ロボット・玩具の製品開発会社バイバイワールドは8月31日、拍手をするロボット「ビッグクラッピー」の予約受け付けを開始した。販売予定価格は、29万8000円(税別、送料別)。初回出荷台数は100台で、2018年初旬の発送を予定している。 電源を入れると5秒で動作をはじめ、「どこでも」「店頭」「会社」「飲み会」「お誕生日会」「スポーツ観戦」から6つのシチュエーションを選べば準備は完了。あとは、こちらが何もしなくても人感センサーで人を感知し、100種類以上のせりふをしゃべりながら自動で手をたたくという。 「見守りロボット」「感情認識ロボット」といったロボットが多くみられる中発表された、「拍手するだけ」のロボット。なぜ「拍手」なのか? 開発者に聞いた。 実はこのビッグクラッピー、バイバイワールドの代表取締役高橋征資氏(「高」は、はしごの高)が学生時代に研究していた「拍手技術」(関連論文)が基礎とな
まるで人間のように動くことができるロボットや壁を走ることもできるロボットカーなどの技術研究開発を行っているDisney Researchが、新たに1本脚でピョンピョンと跳びはねるロボットを公開しました。 Disney Research » Untethered One-Legged Hopping in 3D Using Linear Elastic Actuator in Parallel (LEAP) https://www.disneyresearch.com/publication/hoppingbot/ 銀色の台にセットされているのが、Disney Researchによって開発された1本脚ロボット。これまでにも1本脚でジャンプできるロボットは存在していましたが、今回のロボットは電源を含めた全てのコンポーネントを内蔵することで、外部機器を必要とせず単体で動作できるというのが最大の特
本物の鶴のように、折り紙が羽ばたいて空を飛んだら――そんな夢を叶えるラジコン「ORIZURU」をロームが開発し、「CEATEC JAPAN 2015」(10月7~10日、千葉・幕張メッセ)に出展している。全長は約70センチ、重さは約31グラムで、高さ6メートルの出展ブース内を自由に飛び回る。 ORIZURUは、子会社「ラピスセミコンダクタ」が開発した超軽量/省エネのマイコンボード「Lazurite Fly」を搭載し、無線通信機器や加速度センサー、地磁気センサー、モータードライバなどをSDメモリーカードほどのサイズに凝縮する。本体は和紙やカーボン製のパイプで作成し、徹底的な軽量化を目指した。 ラジコンのように手元で遠隔操作する。風向きなどの条件さえ整えば、1回の充電で最大10~20分間の飛行が可能だという。
こう主張するのは英サンダーランド大学の心理学者、ヘレン・ディスコル博士だ。さらに言えば、リアルさを増す仮想現実の進展で「肉体関係」というもの自体が原始的なものとしてとらえられるようになるだろうという。 仮想現実やロボットとの性行為は奇異に思われるかもしれないが、セックスに対する現在の考え方はたかだが100年程度の歴史しかなく、「急速かつラディカル」に変化することは不思議ではないとしている。「人間はいずれ仮想現実のパートナーと恋に落ちるようになるだろう」という。 仮想現実のセックスは現実よりもパーフェクトな体験をもたらすことができ、その結果多くの人々が仮想現実とともに1人で過ごすようになるかもしれない。これは人間の関係性に対する大きな課題になるとみる。 ディスコル博士が今後を示唆する例として挙げるのが日本。日本の若者にはセックスを面倒なものとして忌避する傾向が現れている上、「既に日本の男性に
カナダの研究者が社会実験として行っていたヒッチハイクロボット「Hitchbot」は8月2日、アメリカ大陸横断を始めてから2週間で破壊された。 Hitchbotはカナダ・マクマスター大学などいくつかの大学の研究者が社会学的な実験として行っていたロボット。子供くらいの大きさの円筒に模擬的な手足は付いているが、自分で移動する機能は持たない。どこに行きたいかをしゃべり、誰かの車に載せてもらいヒッチハイクで移動する。 顔に相当する部分にはLED表示、太陽電池とバッテリーにより携帯電話網を通して自分がどこにいるかを通知し、定期的に写真を撮影してInstagramにアップロード、Twitterにつぶやく(実際につぶやいているのは位置と画像を受け取った研究者の人だが)。簡単な会話もでき、内蔵バッテリーが低下すると充電を依頼、トリビアクイズでドライブ中の話相手にもなるという。 カナダ横断(約2週間)やドイツ
次世代ロボットに「ディープ・ニューラルネット(DNN)」を搭載する動きが始まった。DNNは脳科学の研究成果を取り入れた最先端のAI(人工知能)で、これを搭載したロボットは人間のように器用で素早い動きができるようになる。このため工場や倉庫、流通など様々な職場で、人間に代わって(あるいは人間と共に)働くロボットの登場が一層現実味を帯びてきた。 ●"New Approach Trains Robots to Match Human Dexterity and Speed" The New York Times, MAY 21, 2015 最大の問題は動きの鈍さ 現在、日米欧をはじめ世界各国で、これまでの産業用ロボットとは異なる次世代ロボットの研究開発が進んでいる。それらの多くは「サービス・ロボット」と総称され、その名の通り、掃除や洗濯、皿洗いなどの家事、あるいは工場や倉庫、運輸をはじめ様々な仕事
【倫理学】恐怖! モラルが高いロボットは仕事ができないことが判明 ― 彼らに「価値判断」を教えるということ めざましい勢いで進歩を遂げるロボット工学の分野で、近い将来登場するであろう高度な自律型ロボットには、人間の子供と同じように倫理やモラルを植え込むべきなのだろうか。そして倫理規範を教え込まれたロボットは、どのようにモラルを遵守しながら命令に従い、職務を遂行するのか……。先頃行なわれた実験では、人命を守るようにプログラムされた“倫理的”ロボットは、憂慮すべきほどに優柔不断で「使えない」存在であることが判明したという。 ■“倫理的”ロボットが優柔不断に ロボットは人間を守り、人間の命令に服従し、その限りにおいて自己を防衛するというのが、往年のSF作家、アイザック・アシモフ氏が提唱した「ロボット三原則」だが、今回、英ブリストル大学で行なわれた研究のコンセプトは、この三原則のうちの第一条である
要は、これまで商品中心主義で運営されてきた配送センターを作業員中心主義にすることによって、人間の作業の無駄を省き、その代わり疲れを知らないロボットに延々と働いてもらおうというわけだ。発想の逆転とは、こんなことを指すのだろう。作業員の仕事はこのロボットによってかなり効率化され、これまでの2~4倍の発送ができるようになるという。 もちろん、キヴァ・システムズのロボットをうまく動かすためには、優れたソフトウエアが必要だ。倉庫の中では、何十台、何百台というロボットが走行しているのだが、決して互いにぶつかることはない。ロボットが読める信号を配したシールが床にグリッド状に張られており、何百台のロボットがいても、それぞれが空いたシールを目指して走行する仕組みだからだ。 注文に従って、どのロボットがどの棚を取りに行くか、どの作業員の元へ届けるかも指令される。その指令によって、間違いなく正しい棚が正しい作業
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Boston Dynamics’ four-legged robot named WildCat can gallop at high speeds.Credit...Boston Dynamics SAN FRANCISCO — BigDog, Cheetah, WildCat and Atlas have joined Google’s growing robot menagerie. Google confirmed on Friday that it had completed the acquisition of Boston Dynamics, an engineering company that has designed mobile research robots for the Pentagon. The company, based in Waltham, Mass.
By Pierre Lecourt 主にスマートフォン向けに開発されたAndroid OSでおなじみのGoogleですが、ロボット開発企業7社への資金提供および買収を進めていることが判明しました。プロジェクトを進めているのは、Android OSの開発を率いたアンディ・ルービン氏で、買収対象には日本のロボット開発企業も含まれています。 Google Acquires Seven Robot Companies, Wants Big Role in Robotics - IEEE Spectrum http://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/industrial-robots/google-acquisition-seven-robotics-companies Google Puts Money on Robots, Using the Man
ボールの上に乗り、絶妙なバランス能力を見せるロボット。 これは東北学院大学 熊谷研究室の熊谷室長と研究生が開発したもので、 動画ではそのメカニズムも見やすい形で紹介されています。 このロボットは2つの制御モードによってコントロールされており、 ロボットの位置とバランスを保つ通常の制御モードと、 外部から力を受けても自動的に安定を保つ受動動作モードがあります。 受動動作モードでは、超重量の物でも指一本での運搬が可能になるそうです。 A Robot That Balances on a Ball ■ この技術って地震対策にも使えそう……。 いや、これは凄いわ。 +4 国籍不明 ■ クールだけど、作った意味があるのかと。 実際にどうやって応用すんの? アメリカ ■ 新しい車輪の形を創りだすことができる。 ってか想像できることは何でも可能になるよ。 結局は、文字通り新しい車輪ってことだよ。 アメリ
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