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歴史と書評に関するmicrogravityのブックマーク (17)

  • 面白くて繰り返し読める歴史関連本10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    繰り返し読める10冊を挙げてみます このブログを運営するにあたってというのもあるんですが、ぼくはだいたい年間で100冊くらいを読みます。 高校生のころからかなり真面目にを読み始めたのですが、印象に残ったり、大きく考え方や行動に影響を与えたり、繰り返し読めるというのは限られています。 今回は、これまで読んできた中で、特に面白くて繰り返し読める歴史関連10冊を紹介したいと思います。 1. アーロン収容所 会田雄次 アーロン収容所 (中公文庫) posted with カエレバ 会田 雄次 中央公論社 1973-11-10 Amazonで購入 楽天市場で購入 第二次世界大戦後、現在のミャンマーで英軍の捕虜になった筆者の、捕虜中の生活が中心に語られた伝記。 日軍捕虜の実情を知る上での貴重な証言であると同時に、 イギリス人、インド人、ミャンマー人、ネパール・グルカ兵、そして日人の行動様

    面白くて繰り返し読める歴史関連本10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 『昭和史』はスゴ本

    の現代史の決定版。 過去を見ると未来が見える。質的に変わっていない日がある。むしろ、変わらない質が得られる、というべきか。波乱と躍動に満ちた昭和は、ドラマよりもドラマチックで、おもしろい。 維新だ改革だと、やたら変化が叫ばれている。ニッポンの上っ面はめまぐるしく、スローガンとキャッチコピーはどんどん入れ替えられる。だが、質はこれっぽっちも変わっていない。昭和と平成を比べると、同じ問題に同じ応対をしている。その学習能力のなさは、悲しいぐらい変わっていない。翻ると、未来を考える上で非常に示唆に富むといえる。 まず、不況時の国民に選ばれたカリスマは、スタンドプレーな外交で国際関係に危機をもたらすだろう(マスコミが煽ったら戦争になる)。これは、未来に起きる昭和の話だ。アメリカ相手に強気一辺倒で、三国同盟を結んできた外相・松岡洋右のことだ。マスコミはこぞってヒーロー扱いしていたが、まさか

    『昭和史』はスゴ本
  • ダイアモンド『銃、病原菌、鉄』2005年版追加章について

    ダイアモンド『銃、病原菌、鉄』2005年版追加章について 山形浩生 草思社の倒産で一時はどうなるかと思った『銃、病原菌、鉄』邦訳だが、無事に復活して文庫にもなって、まずはめでたい。おもしろいだし非常に含蓄があるので、これが入手困難になるのは大変痛かったもので。 しかし、アマゾンのレビューを見ていると、変な記述に出くわした。これだ: 翻訳されていない一節 (Tsiroeht Emag) 訳されなかった章がある? そんなバカな。草思社が(愚かにも)参考文献をカットしたのに怒ってみんなで訳したときに、原書はちゃんと見ているがそんな章はなかったぞ。(なお、草思社も知恵をつけて、その後参考文献をウェブで公開したうえ、文庫版にはちゃんと載せているのでご安心を。)それも日人に関する章で人間宣言がどうしたこうした? そんな最近の話を扱っているわけもないと思って、コメントにもそう書いたんだが…… 調べて

  • 「疫病と世界史」はスゴ本

    感染症から世界史を説きなおしたスゴ。 目に見えるものから過去を再現するのはたやすい。事実、書簡や道具から過去を再構成することが歴史家の仕事だった。が、この一冊でひっくり返った。「目に見えなかったが確かに存在していたもの」こそが、人類史を条件付けていたことが、この一冊で明らかになった。 著者はウィリアム・マクニール、名著「世界史」で有名だが、書では、感染症という観点から世界史を照らす。欠けている部分は推理と計算を駆使し、見てきたかのような想像力を見せつける。それは、面白いだけでなく、状況証拠を示すことで強力な説得力を併せ持つ。 書の結論はこうだ。 人類の出現以前から存在した感染症は、人類と同じだけ生き続けるに違いない。人類の歴史の基的なパラメーターであり、決定要因であり続ける。 書は、宿主である人と病原菌の間の移り変わる均衡に生じた顕著な出来事を探っていく。帝国や文明の勃興・衰亡レ

    「疫病と世界史」はスゴ本
  • セックスはなぜ楽しいか/ジャレド・ダイアモンド: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 タイトル: セックスはなぜ楽しいか コメント: 歴史上の人類の文明の崩壊に関する分析を通じて現代社会のサステナビリティの問題を問うた力作『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』が感動的だった、ジャレド・ダイアモンドの1997年の作品(日発売は1999年)。 『文明崩壊』の前にも、なぜ人間は五つの大陸で異なる発展をとげたのか?を分析した『銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』でピュリッツァー賞、コスモス国際賞を受賞した著者のジャレド・ダイアモンドですが、こののタイトルはなにやら上記2冊とは異なる雰囲気ですよね。 でも、実際に読んでみると、ちょっと刺激的なタイトルのかもしだす雰囲気とは異なることがすぐにわかります。 そして、なぜ著者がこののあとに『銃・病原

  • CUT 2002/12 Book Review

    無謀だが壮大な試み:でも堂々巡りになってないか? (『CUT』2002 年 12 月) 山形浩生 その昔、ここでもレビューしたダイアモンド『銃・病原菌・鉄』を読んだときの感動というのは、人間の発達の大きな流れが、実は地域的な物質環境でここまで規定されてしまうのか、という驚きとともに、ここまで無謀なことをたくらむやつが、よくもまあいたもんだという感動だった。人間の数万年にわたる歴史を、ここまで単純化して説明してしまうとは! たいがいの人間であれば「いやあ、まあ歴史にはいろんな要因がありますから、そんな簡単にはいえませんよ」と慎重かつ臆病なコメントをして、こうした試みにはそもそも手をつけようとしないだろう。それをやってしまったばかりか、まがりなりにもつじつまをあわせてしまうとは。恐れ入りました。 マイケル・マン『ソーシャルパワー』を読んだときの印象もそれに近い。石器時代からはじめて現代まで、人

    microgravity
    microgravity 2011/11/25
    「ソーシャルパワー:社会的な<力>の世界歴史」ローレンス・レッシグの唱える人を規制する四つの力
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: Google Earth のような人類史「銃・病原菌・鉄」

    Google Earth が愉快なのは、バスケットボール大の地球を、文字通り「手玉に取る」ところ。数千キロをぐるりとまわし、見たいピンポイントをズーミング。バードビューからサテライトビューまで自由自在。 この感覚で人類史を解説したのが書。 数千~数万年単位の歴史を、猛スピードでさかのぼり、駆け下りる。大陸塊を横長・縦長で比較しようとする巨大視線を持つ一方で、たった16キロの海峡に経だれられた文化の断絶ポイントを示す。時間のスケールを自在にあやつり、Google Earth をグルグルまわす酩酊感と一緒。地球酔いしそうだ。 ■ 書のテーマとアプローチ 「東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」のNo.1がこれ。 世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか? たとえば、なぜヨーロッパの人々がアフリカや南北アメリカ、オーストラリアを征服し、どうしてその

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: Google Earth のような人類史「銃・病原菌・鉄」
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0070.html

  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0062.html

  • Passion For The Future: 22世紀から回顧する21世紀全史

    22世紀から回顧する21世紀全史 スポンサード リンク ・22世紀から回顧する21世紀全史 結構ページ数はあるのだが読むほどに目が冴えて、連休の一晩でいっきに読みきってしまった。 著者は二人。NASAの主任研究員で火星探査プロジェクト及び2005年の火星偵察オービタープロジェクトの中心人物Gentry leeと、ベストセラー「スティーブン・ホーキング 天才科学者の光と影」の著者Michael White。これからの100年の政治・経済、社会・文化技術を大胆に、しかし詳細に描いた壮大な未来予測の書。22世紀の歴史家が100年を振り返る小説という形式をとっている。 物語は、バイオ革命の明暗、核の惨劇、混沌の時代、新世界秩序の構築、ネットワークワールドに暮らす、21世紀、宇宙への旅の順で、全6章から構成されている。時代を俯瞰するマクロの視点と、英雄と名もない一般生活者の個の視点が交錯しながら、

  • 『21世紀の歴史』――パクス・アメリカーナ後に押し寄せる“三つの波”

    ミッテラン政権で大統領補佐官をつとめ、サルコジ政権では「アタリ政策委員会」委員長としてフランス変革のための政策提言をしているジャック・アタリ。現代フランスを代表する知性である彼が、混沌する世界を展望したのが『21世紀の歴史』である。 世界に押し寄せる三つの波とは アメリカを中心とした世界は2025年に終わり、その後三つの波が世界に達するという。 第一の波は「超帝国」。教育、医療、軍事までもが、国家の衰退にともない私企業の役割になる。政府を市場が、民主主義を資主義が破壊する。一製品を市場に送り出しては解散する劇団型企業と、彼らを市場に紹介するサーカス型企業が主なプレイヤー。そうした企業を所有するのは、世界を渡り歩く超ノマドという人々だという。 第二の波は「超紛争」。国家弱体化のために地域紛争が続発。そのプレイヤーとして非国家の武装集団「海賊」が生まれる。安い武器の広がりとともに、世界中で紛

    『21世紀の歴史』――パクス・アメリカーナ後に押し寄せる“三つの波”
  • 未来の歴史とノマドの時代 | 世界級ライフスタイルのつくり方

    仕事も家庭も世界が舞台! オーストラリア人の夫と3人の子どもと共にロンドンにて世界級ライフスタイルを実践中! 最近なかなかを読む時間が取れないのでまだ読めていないのですが、NHKで著者ジャック・アタリのインタビューが放送されたようでYouTubeに全編あったので見ました、『21世紀の歴史 – 未来の人類から見た世界』。 『世界級キャリアのつくり方』の黒川教授も最近のブログで書評を書かれています。 2時間のインタビューです、こちら(↓)からどうぞ。 1/6 ジャック・アタリ 緊急インタビュー「第1回 危機の核心とは何か」 長い間、歴代フランス大統領のアドバイザーを務め、現代を代表する知性ともいわれるジャック・アタリが長い歴史から学び考察し21世紀の予測を立てたものです。 黒川さんはジャレド・ダイヤモンドの『文明崩壊 – 滅亡と存続の命運を分けるもの 』を思い浮かべたと書かれていますが(私も

  • マクニール「世界史」はスゴ本

    800ページで世界史を概観できる名著。 「シヴィライゼーション」という文明のシミュレーションゲームがある。暇つぶしのつもりで始めたのに、暇じゃない時間まで潰されてしまう危険なゲームだ。マクニール「世界史」もそう。それからどうなる?なんでそうなる?に次々と答えてくれる書は中毒性が高く、読むシヴィライゼーションといってもいい。 ゲームのように面白がれないが、ゲームのように熱中して、マクニール「世界史」の最新完訳版を読む。世界で40年以上にわたって読み続けられており、blog/twitter/tumblr でスゴいスゴいと噂には聞いていたが、たしかに素晴らしい。何が良いかっていうと、「眠くならない歴史」であるところ。 話は少しさかのぼる。流行に乗っかって教科書開いたはいいが、あれだね、睡眠導入剤として最適だね、山川世界史。パブロフのなんちゃらのように、開いた途端、急速に眠くなる。「メソポタミア

    マクニール「世界史」はスゴ本
  • 注目新刊:ジャック・アタリ『21世紀の歴史』作品社 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    21世紀の歴史――未来の人類から見た世界 ジャック・アタリ:著 林昌宏:訳 作品社 08年8月 体2400円 46判上製348頁 ISBN978-4-86182-195-0 ■帯文より:2050年、そして2100年、世界の中心都市はどこか? 国家、資主義、宗教、民主主義は、どうなっているのか?「ヨーロッパ復興開発銀行」初代総裁にして経済学者・思想家・作家であり、「ヨーロッパ最高の知性」と称されるジャック・アタリ。これまでの、ソ連崩壊、金融バブル、新たなテロの脅威、インターネットによる世界変化を予測し、見事に的中させてきた。書はアタリが、長年の政界・経済界での実績、研究と思索の集大成として「21世紀の歴史」を大胆に見通し、ヨーロッパで大ベストセラーとなったものである。サルコジ大統領は、書に感銘を受け、「21世紀フランス」変革のための仏大統領諮問委員会「アタリ政策委員会」を設置した。

    注目新刊:ジャック・アタリ『21世紀の歴史』作品社 | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • Kousyoublog | 古代ギリシア人「労働は奴隷がやることだよねー」

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

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