障害者団体の定期刊行物に適用される割引郵便制度を悪用した郵便法違反事件が発覚し、郵便法違反の疑いで大手家電量販店ベスト電器販売促進部長ら数人が逮捕されました。 ベスト電器は、広告代理店博報堂エルグから「格安の郵便料金でDM発送ができる」と割引郵便制度を悪用したスキームを提案され、「違法との意識はなかった」との判断から採用したとのこと。一方の博報堂エルグは、印刷・通販大手ウイルコから提案された同スキームを検証せずそのままベスト電器に紹介した模様。ウイルコは障害団体に近しい大阪の広告代理店新生企業の発案を採用してスキーム構築し、障害者団体である白山会などの刊行物と商品パンフレットを同封したDM計約200万通をベスト電器の顧客に郵送。割引制度の悪用で通常1通120円が1通7円に割り引かれ、正規料金との差額計約2億4千万円を不正に免れたというのが事件の概要です。 ベスト電器は新聞社の取材に「違法性