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文学に関するmicrogravityのブックマーク (30)

  • 米文学界最恐の文芸評論家ミチコ・カクタニの引退

    アメリカ文学界で最も恐れられたニューヨーク・タイムズの文芸評論家ミチコ・カクタニが引退を表明。歯に衣着せぬ毒舌を浴びせられた大御所作家は数知れないが、その業績は高く評価されている> ニューヨーク・タイムズ紙の書評欄主任(chief daily book critic)のミチコ・カクタニ氏が7月末に引退を発表した。このニュースは、瞬く間にソーシャルメディアで広まり、主要メディアも大きく伝えた。 ミチコ・カクタニは、「角谷美智子」という日名も持つ日系2世のアメリカ人で、イエール大学卒業後、ワシントン・ポスト紙に記者として務め、タイム誌を経て、1979年から記者としてニューヨーク・タイムズ紙に加わった。83年から書評を書き始めて現在に至る。 作家ではない文芸評論家の引退がアメリカだけでなくイギリスでも大きなニュースになったのには訳がある。カクタニは、最も影響力を持つ文芸評論家として、英語圏の

    米文学界最恐の文芸評論家ミチコ・カクタニの引退
  • 村上春樹の小説は「イケアのソファ」 その心は:朝日新聞GLOBE+

    ■村上と握手をし損ねた僕 09年のエルサレム賞審査で、他の審査委員たちは、とても年を取ったアメリカ人作家を推していたけれど、僕は大反対だった。その作家は30年前に受賞するべきだったんだよ。僕は「30年後、村上にエルサレム賞を与える」なんてことにならないために、今こそ彼に賞を与えるべき、と強く主張した。僕の主張が受け入れられた時、僕はイスラエルで最も幸福な男だったね。 彼が授賞式に出席するためエルサレムにやってきた時、事前に審査委員たちとディナーを共にする機会があった。だけど僕自身は、息子の病気のせいで出られなかったんだ。それで、番の授賞式にだけ出席した。 授賞式にやってきた人々は、みんな村上に飛びつかんばかりだった。「村上だ!」「村上だ!」って叫んで、彼の写真を撮りたがったり、村上と一緒に自分を自撮りしようとしたり。だけど、村上は決してフレンドリーな性格じゃない。人々が興奮すればするほど

    村上春樹の小説は「イケアのソファ」 その心は:朝日新聞GLOBE+
  • 『コンビニ人間』だけじゃない!2016年必読の日本小説ベスト12(鴻巣 友季子) @gendai_biz

    今年もやってまいりました、年末ジャンボベスト「日小説編」。このコーナーは字数制限(ほとんど)なしの太っ腹ベスト、冊数もとくに決められていません。それでは、今年はテーマ別でお勧めを12冊ご紹介します!(番号は便宜上つけているもので、順位ではありません。書影、書名クリックでamazonに飛びます。) 同調と排除 のっけから重いテーマですが、日の気鋭作家による以下3冊すべてに共通するのは、行き過ぎた同調と、異物、異質性の排除ということ。 今年は、グローバリズムの曲がり角というべきか、ボーダーレスで多様性重視の「グローバルごっこ」なんてやってられるか! というアングロサクソンの逆ギレで、イギリスのEU離脱、アメリカでのトランプ大統領誕生と、英米の排外主義がいつになくはっきりと打ち出された衝撃の1年でした。 1 村田沙耶香『コンビニ人間』文藝春秋 今年、日の出版界では、芥川賞を受賞した村田沙

    『コンビニ人間』だけじゃない!2016年必読の日本小説ベスト12(鴻巣 友季子) @gendai_biz
  • It's the language, stupid! :a column on "Junky"

    『ジャンキー』とバロウズのことば (W.S.Burroughs『Junky』(2001 年 9 月, IGC ミューズ)解説、 pp.177-180) 山形浩生 どんな分野でも、ある作家なりクリエーターなりアーティストなり(そしてその人の作品)が名前を残すための条件がある。それはもちろん、単に売れるものを作ればいいという話じゃない。「芸術性」の高いものを作ればいいというわけでもない(というか、そもそも「芸術性」ってなんだ?)大作家が、そのジャンルの王道にしたがって押しも押されもしない大作を発表したら、その時にはほめられる。でも、やがて忘れ去られるだろう。真に記憶されるためには、その分野やジャンルそのものの拡大や更新、生命力に貢献しなきゃいけない。 そしてウィリアム・バロウズ『ジャンキー』は、小説(少なくとも英語圏の小説)の生命力に貢献してくれた小説だ。 たとえばジョン・ケージが、ピアノを一

  • デザイン書買取販売 nostos books ノストスブックス

    2024.2.6(火) フランソワ・アラール『Casa Ghirri』、『月映』など 38冊を入荷しました

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  • 阿呆船 - Wikipedia

    『阿呆船』(あほうぶね[1][2]、あほうせん[3][4]、ドイツ語: Das Narrenschiff ダス・ナレンシフ、原題・初期新高ドイツ語: Daß Narrenschyff ad Narragoniam、ラテン語:Stultifera Navis) は、15世紀ドイツの作家ゼバスティアン・ブラントによって書かれた諷刺文学である。1494年にバーゼルで刊行された。1497年にはラテン語訳も刊行され、その後英語、フランス語、オランダ語など各言語に翻訳されて16世紀ヨーロッパにおけるベストセラーになった。 内容[編集] ありとあらゆる種類・階層の偏執狂、愚者、白痴、うすのろ、道化といった阿呆の群がともに一隻の船に乗り合わせて、阿呆国ナラゴニアめざして出航するという内容である。全112章にわたって112種類の阿呆どもの姿を謝肉祭の行列のごとく配列して、滑稽な木版画の挿絵とともに描写してお

    阿呆船 - Wikipedia
  • 百年の孤独 - Wikipedia

    『百年の孤独』(ひゃくねんのこどく、西: Cien Años de Soledad、シエン アニョス デ ソレダッド、英:One Hundred Years of Solitude)は、ガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説。初刊原書はスペイン語で、1967年に出版された。日語訳は1972年に新潮社で刊行。 紹介[編集] ガルシア=マルケスの代表作で、世界各国でベストセラーになり、ラテンアメリカ文学ブームを巻き起こした。作を主に、1982年秋にノーベル文学賞を受賞した。2002年のノルウェイ:ブッククラブ「世界傑作文学100」や、1999年のフランス:ル・モンド「ル・モンド20世紀の100冊」[1]に選ばれた。『考える人 特集 海外の長編小説ベスト100』(2008年5月号、新潮社)ではベスト1に選ばれている。 世界46言語に翻訳され、累計5000万部の発行部数とされている。 初刊訳

    百年の孤独 - Wikipedia
  • マコンドの戸籍簿

    マコンドの戸籍簿 凡例:鼓直訳『百年の孤独』(新潮社,初版)を基に、この作品に登場する人物を五十音順にまとめる。ブエンディーア家直系の者は、ホセ・アルカディオ・ブエンディーアとウルスラ・イグアランを初代(I)として、代数を名前の直後にローマ数字で示す。また、解説文中、紛らわしい場合もかっこ内に代数を示す。 参照する事項は「→」にて示す。 サイトマップへ 〈ア〉 【アウグスト・アンヘル神父】 マコンド四代目の神父。五代目として老齢の司祭が記録されているが、名前の残っている者としては最後の神父。 頑固で傍若無人、向こう見ずな人柄。趣味は一日に何度も鐘を鳴らしたり、一軒一軒家を回り、ミサに出向かせること。好物のミートボールはその消化不良を楽しむほど。 灰の水曜日、アウレリャーノの異母子17人に施した洗礼による額の十字は彼らの虐殺の際に標的としてしまう。 「落葉」「大佐に手紙は来

  • クトゥルフ神話 - Wikipedia

    クトゥルフ神話(クトゥルフしんわ、Cthulhu Mythos)は、パルプ・マガジンの小説を元にした架空の神話[1]。 20世紀にアメリカで創作された架空の神話であり、「アメリカ神話」とも呼ばれる。作中では逆に、人類史の神話は太古からのクトゥルフ神話の派生であるということになっている。 パルプ・マガジンの作家であるハワード・フィリップス・ラヴクラフトと友人である作家クラーク・アシュトン・スミス、ロバート・ブロック、ロバート・E・ハワード、オーガスト・ダーレス等の間で架空の神々や地名や書物等の固有の名称の貸し借りによって作り上げられた。 太古の地球を支配していたが、現在は地上から姿を消している強大な力を持つ恐るべき異形の者ども(旧支配者)が現代に蘇ることを共通のテーマとする。そのキャラクターの中でも旧支配者の一柱、彼らの司祭役を務め、太平洋の底で眠っているというタコやイカに似た頭部を持つ軟体

  • 芥川賞夫婦…川上未映子さんと阿部和重さん結婚 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    芥川賞夫婦…川上未映子さんと阿部和重さん結婚 (11月30日 14:38) 小松左京さん、宇宙へ…450人冥福祈る (11月29日 20:33) 家康側室の遺髪と確認…三百年経てなお黒い (11月29日 07:56) ナマハゲなど記載見送り…ユネスコ無形文化遺産 (11月28日 19:47) 寂聴さん「日に誇りを」…古典の日制定推進 (11月28日 19:12) 博物館注意!セルロイドからガス、収蔵品劣化 (11月28日 15:34) 壬生の花田植と佐陀神能、ユネスコ無形遺産に (11月27日 19:47) 里見香奈、2連勝で4連覇…将棋・倉敷藤花戦 (11月27日 19:31) 伊勢神宮で読響、雅楽と共演 (11月26日 21:20) 南山中女子部の斎藤さんが1位…中学校英語弁論 (11月26日 19:35)

  • 100 best books that make good holiday reads for summer 2022

    Now that the summer season is upon us, there's nothing like escaping the office or your home to sit outside with your favourite read. With most people desperate to get away from their daily routine for even just a few days, packing a good book or two to get lost in on holiday is never a bad idea. While there are plenty of new titles being released throughout the year, making it hard to choose new

    100 best books that make good holiday reads for summer 2022
  • 猫の文学(猫本大全集)

    、ねこ・・・、すべての物語、小説漫画・・・。ばかりを集めた、をめぐる文学のすべて。わたしがお薦めするを紹介するコーナーです。 はたくさんあります。の飼い方を書いたの気持ちがわかる、動物行動学的にを分析した研究などなど、無数にあるのなかから、ここではが登場する小説や物語、あるいは漫画など、どちらかというと文学よりのを紹介していきます。 小説 のエッセイ 漫画 その他のお薦め 今さら書くのも恥ずかしい極めつけの 熱烈な恋人たちも、謹厳な学者たちも、 熟した齢ともなれば、ひとしなみにを愛する、 彼らと同じく寒がりで、引きこもりがちのたち、 精気あふれておとなしい、家の誇りのたちを。 ボードレール「たち」 小説 ■『ジェニィ』 (ポール・ギャリコ著 新潮文庫) 突然まっ白なになってしまったピータ

  • 「見えない都市」と銀河鉄道999

    マルコ・ポーロが架空の都市をフビライ・ハンに語る幻想譚。 …なのだが、どうしても銀河鉄道999(スリーナイン)を思い出してしまう。というのも、999に出てくるさまざまな「惑星」は、いまの現実のいち側面をメタファーとしてクローズアップさせていたことに気づくから。 「見えない都市」では、55の不思議な都市(まち)が語られる。死者の住む都市といえばありきたりだが、死者のために地上の模型を地下に構築する都市。全てのモノを使い捨てにし、周囲に堆積した塵芥に潰される運命を待つ都市。地面に竹馬のような脚を立て、雲上に築かれた空中都市。 「銀河鉄道999」でも、奇妙な惑星(ほし)が出てくる。ルールや法律が一切ない惑星。すべてが化石となる惑星。密告を恐れて声をひそめる沈黙の惑星。命の尽きたペットが、主人を偲んで暮らす惑星。金属やプラスチック製のものが一切なく、すべてが枯木と枯葉だけでできた惑星。 異様な都市

    「見えない都市」と銀河鉄道999
  • 木原『ピンチョン「逆光」を読む』 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ピンチョンの『逆光』を読むー空間と時間、光と闇 作者: 木原善彦出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2011/06/22メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 100回この商品を含むブログ (6件) を見る解説書としてはよいと思った。でも、あらすじ解説はぼくがここでやったもののほうがいいと思うけど。いろんな概念や用語の簡単な説明は確かにありがたいし。でも、ごく普通の解説で、これが独自に開拓している新しい読み方みたいなのはあまり感じられない。これをとりあげるならピンチョンの小説そのものを書評すべきだと思った。 あと、この小説についてのぼくのレビューのうち「細部をほじくるカニを喰うような作業におもしろみを感じる人には是非」という部分を引いて、でもそれは自閉的な行為ではなくそうした細部に世界を見るような作業なのでありヲタどもが細部の追求で世界を拓くのにも通じる、と愚かしい

    木原『ピンチョン「逆光」を読む』 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • Amazon.co.jp: リストマニア

    ピンチョン『逆光』を読むための参考書 斗升品張 Against the Day "ピンチョンの集大成的傑作" 数学をつくった人びと〈2〉 (ハヤカワ文庫NF—数理を愉しむシリーズ) "まずは「四元数」を知るために。ハミルトン、リーマン、コワレフスカヤも。" 博覧会の政治学 まなざしの近代 (講談社学術文庫) "博覧会の政治性を知ろう" 発明超人ニコラ・テスラ (ちくま文庫) "テスラを知ろう" タイムマシン開発競争に挑んだ物理学者たち "タイムマシン開発の歴史。テスラも登場。" The Rider Tarot Deck "このタロットの図柄は重要" 時間は実在するか (講談社現代新書) "「時間の非実在性」論を知ろう" 幽霊を捕まえようとした科学者たち "世紀転換期の霊媒や心霊学会を知ろう" 素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~ "リーマン予想の分かりやすい解説" 民衆のアメリカ

  • Thomas Pynchon Wiki - A Literary / Literature Wiki

    NEW: The Wiki for Thomas Pynchon's latest, Bleeding Edge, with full index of characters (with page numbers), page-by-page annotations, reviews, and lots more, is now LIVE!. We currently have eight wikis running here, covering all of Thomas Pynchon's novels: Bleeding Edge (2013), Inherent Vice (2009); Against the Day (2006); Mason & Dixon (1997); Vineland (1990); Gravity's Rainbow (1973), Pynchon's

  • "Against the day" Review

    ピンチョンの意地悪な新作 Thomas Pynchon, Against the Day (Penguin, 2007) (『一冊の』2007 年 9 月号 pp.26-7) 山形浩生 要約: 十九世紀末のシカゴ万博ではじまり、ウェスタン小説とアナキストの価値薬と、四元数とニコラテスラと、中央アジアのシャンバラ探索とリーマン・ゼータ仮説と飛行船少年冒険物語とツングースカ大爆発とをからめた得体の知れない収拾のつかない変な話。細部の深読みに喜びを見いだす人は大いに楽しめるだろうが、結局何だったんだ、という小説ではあって、読むヤツいるのか、という感じ。実は読者にイジワルしようとしてピンチョンが書いてるだけじゃないかとも思うのだが。 トマス・ピンチョンの新作が出たのはしばらく前のことなのだが……いったいこれをどうまとめていいものやら。もともと謎の作家として評価の高いピンチョンの各種小説は、そのほ

  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • レメディオス・バロ: In / Flux

    『夢魔のレシピ-眠れぬ夜のための断片集』レメディオス・バロ(著) / 野中雅代(訳) / 工作舎 / 1999 レメディオス・バロの『夢魔のレシピ』を読んだ。 レメディオス・バロは日ではまだあまり知られていない。しかし絵は知られている。(ひょっとしたら観たことがある人もいるかも。) たとえばガルシア・マルケスの『百年の孤独』(邦訳)の表紙絵はバロの絵だ。螺旋状の不思議な城(ところどころに塔が建っている)を描いた絵。 バロは単なる「腕の確かな幻想画家」ではなかった。もともとはアンドレ・ブルトンらとヨーロッパで活動していたシュルレアリストだった。第二次大戦によりメキシコへの亡命を余儀なくされ、そこで同じくシュルレアリストであったレオノーラ・キャリントンと再会する。メキシコで格的に画家として活動をはじめ、画風を確立した。いま評価されている絵のほとんどはメキシコ時代に描かれたものだ。 ぼくは、

  • 読みあぐねている人のためのピンチョン入門 (逆光 - トマス・ピンチョン) - 青色2号

    恒例となりました「おまえピンチョン言いたいだけやろ!!」のコーナーです。このたび『逆光』を読み終えましたので感想……と思いきや、そもそも感想だのレビューだのは、良質なものがすでにネット上にあふれておった。とりあえずこのエントリの最後にもいくつか載せましたが、これだけいろいろあって、僕なんかが何をか言わんやと思ってしまいましたので、今回は違うことを書きます。 それはいったいなにかってえとですね、新潮社からトマス・ピンチョン全小説が刊行され、僕がこうして恒例になるほどピンチョンの小説の感想を書いているというのに、僕の観測範囲でこれらを読む人が増えたようには思えないということに関連しています。そう、これは完全に僕の不徳の致すところ、もうちょっとこう、「ピンチョン気になるな、でも高いし面倒そうだな」って人が読んでほしい。面白い感想など書いてほしい。みんなが読めばきっともっと(僕にとって)愉快な世界

    読みあぐねている人のためのピンチョン入門 (逆光 - トマス・ピンチョン) - 青色2号