日本維新の会代表の橋下徹大阪市長(43)と、太陽の党の石原慎太郎共同代表(80)が17日、大阪市内で、共同会見し、正式に太陽の党を解党して日本維新へ合流することを発表した。代表には石原氏、代表代行に橋下氏が就任。12月4日の衆院選公示に向け候補者擁立作業を進める。会見で石原氏は自身を「ワンポイントの先発」とし、いずれは橋下氏を「殴ってでも(国政を)やらせる。(鎌倉幕府を開いた)頼朝にしなきゃいけないんだ」と、独自の言葉で後継指名した。 民主、自民両党に対抗する「第三極」結集に向け奔走していた石原氏と、途中、離別かと思われた橋下氏が並んで記者会見した。この日は、維新の会衆院選1次公認候補の選抜を終え、全体会議を経ての会見。石原氏は全体会議にも出席し、会見冒頭では「暴走老人の石原です」とあいさつ。笑いの本場・大阪で“つかみはOK”とばかりに、爆笑で維新代表デビューした。 片や、橋下氏が維新議員