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ブックマーク / shunichi-arai.blogspot.com (5)

  • 真の人月商売こそが受託開発産業を救う ― 請負契約ではITプロジェクトは失敗する

    私は自分では受託開発を原則として請けないことにしていますし、受託開発という産業にはあまり興味がありません。しかし現実問題として日のソフトウェアビジネスの大半は受託開発産業です。 また自分では受託開発を請けないけれど、他人や他社にプログラミングを外注することはあります。今日は、受託開発のお話です。 受託開発産業でよく言われることに「人月商売からの脱却」などというフレーズがありますが、そうした発言はまさに愚の骨頂と思います。経済やビジネスの原理原則を知らない愚かきわまりない発言です。 受託開発というのは、プログラマーという専門職の時間を使って作業を提供して、その成果物を納品する仕事なのですから、コストは当然プログラマーの作業時間となります。 商品の値段というのは、通常はコストに利益を乗せて売られますから、プログラマーがどれだけ働いたかで算出されるのは、きわめて自然な値付け方式です。 「そうで

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    mickn 2014/05/12
  • oDeskで本格的な開発プロジェクトをやってみたよ

    oDeskをつかって格的なソフトウェア開発プロジェクト(1人月)をやってみたので、そのご報告です。oDeskをつかってみようと思う方には、かなり参考になるのではないかと思います。 oDeskとは、世界中にいるフリーランサーやアウトソース企業にさまざまな仕事を頼むことができるアウトソースサイトです。他のサイトと比べた特徴としては、作業内容の記録ツールを使った時給払いに対応していることです。クレジットカードで支払いできて送金も楽ちんです。 今回なぜoDeskを使ってみたかというと、純粋に海外アウトソーシングに興味があった点が一つ、もうひとつは少しでも開発コストを減らせないかという考えがありました。 開発コストの観点から言うと、oDeskで雇える人のうち、しっかりした実績があるような人の時給は$25くらいに設定されているので、人月40万円くらいの計算になります。 日でもジュニアプログラマなら

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    mickn 2013/08/07
  • PBKDF2によるパスワード暗号化の手順

    会員制ウェブサイトのように、ユーザからのパスワードを保存するシステムでは、必ずパスワードを暗号化して復元できないようにして保存しなければなりません。なぜなら、もし情報漏洩が起こったときにユーザのパスワードが漏洩してしまったら、他のウェブサイトなどへも侵入され、致命的な結果につながりえるからです。 もしあなたが技術者でなくても、技術者や外注先にたいしてパスワードの暗号化保存を要件に入れるべきです。そのときはこの記事をお見せください。 (もちろん全てのウェブサイトで使うパスワードを変えるのが望ましいでしょうし、もし可能ならパスワードに頼らないハードウェアトークンによる認証などの強力な仕組みを採用するのが良いのでしょうが、現状では皆がそこまでできていないのが現実かと思います。) これまでですと、パスワード保存にはSHA1やMD5のハッシュ関数の適用などによって暗号化していることが多かったかと思い

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    mickn 2012/11/21
  • ファーストサーバの事故から考えること

    つい先日、ファーストサーバというホスティング企業が多数の顧客の全データを喪失するという前代未聞の事故が起こりました。 twitterやfacebookでは技術者や弁護士など、様々な方々が色んな観点からの議論を始めています。 私としても、今回の事故から得られた教訓と、弊社でのデータ保全の取り組みについてお話ししたいと思います。 大規模障害の概要と原因について(中間報告) ファーストサーバ サポートWEB こちらに中間報告があがっていますが、オペレーションミスによりサーバの削除タスクをバックアップ環境を含めた全サーバに対して適応してしまったという前代未聞の事故です。 動的にサーバのプロビジョニング(構成管理)を行う場合には、バグやオペミスによりデータを誤って消してしまうということは考えられますので、その点では作業手順やプログラムの安全品質については厳重な管理が必要と考えられます。 質的な原因

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    mickn 2012/06/25
  • 日本から逃げた先に幸せはあるのか?

    2月2日から3ヶ月の予定でバンコクに滞在中の新井です。こちらにお立ち寄りの方、在住の方など、是非お気軽にお声がけ頂ければと思います。 こちらでタイ語を学んだりしながら、のんびり暮らしています。と言いたいところですが、スケジュールのきついプロジェクトがあるので毎日バリバリ仕事をしています。 私は、これまでロンドンやソウルなどに3ヶ月くらい長期滞在して語学を学んだり遊んだりして暮らしてきた経験がありますが、今回も同じような遊学の予定です。前回までと違うのは、今回はフルにインターネット接続された状態で、日と同じように仕事をこなしながら生活するということです。 べつにバンコクに永住しようとか、仕事を見つけようとか、そういう考えがあるわけではありません。単にバンコクにしばらく暮らしてみたくなっただけです。10年前とは違い、いまは高速なインターネットが容易に手に入る時代ですので、このように海外に長期

    日本から逃げた先に幸せはあるのか?
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    mickn 2012/02/21
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