しばらくぶりに書いてみる。 なぜブログを書くのをやめてしまったのか。正直いって姉の死が大きかった。 (2007年5月3日逝去 56歳) その前年に母を亡くしたばかりだったこともあるが、姉はまだ56歳、死の一年前はものすごく元気で、死への闘志に燃えていた。その人が一年後には骸である。(ちなみに姉の死因は大腸がんであった。) 正直に言って母の死よりも姉の死のほうが、私にとってはるかにショックな出来事だった。子供時代の、幸せな4人家族の永遠の幻想が私の中で長続きしていたのだが、その最期の、最強の仲間が死んで、私は完全な一人ぼっちになってしまい、幻想も壊れた。(そしておそらくはシスコンでもあったのだろう・・・・) 母の場合、突然死であり、その死の過程を見ることはなかった。一方姉の場合は、死の一年前、母の死の直後に不治を宣告され、死にいたるプロセス全てに姉の夫とともに立会い、最期は、聖路加病院のホス