内位置情報を活用した本格的な図書館サービス(書架ナビゲーションやレファレンス支援機能)は全国初となり、世界的にも新しい取り組みとなります。 開発の背景と目的 株式会社カーリルは、全国93%以上の図書館(公共図書館において)に対応した図書館蔵書検索サイト「カーリル」を運営しています。現在、アクセスの約60パーセントがスマー
2年前に「東邦大学がElsevierのビッグディールを切ってコストダウンに成功した事例」というエントリを書きました。以来、このテーマについては(担当でもないのに)継続的にウォッチしています。 ここ最近では以下の大学で動きが見られました。 滋賀医科大学:http://www.shiga-med.ac.jp/news/gakugai/12/html/2383.html 東京慈恵会医科大学:http://www.jikei.ac.jp/academic/micer/news.htm 名古屋大学:http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/denshi/2013/140228 中央大学:http://www.chuo-u.ac.jp/library/database/2014/04/14982/ 加えて、うっかり見逃してましたが、明治大学も2014年度からElsevie
以前、各自動書庫メーカーについてまとめを作成しましたが、自動書庫を導入する図書館は毎年じわりじわりと増えています。 図書館と自動書庫 - しぶろぐ(努力の上に花が咲く) ということで、現時点で私が把握している情報を元に、自動書庫を導入している図書館についてまとめてみました。あくまで把握できた情報のみを対象としています。なお情報源は、各メーカーサイトで出している情報と、国際基督教大学図書館の黒澤さんの「黒澤公人のドキュメンテーションシステムを考える-自動化書庫に関する情報(国内編)」のまとめ、あとは日々の情報収集によるところです。以上の点を踏まえた上でご参考ください。 100万冊以上の収蔵能力を持つ図書館 自動書庫を導入している図書館のうち、100万冊を超える収蔵能力を持つところについてピックアップしてみました。 図書館名 収蔵冊数(万冊) メーカー 国立国会図書館 関西館 140 ダイフク
株式会社アトラスがAltmetricsを表示する論文検索iOSアプリを開発 携帯、モバイル関連 このたび株式会社アトラス(東京都千代田区)は、学術論文を横断検索するWebサービス、論文検索Qross (https://qross.atlas.jp/top)のiOS用アプリケーションソフト「論文検索Qross」を開発しました。 このたび株式会社アトラス(東京都千代田区)は、学術論文を横断検索するWebサービス、論文検索Qross (https://qross.atlas.jp/top)のiOS用アプリケーションソフト「論文検索Qross」(https://itunes.apple.com/jp/app/article-search-qross/id686361908)を開発しました。 すでに5万人以上の研究者、学生に利用されているモバイルアプリ「論文検索」の次期バージョンとして開発された「論
ついに、紙の本を1冊も置いていない図書館がオープン2013.01.17 07:005,052 そうこ これが未来か。 本? 読みますよ。小説だってエッセイだって伝記だって。写真集も雑誌も見ます。ただ、その「本」が物理的に紙でできた本かどうかは別のお話。紙の本はどんどん減っていくでしょう。ほら、こんな図書館もオープンしましたし。 米国はテキサス州サンアントニオに新たにオープンする公共図書館Biblio Techには、紙の本がありません。本がない図書館。ブックレス図書。テキサス州ベア郡全体で予定されている、本無し図書館建設計画の先駆けとして、この秋にオープン予定。紙の本の代わりにあるのは、もちろん電子書籍。自分自身の電子リーダーを持っていなくても、図書館が2週間単位で貸し出ししているので、どんな人でも利用が可能です。図書館内にはもちろんパソコンルームも完備。 学術資料を扱う図書館では、紙の本を
※他意はありません。実在するなんやかんやとは無関係のフィクションです。 「いらっしゃいませ、こんにちわー」 「・・・・・・あれ?」 「よろしかったら、こちらに見やすいメニューございますので」 「あの、ここって、図書館ですよね?」 「はい、須束市立玖珠図書館でございます」 「スターバックスみたいだけど」 「いえ、図書館です」 「なんか内装おしゃれだし、ソファも。あなただってポロシャツに緑のエプロン着てるし」 「エプロンは図書館に欠かせませんので」 「”マクドナルドみたいな図書館”は以前住んでた町にあったけど( http://egamiday3.seesaa.net/article/111499129.html , http://egamiday3.seesaa.net/article/158803183.html )、スタバもあるのかあ」 「当館では、図書館をお客さまのサード・プレイスとして
茨城県立水戸工業高校(水戸市元吉田町)の情報技術科3年小林正樹さん(17)が、パソコンの画面上で同校の図書室を歩いているかのように書架を閲覧できるソフトを開発した。 9月16日、滋賀県草津市で開かれた「第2回立命館・全国高校生ソフトウェア創作コンテスト」で最優秀賞を受賞し、審査委員からは「利用価値がある。商品化できるのではないか」と期待の声があがった。 ソフトは、地図上の指定した地点から、周囲の風景を眺めることができる、検索大手グーグルの地図情報サービス「ストリートビュー(SV)」を応用した。図書室内の55地点から、三脚を使って角度を変えて、24枚ずつ写真を撮影。写真は画像編集ソフトでつなぎ合わせて、360度ぐるりと見渡せるようにした。画像を引き伸ばしたり縮めたりして、ズレを最小限に抑える加工が難しかったという。 また、同校から図書室の蔵書約4万冊のデータベースを提供してもらい、書名
Librize is a service for making community spaces more interesting with books. There are many community spaces with bookshelves. Borrowing and lending books there would most certainly create new communication. The only problem is that it's hard to come by a system to support it. Librize effortlessly transforms such spaces into libraries. All you need is a barcode reader and a Facebook account. The
2012年8月28日にスタンフォード大学図書館のウェブサイトがリニューアルされました. 自分の観測範囲ではですが,けっこうあちこちで話題になっていたように思います.図書館が何十館もあるような巨大な大学の事例は気になりますよね……. レビューというほどじゃありませんが,ざっくり紹介したいと思います. 外観から リニューアル前 http://www-sul.stanford.edu/ ちょっと古めのデザインという印象を受けます.ヘッダ下部には3つのセレクトボックス(各図書館の開館時間へのナビゲーションもこれで)が並び,中段では各コンテンツへのリンクが「Catalogs & Search Tools」「Research Help」「Libraries & Collections」「Services」「How to...」「About SULAIR」の6つに分類されています. リニューアル後 ht
宮城県仙台市と多賀城市にキャンパスを持つ東北学院大学.正直なところ数年前まであまり意識したことはなかった大学ですが,MULUの存在によって東北の自分内存在感がアップしていって,そして東日本大震災.震災関係のニュースを日々追っていくなかで東北学院大学の動きはちょくちょく目にしていました. 東北学院大学には3つのキャンパスにそれぞれ図書館があるそうです.そのうち,土樋キャンパスにある中央図書館(正式名称:新シュネーダー記念東北学院大学図書館)は1985年に開館したもので,現在の所蔵冊数は約100万冊とか. そんな東北学院大学図書館の利用者向けガイド「LIBRARY GUIDE」を見かけてこれはかわいいこれはかわいいとTwitterで騒いでいたらなかのひと(毎日のようにことばを交わしてるのにいまだ面識のない)が現物送ってくれました! 「LIBRARY GUIDE BOOK」という利用案内(こちら
最近、すっかり周囲はスマートフォン所持者ばかり。特に図書館業界のスマホ率は相当高いような気がします。というところから、「図書館等のスマホ対応はどうなっているのだろう?」と、少し疑問に思い調べてみました。ただ、調べていくといろんな疑問点が出てきて収集がつかなくなったので、今回は蔵書検索に的を絞ってみました。 業界情報ということで、まずはやはりカレントアウェアネス・ポータル(http://current.ndl.go.jp/ 以下カレント)で情報収集してみました。以下は海外の動向。(過去の記事なので、本文中のリンク切れが一部あります) WorldCat、iPhoneに対応(2008年9月18日) Google Book Search、携帯電話向けOS“Android”対応アプリケーションを開発(2008年11月11日) 米国でも携帯電話・携帯機器向けOPACが広がりの兆し(2009年2月10日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く