人気アニメやマンガなどの舞台になった神社で参拝客が急増する例が日本各地に起きている。「ひぐらしのなく頃に」の舞台になった岐阜県大野郡白川村の「白川八幡神社」もその一つ。神社としては参拝客を歓迎しているが、世界遺産の場所であり、「町おこしイベント」のような展開は難しいのだそうだ。 有名になった「鷲宮神社」だけでない「聖地巡礼」ブーム 人気アニメ「らき☆すた」の舞台になったことで、埼玉県鷲宮町の「鷲宮神社」の参拝客が急増、町をあげてのイベント開催にまで発展した。こうしたアニメやマンガなどの舞台になった土地を訪ねることを、ファンの間では「聖地巡礼」と呼ぶ。「鷲宮神社」では、ファンが押し寄せ記念写真を撮影したり、絵馬にアニメの登場人物の似顔絵などを描いて奉納するといった異変が起きている。2008年正月3が日の参拝客は前年を17万人上回る30万人。この人気にあやかろうと町の商工会議所が旗を振り、「ら