ロシアでは、平均収入よりも多くの給料をもらうプロの「荒らし」が、ロシア政府を支持する議論をインターネット上で量産しているそうだ。実際の仕事の内容について、2か月間働いたというサンクトペテルブルクのブロガーが語っている(Radio Free Europe / Radio Libertyの記事、 本家/.)。 冒険心から荒らしの仕事をしてみたというこのブロガーは、「荒らしの工場」と呼ばれるサンクトペテルブルクの「Internet Research」に就職。誰でも仕事に就けるわけではなく、初めにサンプルの文章を書き、選別が行われるそうだ。彼が割り当てられたのは、自治体のWebサイトのフォーラムに3人1組でコメントをする部署だという。他の部署の誰かがフォーラムにニュースなどを投稿すると、悪人役となるチームの1人が当局を批判するコメントを書き込む。これに対し他の2人が反論し、主張に合わせた内容の画像