真ん中らへんに追記しました。 多重比較とは たとえば学校のクラスがA〜Bの3つあって、それぞれの国語のテストの平均値を比較して、「クラスによって国語の成績は異なるかどうか」を調べるときに、とりあえず分散分析を行いますね。しかし分散分析でクラスの効果が有意であったとしても、 A⇔B B⇔C C⇔A のどの組み合わせにおいて有意な差があるのかはわかりません。そこで、下位検定として多重比較ってのを行うように、と統計の教科書には書いてあります。 分散分析を上位検定として多重比較を下位検定と呼ぶ必要は必ずしもなく、最初から多重比較を行えばいいとも言えますが、「まず分散分析を行って、有意だったら多重比較」という手順で考察することは多いらしい。定番の手順をまとめたベージもありました。 で、初心者的にいうと、「何かと何かの平均値の差が有意であるかどうかを調べたい」場合に、2群の比較であればt検定が用いられ